はじめに
数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!
「国語の内申点がなかなか上がらない…」「テストの点数はそこそこなのに、なぜか評定が低い…」そんな悩みを抱えている中学生や保護者の方は、実はとても多いです。
中学国語の内申点対策は、数学や英語と比べて「何をすれば上がるのかわかりにくい」という特徴があります。しかし、内申点の仕組みと評価基準をしっかり理解すれば、誰でも戦略的に内申点を最大化することができます。
この記事では、授業態度・定期テスト・ノートの三本柱を軸に、今日から実践できる中学国語の内申点対策を徹底解説します。高校受験において内申点は合否を大きく左右します。ぜひ最後まで読んで、すぐに行動に移してください。
核心情報:中学国語の内申点はどう決まるのか?
まず大前提として、中学校の内申点(評定)がどのように決まるのかを正確に理解しましょう。
文部科学省の学習指導要領に基づき、内申点は以下の4つの観点で評価されます。
- ①知識・技能:漢字・語句・文法・表現技法などの知識や、読む・書く・聞く・話すの技能
- ②思考・判断・表現:文章を読んで内容を理解し、自分の考えを論理的に表現する力
- ③主体的に学習に取り組む態度:授業への積極的な参加、自主的な学習姿勢、粘り強く取り組む姿勢
※2021年度からの新学習指導要領では、従来の「関心・意欲・態度」「読む力・書く力」などが上記3観点に整理されています。
翔先生からのポイント:「多くの生徒さんが見落としがちなのが③の『主体的に学習に取り組む態度』です。これはテストだけでは評価されません。授業中の姿勢、ノートの取り方、提出物の完成度が直接この観点に影響します。つまり、テストの点数が平均的でも、日頃の取り組みが丁寧であれば、十分に高い評定を狙えるんです」
内申点を最大化するためには、テストで高得点を取るだけでなく、授業態度・提出物・ノートという「テスト以外の評価ポイント」を戦略的に積み上げていくことが不可欠です。
具体的な方法・解説
① 授業態度で内申点を上げる具体的な方法
「授業態度」という言葉は漠然としていますが、先生が実際に見ているポイントは明確です。以下の行動を意識するだけで、評価は大きく変わります。
【発言・発表に積極的に参加する】
国語の授業では「この文章を読んでどう感じましたか?」「作者の意図はどこにあると思いますか?」といった発問が多くあります。ここで手を挙げて発言することが、「主体的に学習に取り組む態度」の直接的な評価につながります。
完璧な答えでなくても構いません。「私はこの場面でAだと思います。なぜなら〇〇という表現があるからです」という理由付きの発言を心がけましょう。先生は答えの正誤よりも、考えようとしているプロセスを評価しています。
【先生の話をしっかり聞く姿勢を見せる】
授業中にボーっとしている、関係ないことを書いている、といった態度は当然マイナス評価です。先生が話しているときは顔を上げて目を向ける、うなずく、といった基本的なことを徹底してください。
【グループ活動・ペア活動に積極的に参加する】
現代の国語授業では「話し合い活動」が多く取り入れられています。グループでの議論や、ペアでの読み合わせなどで積極的に声を出すことが重要です。リーダー役を引き受けたり、まとめ役を担ったりすると、先生の印象に強く残ります。
藤原先生のメモ:授業態度は「点数化が難しい」からこそ、先生の主観が入りやすい評価でもあります。日頃から先生との信頼関係を築くことも、長い目で見れば中学国語の内申点対策として有効です。授業後に質問しに行く習慣をつけてみましょう。
② 定期テストで確実に点数を取る国語の勉強法
定期テストは「知識・技能」と「思考・判断・表現」の評価に直結します。以下のポイントを押さえた中学国語の内申点対策を実践してください。
【漢字・語句は確実に満点を狙う】
定期テストでは漢字や語句の問題が必ず出題され、配点も10〜20点と高めです。これは勉強すれば確実に取れる点数なので、絶対に落とさないようにしましょう。テスト2週間前から毎日10〜15分、出題範囲の漢字を繰り返し書いて覚える習慣をつけてください。
