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フェリス女学院の国語対策|記述問題の攻略と時間配分

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数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!

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フェリス女学院の国語対策|記述問題の攻略と時間配分


フェリス女学院の国語対策|記述問題の攻略と時間配分

はじめに

藤原です。数強塾グループ代表の藤原進之介です。

先日、こんな相談を受けました。フェリス女学院を志望しているある生徒さんが、
模試の結果を見せながら「先生、過去問をやってみたんですけど、時間が全然足りなくて……
記述もどこまで書けばいいのかわからなくて、最後の大問まで辿り着けませんでした」
と、半泣きで言うんです。

気持ち、わかります。フェリス女学院の国語は、「やさしそうで実は深い」という、
なかなかタチの悪い(失礼!)試験なんです。文章の難易度がいきなり跳ね上がるわけではないのに、
なぜか時間が足りなくなる。記述問題に何を書けばいいのかがぼんやりしてしまう。
これ、対策の方向性が間違っているだけで、正しく準備すれば必ず突破できます。

今回は、フェリス女学院の国語対策として、とくに受験生が苦しむ
記述問題の攻略法と時間配分を、実践的にお伝えします。
ぜひ最後まで読んでください。

なぜフェリス女学院の国語対策が重要なのか

まず、フェリス女学院という学校の立ち位置を確認しておきましょう。
神奈川県のトップ女子校であり、首都圏女子中学受験においても
桜蔭・女子学院・雙葉と並んで語られる名門校です。
合格最低点は年度によって変動しますが、国語の出来・不出来が合否を左右することが多く、
「算数で稼いで国語で落とす」という受験生が後を絶ちません。

フェリス女学院の国語の特徴を一言で言うと、「思考の深さと表現の正確さ」を同時に問う試験です。
選択肢問題は少なく、記述問題の配点が高い。しかも、単なる「抜き出し」ではなく、
自分の言葉で論理を組み立てて答えさせる問題が中心です。

つまり、フェリス女学院の国語対策をしっかり行うことは、
「読む力・考える力・書く力」という国語の本質的な三本柱を鍛えること
に直結します。
フェリスを目指す受験生はもちろん、その対策は他の難関女子校の受験にも必ず生きてきます。

具体的な方法・ステップ解説

① フェリス女学院の国語の試験形式を正確に把握する

まず敵を知ることから始めましょう。フェリス女学院の国語の試験時間は50分
大問は通常2題構成(文学的文章+説明的文章、あるいはその逆)で、
小問の数は合計20問前後になることが多いです。

配点のポイントは記述問題にあります。20〜40字程度の短い記述から、
60〜100字程度のまとめ型記述まで、複数の記述問題が並びます。
漢字の読み書きも出題されますが、配点の中心はあくまで読解記述です。

この構造を踏まえると、「全問均等に時間をかける」という戦略は完全にNGです。
どこに時間を使い、どこで稼ぐかを事前に決めておく必要があります。

② 時間配分の基本設計を決める

藤原が推奨するフェリス女学院国語の時間配分はこちらです。

  • 漢字・語句問題(小問):5〜6分で確実に取り切る
  • 大問1(文章読解):20〜22分
  • 大問2(文章読解):20〜22分
  • 見直し・記述の整理:残り2〜3分

ポイントは、漢字・語句を「貯金タイム」として機能させること。
ここを確実に得点して、読解問題の精神的プレッシャーを下げてから文章に入る。
この順番が心理的にも得点的にも効きます。

また、大問1と大問2は必ず本文を先に通読してから設問に入るスタイルを
徹底させています。フェリスの文章は、最後まで読まないと文章の「核心」が見えない構造に
なっているものが多く、途中で設問に答えようとすると的外れな記述になりがちです。

③ 記述問題の「型」を身につける

フェリス女学院の記述問題で失点する最大の原因は、「書き始めが間違っている」ことです。
何を問われているかを正確に把握せずに書き始めると、字数を埋めても点が来ない。
これ、本当によくある悲劇です。

