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小学生の読書感想文の書き方|コピペNG・親子で書ける完全ガイド
はじめに
数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!
夏休みの終わり、こんな相談が届きました。
「先生、読書感想文って何を書けばいいかさっぱりわかりません。本を読んだのに『面白かった』しか思い浮かばないんです……」(小学4年生・Rくん)
翔先生もうなずきながら、「これ、めちゃくちゃよくある悩みですよね」と言っていました。そうなんです。読書感想文は「本を読む力」ではなく、「自分の気持ちを言葉にする力」が試される課題。多くの小学生がつまずくのは、本を読んでいないからではなく、書き方のコツを知らないからなんです。
そして保護者の方からも毎年こんな声をいただきます。
「子どもが困っているので手伝いたいのですが、どこまで口を出していいか……ネットでテンプレートを探してしまいそうになります」
わかります!でもコピペは絶対NG。先生にはバレますし、何より子どもの「書く力」が育ちません。この記事では、親子で一緒に取り組める、コピペなしの読書感想文の書き方を、ステップ形式でわかりやすく解説します。夏休みの宿題はもちろん、読書感想文コンクール対策にも使えますよ!
なぜ読書感想文の書き方を学ぶことが重要なのか
「感想文なんて将来使わないでしょ?」と思っていませんか?いえいえ、それは大きな誤解です!
読書感想文を書く力は、実は以下の「一生モノのスキル」に直結しています。
- 読解力:本の内容を正確に理解する力
- 思考力:「なぜそう感じたか」を掘り下げる力
- 表現力:自分の考えを他者に伝える力
- 共感力:登場人物の立場で物事を考える力
これらは中学・高校入試の記述問題、さらには大学入試の共通テストの現代文、そして社会に出てからの報告書・プレゼンにまで活きてきます。
翔先生はよく言うんです。「感想文って、自分という人間を紙に書き写す作業なんですよ」と。うまいこと言いますね(笑)。要するに、感想文はその子どもの思考がそのまま表れる、とても大切な表現の場なんです。
また、近年の読書感想文コンクール(全国青少年読書感想文コンクールなど)では、単なる「あらすじ+感想」ではなく、自分の体験と本の内容をリンクさせた独自の視点が高く評価されています。小学生のうちからこの「思考の型」を身につけることが、国語力向上への最短ルートなのです。
具体的な方法・ステップ解説
ステップ1:本の選び方から始めよう
読書感想文でまず大事なのは、「何か引っかかりを感じる本」を選ぶことです。感動した本でなくていい。むしろ「この主人公、ちょっと変じゃない?」「なんでこの場面でこう動くの?」とモヤモヤした本のほうが、書くことが山ほど出てきます。
選び方のポイントはこちら:
- ページ数は多すぎず少なすぎず(低学年は絵本〜100ページ程度、高学年は200ページ前後が目安)
- 登場人物が自分と同じくらいの年齢だと感情移入しやすい
- 学校の推薦図書リストも参考になるが、縛られすぎなくてOK
- 好きなジャンル(冒険・動物・スポーツ・友情)から選ぶと苦にならない
ステップ2:読みながらメモを取る「付箋読み」
ただ読むだけではダメです。読みながら気持ちが動いた場面に付箋を貼る「付箋読み」を実践しましょう。
付箋に書くのは、たった一言でOK。
- 「かわいそう」
- 「なんで?!」
- 「自分も同じだった」
- 「この人嫌い(笑)」
感情の言葉をどんどん書いていきます。親御さんは読んでいる途中で「今どの場面?どんな気持ち?」と声をかけてあげてください。これだけで、あとから書くことに困らなくなります。
ステップ3:「感想文シート」で構成を組み立てる
いきなり原稿用紙に向かうのは最大の失敗パターンです。まず感想文シート(メモ用紙1枚)に以下を書き出しましょう。
- 一番心に残ったシーン(付箋の中から1〜2つ選ぶ)
- そのシーンでどう感じたか(感情の言葉)
- なぜそう感じたか(自分の体験・経験と比べて)
- この本を読んで自分はどう変わりたいか / 何を考えたか
この4つが埋まれば、感想文の骨格は完成です。あとは肉付けするだけ!
ステップ4:書き出し(書き始め)のコツ
感想文で一番難しいのが書き出しです。「この本を読みました。面白かったです」——これが最もよくあるNG書き出し(笑)。
おすすめの書き出しパターンは3つあります。
- 【場面から始める】「○○が△△したとき、私はドキッとしました。」
- 【問いかけから始める】「もし自分が○○の立場だったら、どうしていたでしょうか。」
- 【自分の体験から始める】「去年の夏、私は友だちとケンカをしました。この本を読んで、あのときのことを思い出しました。」
どのパターンでも「読む人を引き込む一文」を最初に持ってくるのがポイントです。
ステップ5:本文の構成(3段構成)で書く
小学生の読書感想文は、シンプルな3段構成がおすすめです。
| 段落 | 内容 | 目安の字数(400字詰め2枚の場合) |
|---|---|---|
| はじめ | 書き出し+本との出会い・選んだ理由 | 約150〜200字 |
| なか | 印象的な場面+自分の体験・気持ち+考えたこと | 約400〜450字 |
| おわり | この本を読んで変わったこと・これからの自分 | 約150〜200字 |
「なか」がメインです。ここで自分の体験と本の場面をセットで書くのが感想文を「薄い」から「深い」に変える魔法です。
ステップ6:まとめ(締め)の書き方
締めの文章は「この本を読んでよかったです」では弱い!次のように「これからの自分」へのメッセージで締めましょう。
- 「私は○○のように、△△な人間になりたいと思います。」
- 「この本を読んで、□□ということの大切さを改めて感じました。」
- 「いつかまた、この本を読み返したいと思います。そのとき、今とは違う感想を持つかもしれません。」
最後の一文がスパッと決まると、読んだ先生が「おっ!」と思う感想文になります。
藤原流のポイント|「比べる力」が感想文を劇的に変える
ここからは、私・藤原進之介が特に大切にしているポイントをお伝えします。
読書感想文を書く力の核心は、ズバリ「比べる力」です。
つまり、
- 本の中の出来事 ↔ 自分の体験
- 登場人物の判断 ↔ 自分だったらどうするか
- 本を読む前の自分 ↔ 本を読んだ後の自分
この「比べる視点」を持つだけで、感想文の深みがぐっと増します。
たとえば「主人公が友だちを助けるために嘘をついた」という場面があったとします。単純な感想は「嘘はよくないと思います」。でも「比べる力」を使うと——
「私も以前、友だちを傷つけないために嘘をついたことがあります。あのとき正しかったのか、今も迷っています。主人公の行動を読んで、嘘にも種類があるのではないかと初めて気づきました。」
これだけで感想文が「考える作文」に変わります。翔先生もよくこれを「感想文の奥行き作り」と表現しています。
また、親御さんへのアドバイスとして——子どもが「どう書けばいい?」と聞いてきたときに、答えを教える
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