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中学国語の助詞・助動詞の使い方|入試でよく問われる用法一覧
はじめに
数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!
先日、こんな質問が来ました。中学2年生のA君からです。
「先生、助詞って『は』とか『が』とかでしょ?なんかよく見るし、わかってるつもりなんですけど、テストになると全然できないんですよね……」
これ、あるある中のあるあるです!(笑)
助詞・助動詞って、毎日使っているからこそ「なんとなくわかる」気になってしまうんですよね。でも入試では「なんとなく」は通用しません。
実際、中学国語の文法問題の中でも「助詞・助動詞の識別」は最頻出分野のひとつ。公立高校入試でも私立入試でも、毎年のように出題されています。しかも配点が地味に高い!
この記事では、翔先生も「これは押さえておいてほしい!」と力説していた入試でよく問われる助詞・助動詞の用法を一覧形式でまとめ、識別のコツや頻出ミスまで徹底解説します。最後まで読めば、きっとA君のような「なんとなくわかるのにできない」状態から脱出できますよ!
なぜ助詞・助動詞の学習が重要なのか
「文法って暗記科目でしょ?読解ができればいいんじゃないの?」——そう思っている受験生、要注意です。
助詞・助動詞の理解は、実は読解力と直結しています。たとえば、
- 「私は行った」と「私が行った」——この違い、説明できますか?
- 「雨らしい」と「彼女らしい」——同じ「らしい」でも意味が全然違う!
- 「もう食べた」と「花が咲いた」——「た」って何を表してる?
こうした細かいニュアンスの違いを正確に読み取る力こそが、長文読解でも高得点につながる土台になります。
また、入試の文法問題では「傍線部の助動詞の意味として正しいものを選べ」「同じ用法の助詞を選べ」という形式が定番。文法を正確に理解していないと、選択肢を絞ることすらできません。
翔先生も言っています。「助詞・助動詞を制する者は、国語を制する!」——大げさに聞こえるかもしれませんが、本当にそれくらい重要な単元です。
具体的な方法・ステップ解説
① 助詞の種類と入試頻出用法一覧
まず助詞から整理しましょう。助詞は大きく4種類に分けられます。
| 種類 | 主な助詞 | 入試での出題ポイント |
|---|---|---|
| 格助詞 | が・の・を・に・へ・と・から・より・で・や | 「の」の用法識別が最頻出(後述) |
| 接続助詞 | ば・と・が・のに・ので・から・て・ながら・けれど | 「が」が逆接か単純接続かの識別 |
| 副助詞 | は・も・さえ・でも・しか・まで・ばかり・だけ・こそ | 「は」と「が」の使い分け |
| 終助詞 | か・ね・よ・な・ぞ・わ・さ | 話し手の気持ち・文の意図を問う問題 |
【最頻出】格助詞「の」の4つの用法
入試で圧倒的に出題されるのが「の」の識別です。「の」には以下の4つの用法があります。
-
連体修飾(~の):名詞を修飾する最も基本的な用法
例:「春の風」「私の本」 -
主格(~が):連体修飾節の中で主語を表す(「が」に言い換えられる)
例:「君の書いた手紙」→「君が書いた手紙」✔ -
同格(~であって):前後が同じものを指す
例:「医者の父」(父=医者) -
体言の代用(こと・もの):名詞の代わりとして使う
例:「読むのが好きだ」→「読むことが好きだ」✔
識別の鍵:まず「が」に言い換えてみる → OKなら「主格」。次に「こと・もの」に言い換えてみる → OKなら「体言の代用」。それ以外は「連体修飾」か「同格」で判断!
② 助動詞の種類と入試頻出用法一覧
次に助動詞です。助動詞は活用があり、接続(どんな形の語につくか)も重要な識別ポイントになります。
【最頻出①】推量・意志の助動詞「う・よう/だろう/まい」
| 助動詞 | 主な意味 | 例文 |
|---|---|---|
| う・よう | ①意志「~しよう」②勧誘「~しましょう」③推量「~だろう」 | 「明日こそ頑張ろう」(意志) |
| だろう | 推量・婉曲 | 「彼は来るだろう」 |
| まい | ①打ち消し意志「~しないつもり」②打ち消し推量「~ないだろう」 | 「二度と行くまい」(打ち消し意志) |
【最頻出②】様態・推定の「らしい・ようだ・そうだ」
この3つは混同しやすい代表格!翔先生が「必ず区別できるようにしろ!」と言う助動詞です。
| 助動詞 | 根拠の性質 | 例文 |
|---|---|---|
| らしい | 客観的な根拠・情報に基づく推定 | 「どうも雨らしい」(情報を聞いた) |
| ようだ | 自分で観察・体験した根拠に基づく推定/例示/比喩 | 「空が暗い。雨が降るようだ」(自分で見た) |
| そうだ(様態) | 見た目・今にも~しそうな様子 | 「今にも倒れそうだ」 |
| そうだ(伝聞) | 人から聞いた情報をそのまま伝える | 「明日は晴れるそうだ」(人から聞いた) |
⚠️ 「そうだ」は2種類あります!様態の「そうだ」は動詞の連用形・形容詞の語幹に接続、伝聞の「そうだ」は終止形に接続するのがポイントです。
【最頻出③】受身・尊敬・可能・自発の「れる・られる」
「れる・られる」は4つの意味を持つ超重要助動詞。入試で識別問題が頻出です。
- 受身:~される 例「先生に叱られた」→ 誰かに何かをされる
- 尊敬:~される(敬意を示す) 例「先生が話される」→ 主語が目上の人
- 可能:~できる 例「この問題が解けられる」→ 「できる」に言い換え可
- 自発:自然と~する 例「故郷が思い出される」→ 感情・思考に関する動詞が多い
識別の手順:①「できる」に言い換えられる→可能 ②主語が目上の人→尊敬 ③感情・知覚の動詞→自発 ④残り→受身
【最頻出④】過去・完了・存続・確認の「た(だ)」
| 意味 | 見分け方 | 例文 |
|---|---|---|
過去
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