記述問題に取り組む手順をステップ化するとこうなります。

  1. 設問の「問われ方」を確認する:「なぜですか」「どういうことですか」「どんな気持ちですか」によって答え方が変わります
  2. 本文の該当箇所を特定する:傍線部の前後3〜5行が答えのヒントになることが多い
  3. 答えの「芯」を一語で見つける:長い記述も、核になる言葉は一つ。まずそれを見つける
  4. 芯を膨らませて字数に合わせる:理由・背景・心情の根拠を加えて字数を整える
  5. 文末を確認する:「〜から。」「〜ということ。」など、問われ方に対応した文末にする

特に「どういうことですか」型の換言問題はフェリスの頻出問題です。
傍線部の言葉を別の言葉で言い換えるわけですが、
「筆者の言いたいことの本質を、採点者が納得できる日本語で説明する」という意識が必要です。
難しいカタカナ語や比喩表現が傍線になることが多いので、
普段から「この言葉を6年生の友達に説明するとしたら?」という練習をしておくと効果的です。

④ 文学的文章(物語・随筆)の読み方

フェリスは文学的文章の出題レベルが高く、心情変化の追跡が求められます。
登場人物が「最初はどう思っていて、何があって、最後にどう変わったか」という
心情の流れを意識しながら読む習慣をつけましょう。

読みながら、感情が変わる場面(転換点)に軽く印をつける習慣も有効です。
試験中に文章を読み返す時間はほぼないので、「一度で深く読む」スキルが命です。

⑤ 説明的文章(論説・説明文)の読み方

説明的文章では、筆者の主張と根拠の構造を意識して読みます。
「たとえば」「つまり」「しかし」「このように」といった接続表現に注目しながら、
段落ごとの役割(具体例なのか、まとめなのか、反論なのか)を整理すると
記述の根拠を探しやすくなります。

フェリスでは、社会・科学・文化・哲学的なテーマの説明文が出ることが多く、
語彙の豊富さが読解スピードに直結します。
日頃から新聞のコラムや随筆、科学読み物に触れる習慣を大切にしてください。

藤原流のポイント

ここからは、僕が実際に生徒指導を通じて確信している「藤原流」のポイントをお伝えします。

「記述は採点者への手紙だ」と、僕はよく言います。
どんなに正しいことを考えていても、採点者に伝わらなければゼロ点です。
読む人が「なるほど、この子はちゃんとわかっている」と感じる書き方をしなければいけない。

そのために意識してほしいのが「一文一意の原則」です。
一つの文に二つも三つも情報を詰め込もうとすると、文章が崩れて意味が伝わらなくなります。
60字の記述なら、「核心の一文(20〜30字)+補足の一文(20〜30字)」という
シンプルな二文構成が安定します。

また、「本文の言葉を使いすぎない」ことも重要です。
本文をそのままコピーしたような記述は、採点者に「理解していない」と判断されることがあります。
本文の言葉を参照しながらも、自分の言葉で「消化して再表現する」感覚を持ってください。

もう一つ、フェリス対策として特別に伝えたいことがあります。
フェリス女学院の出題文は、品のある、丁寧な日本語で書かれた文章が多いのです。
つまり、日頃から質の高い文章に触れている子どもは、読むスピードも理解の深さも自然と上がります。
漫画やSNSだけでなく、良質な読書習慣がフェリス国語の最大の下地になります。
受験直前期だけでなく、できれば小4〜小5から意識してほしいところです。

よくある間違いと対策

❌ 間違い①:「とりあえず字数を埋めればいい」と思っている

字数を埋めることは最低条件であって、加点の条件ではありません。
「何を書くか」を決めてから「どう字数にするか」を考えてください。
白紙よりはマシですが、的外れな記述は大幅減点になります。

❌ 間違い②:設問を先に読んで文章を読む

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