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同音異義語・同訓異字の覚え方|混乱しない整理術

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はじめに

数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!

先日、こんな相談が生徒から届きました。
「先生、『以外』と『意外』ってどっちがどっちか、毎回わからなくなります……。テストのたびに感で書いてます」
……なんと正直な告白(笑)。でも安心してください。これ、受験生あるあるの悩みです。

翔先生もひとこと。
「ぼくも中学生のころ、『公開』と『後悔』と『公海』を全部ごっちゃにしてました。
作文で『旅行の後悔を発表します』って書いて、先生に爆笑されました(苦笑)」

同音異義語・同訓異字は、漢字の書き取り問題・読み問題の超頻出テーマです。
中学受験・高校受験・大学受験、どのレベルでも必ず出題されます。
この記事では「なぜ間違えるのか」という根本から整理し、
二度と混乱しない覚え方を実践的にお伝えします。読み終わったときには「あ、なるほど!」となること間違いなし。
さっそくいきましょう!


なぜ同音異義語・同訓異字は重要なのか

まず「そもそもなぜこれが試験に出るのか」を理解しておきましょう。
意味がわかれば対策のしかたも変わります。

① 漢字の「意味を理解しているか」を問う問題だから

漢字の書き取りは「字の形を暗記しているか」のテストだと思われがちですが、実は違います。
出題者が測りたいのは「漢字の意味をちゃんと理解して使えるか」です。
「以外」と「意外」を正しく使い分けられるということは、
「以外=それを除いた外側」「意外=予想・期待に反すること」という意味の違いを
しっかり把握しているということ。それを確認するための問題なのです。

② 入試での失点パターントップクラス

模試の採点をしていると、漢字の書き取り問題での失点理由の大半が
「書けない(知らない)」ではなく「同音異義語・同訓異字の書き間違い」です。
知っているのに間違える、これが一番もったいない!
逆に言えば、ここをきっちり整理するだけで漢字の得点率が大幅に上がるのです。

③ 文章読解・記述問題にも影響する

語彙力・漢字力は独立したスキルではありません。
読解問題で意味を取り違えたり、記述問題で誤字を書いたりすると減点対象になります。
同音異義語・同訓異字を正確に把握することは、国語全体の土台になる重要なスキルなのです。


具体的な方法・ステップ解説

ステップ1:「音」ではなく「意味の核(コア)」で覚える

多くの生徒が同音異義語をただ「セットで丸暗記」しようとして失敗します。
そうではなく、それぞれの漢字が持つ「意味の核」を把握することが最重要です。

具体例を見てみましょう。

語句 意味の核 例文
以外(いがい) それを除いた外側・範囲外 「君以外にはわからない話だ」
意外(いがい) 予想・期待に反していること 「意外にも彼が一位だった」
公開(こうかい) 広く一般に開いて見せること 「新作映画が公開される」
後悔(こうかい) 後になって悔やむこと 「あのとき諦めたことを後悔している」
航海(こうかい) 船で海を渡ること 「大西洋を航海する」

ポイントは「後悔の『後』は後ろ・後になってという意味、『悔』は悔やむこと
というふうに、漢字一字一字の意味に分解することです。
音で覚えようとするから混乱する。意味で覚えれば自然と使い分けができます。

ステップ2:同訓異字は「訓読みのもとの日本語」に戻す

同訓異字(同じ訓読みで意味・字が違う漢字)の場合は、少し別のアプローチが有効です。
訓読みはもともと「日本語の言葉に漢字を当てたもの」なので、
それぞれの漢字がどの日本語の意味を代表しているかを意識するのがコツです。

たとえば「あつい」という訓読みには複数の漢字があります。

漢字 訓読み 意味のポイント
熱い あつい 温度が高い(触れるもの、液体など) 熱いスープ/熱いお風呂
暑い あつい 気温・気候が高い(環境・天気) 暑い夏/今日は暑い
厚い あつい 厚みがある/情が深い 厚い本/厚い信頼

翔先生の覚え方:「日差し」「鍋」「本」でイメージを固定せよ!
「日差しには暑い(日偏がない)、鍋には熱い(火偏がある)、本には厚い(肉偏がある)」と
具体的な場面とセットにして覚えると、試験中に迷いません。

ステップ3:「グルーピング学習法」で整理する

バラバラに覚えるのではなく、同じ読みを持つ漢字グループをまとめて比較学習するのが効率的です。
受験頻出の「グループ」をいくつか紹介します。

【「かんしん」グループ】

  • 感心:心に深く感じること(「なるほど!」と感じる)
  • 関心:興味・気にかけること(「気になる!」という関わり)
  • 感心歓心:歓心は「相手の喜びや機嫌をとること」(例:歓心を買う)

【「たいしょう」グループ】

  • 対象:行為・作用が向けられる相手・もの(対象年齢、研究の対象)
  • 対照:二つを比べ合わせること(対照的、対照表)
  • 対称:形や配置が釣り合っていること(左右対称、点対称)

このグループ学習は、単語帳の「同音異義語まとめページ」を自分で作るとさらに効果的。
書く作業を通じて記憶に定着しやすくなります。

ステップ4:例文ごと丸ごとインプットする

「漢字単体」で覚えようとするより、文脈(例文)ごとセットで覚えるほうが格段に記憶に残ります。
たとえば「追及・追求・追究」なら——

  • 追及:「責任を追及する」(責めて問い詰める)
  • 追求:「利益を追求する」(求めて追いかける)
  • 追究:「真理を追究する」(深く研究して究める)

それぞれの例文と意味をセットにすると、「これはどの状況で使われるか」が明確になり、
試験本番でも自信を持って書けるようになります。


藤原流のポイント

「部首・偏(へん)」は最強の手がかり

私が生徒によく言うのは、「迷ったら偏(へん)・旁(つくり)を見ろ」ということ。
漢字の部首はその漢字の「意味のジャンル」を示しているからです。

  • 「熱い」→火偏(灬)がついている → 火・熱と関係する
  • 「暑い」→日偏(日)がついている → 日光・気候と関係する
  • 「収める」→手偏(扌)がついている → 手で動かすイメージ
  • 「納める」→糸偏(糹)がついている → 納入・収納(中に入れる)のイメージ

部首の意味を意識するだけで、「なんとなくこっちの気がする」という感覚的な選択が
「意味的に正しいからこっち」という論理的な選択に変わります。
これが「考えて解ける受験生」と「感で解く受験生」の差です。

「ストーリー記憶法」を使う

翔先生おすすめの方法はこちら。複数の同音異義語を使って一つのストーリー(短い文章)を作るのです。

「旅行の公開イベントで、航海の話を聞いたが、
参加しなかったことを深く後悔した」

こうしてストーリ

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