具体的な練習方法:
- 教科書の出題範囲の漢字を一覧にする
- 読み・書き両方を確認しながら3回ずつ書く
- 翌日、前日分をテスト形式で確認する
- ミスした漢字だけをピックアップして再度練習する
【教科書本文を徹底的に読み込む】
中学の国語定期テストは、基本的に教科書の本文から出題されます。授業で扱った文章の「ここが大事」と先生が言った箇所、板書した内容、傍線が引かれた部分を重点的に復習しましょう。
翔先生のアドバイス:「教科書本文を音読するのが効果的です。声に出して読むことで、文章のリズムや構造が体に入ります。特に詩や古文は音読との相性が抜群です。テスト前日に3回音読するだけでも、理解度がかなり変わります」
【記述問題の型を身につける】
「〇〇字以内で書きなさい」という記述問題は配点が高く、ここで差がつきます。答え方の基本型は「〜から(理由)、〜(結論)」という構造です。本文中の言葉を使いながら、指定字数の8〜9割を使って答えることを意識しましょう。
③ ノートで内申点を最大化する方法
ノートは「主体的に学習に取り組む態度」を示す最も具体的な証拠です。先生がノートを確認する機会(ノートチェックや提出)に、しっかりとアピールできるノートを作りましょう。
【板書を丁寧に写す+自分の考えを書き足す】
先生の板書をそのまま写すだけではなく、授業中に感じたこと・気づいたことを余白に書き加えましょう。例えば、「この登場人物の気持ちは〇〇だと思う。なぜなら〜」という一言コメントが加わるだけで、ノートの質が格段に上がります。
【色を使って見やすく整理する】
重要語句は赤、先生の補足説明は青、自分のコメントは緑、といったように色分けのルールを決めておくと、後から見返しやすいうえに先生への印象もよくなります。ただし、色を使いすぎると逆効果なので、基本は2〜3色に絞りましょう。
【提出期限を必ず守り、丁寧に仕上げる】
ノートや作文などの提出物は、期限厳守が絶対条件です。期限を一日でも過ぎると評価が大きく下がる場合があります。また、提出物の丁寧さ・完成度は「学習への取り組み方」を示すバロメーターとして先生に見られています。
④ 作文・レポート課題で高評価を得るコツ
国語では「感想文」「意見文」「調べ学習レポート」などの課題が定期的に出されます。これらは「思考・判断・表現」の評価に大きく関わります。
【構成を先に決めてから書く】
書き始める前に「序論・本論・結論」の3段構成を決めましょう。意見文であれば、「自分の主張→その理由(具体例付き)→まとめ・提言」という流れが基本です。
【具体例・体験談を必ず入れる】
抽象的な意見だけでは評価は上がりません。「私は〇〇という経験から〜と感じました」という具体的なエピソードを加えることで、文章に説得力が生まれます。
【誤字脱字のチェックを怠らない】
どんなに内容が良くても、誤字脱字が多いと評価は下がります。提出前に必ず声に出して読み返す習慣をつけましょう。
⑤ 古文・詩・文法の定期テスト対策
国語の定期テストには、現代文だけでなく古文・詩・文法問題も含まれます。これらを得点源にすることで、知識・技能の評価を高めることができます。
古文対策:歴史的仮名遣い(「ゐ」→「い」、「ゑ」→「え」など)と重要単語(あはれ、をかし、なほなど)をしっかり覚えましょう。教科書に出てくる古文は数が限られているので、繰り返し音読して内容を理解することが最短ルートです。
詩の対策:詩は「表現技法(擬人法・比喩・反復など)」と「詩の種類(口語詩・文語詩、定型詩・自由詩)」を整理して覚えましょう。授業で扱った詩の表現技法を全てノートに一覧化しておくと便利です。
文法対策:品詞の分類(名詞・動詞・形容詞など)と活用の種類は、表を作って覚えるのが効果的です。テスト1週間前に一覧表を自分で作る作業自体が、最高の復習になります。
藤原&翔先生の実践アドバイス
藤原進之介より:
内申点を上げるうえで私が最も大切にしてほしいのは、「国語を勉強する目的を正しく持つ」ということです。内申点のために授業で発言する、のではなく、「文章を深く読む力・自分の考えを伝える力」を本気で鍛えようとするときに、自然と内申点はついてきます。国語の力は一生使えるスキルです。受験が終わっても、社会に出ても、言語を使いこなす力は最大の武器になります。だからこそ、「内申のための国語」ではなく「人生のための国語」として取り組む意識を大切にしてください。
翔先生より:
私が担当している生徒さんの中で、内申点が大きく伸びたケースに共通しているのは「先生との対話を大切にしていること」です。授業後に「先生、さっきの登場人物の気持ちについてもう少し教えてください」と質問しに来る生徒さんは、間違いなく先生の印象に残ります。その積み重ねが「主体的に学習に取り組む態度」の評価に反映されていきます。勇気を出して、まず一回質問しに行ってみてください。それだけで、国語の学習が大きく変わります。
よくある失敗と解決策
失敗①:テストの点数は良いのに評定が低い
→ 原因は「提出物の未提出」「授業中の消極的な態度」である可能性が高いです。テスト以外の評価を見直しましょう。提出物を全て期限内に出すだけで、評定が1上がることも珍しくありません。
失敗②:作文・感想文を「とりあえず字数を埋める」だけで書いている
→ 字数は満たしていても、内容が薄いと評価は上がりません。「序論・本論・結論」の構成を意識し、必ず具体例を入れる習慣をつけましょう。
失敗③:ノートをただのメモとして使っている
→ ノートは「学習の記録」であると同時に「先生へのアピールツール」でもあります。自分の考えや疑問をひと言添える習慣をつけるだけで、ノートの評価が大きく変わります。
失敗④:漢字の勉強を後回しにする
→ 漢字はテスト直前に詰め込もうとしても限界があります。毎日少しずつ継続して覚えることが鉄則です。1日10個を継続するだけで、1ヶ月で300個をマスターできます。
失敗⑤:古文・詩を「難しいから捨てる」と判断する
→ 古文や詩は出題パターンが限られており、対策すれば必ず点数が取れます。「難しそう」という思い込みを捨て、出題範囲を絞って重点的に準備しましょう。
今日からできるアクション
この記事を読んだあなたに、今すぐ取り組んでほしい5つのアクションをお伝えします。
- 明日の国語の授業で1回手を挙げる:完璧な答えでなくていい。「〜だと思います」と言うだけで大きな一歩です。
- 今日のノートに自分の意見を一言書き足す:「この場面、〇〇だと思った」でOK。それだけでノートの質が変わります。
- 次のテスト範囲の漢字を今日から毎日5個ずつ練習する:小さな積み重ねが確実な点数につながります。
- 次の作文課題で「序論・本論・結論」の構成メモを先に作る:書く前に構成を決めるだけで、文章の質が劇的に上がります。
- 未提出の課題があれば今日中に出す:遅れた提出でも、出さないよりはるかにましです。一言添えて、すぐに提出しましょう。
中学国語の内申点対策は、特別な才能がなくてもできます。必要なのは「正しい方法を知って、毎日少しずつ実践すること」だけです。
まとめ・日本国語塾トップについて
今回の記事では、中学国語の内申点対策として、授業態度・定期テスト・ノートの三本柱を中心に、具体的な方法をお伝えしました。
重要なポイントをまとめると:
- 内申点は「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点で評価される
- テストの点数だけでなく、授業態度・ノート・提出物が評定を大きく左右する
- 授業中の発言・質問が「主体的な態度」の評価に直結する
- 漢字・語句は確実に満点を狙える得点源であり、毎日コツコツ練習することが重要
- ノートは「学習の記録+自分の考えを示すアピールの場」として活用する
- 作文・レポートは構成を先に決め、具体例を入れることで評価が上がる
これらの方法を地道に積み重ねることで、中学国語の内申点は必ず最大化できます。ぜひ今日から実践してみてください。
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