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国語が苦手な中学生のための勉強法|3ヶ月で偏差値10上げる計画
はじめに
数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!
先日、こんな相談が届きました。
「先生、国語って勉強の仕方がわからないんです。数学みたいに公式がないじゃないですか。感覚でやるしかないと思って…なんか、ずっと苦手なままで」
中学2年生のAくんの言葉です。成績表を見ると、数学は70点台なのに国語は40点台。
本人も「なんで国語だけこんなにダメなんだろう」と首をかしげていました。
実はこれ、すごくよくあるパターンなんです。
「国語は才能」「読書量が多い人が有利」と思い込んで、勉強法を知らないまま放置してしまっている中学生が非常に多い。
でも安心してください。国語にはちゃんとした勉強法があります。
そして、正しい方法で3ヶ月取り組めば、偏差値を10上げることは十分に現実的な目標です。
この記事では、国語が苦手な中学生に向けて、翔先生と私・藤原が実際の指導現場で使っている
「偏差値10アップ計画」を惜しみなく公開します。ぜひ最後まで読んでください!
なぜこれが重要なのか
「国語が苦手」を放置することは、受験において非常に危険です。その理由を3つに整理しましょう。
① 国語は全教科の基礎である
社会の記述問題、理科の実験レポート、数学の文章題——どの教科にも「読む力・書く力」が必要です。
国語力が低いと、問題文の意味を正確に読み取れず、他の教科の点数にも影響が出ます。
「国語だけの問題」ではないのです。
② 高校受験では国語の配点が高い
公立高校入試では、国語・数学・英語・理科・社会の5教科が課されるのが一般的で、
多くの都道府県で国語の配点は100点満点。合否に直結します。
偏差値が10上がるだけで、志望校の選択肢がぐっと広がります。
③「センス」ではなく「技術」で点が取れる
国語の読解問題には、実は解き方のパターンがあります。
「気持ちが読めない」「文章の意味がわからない」と感じるのは、センスの問題ではなく、
読み方の技術を知らないだけ。正しい勉強法を身につければ、誰でも点数は上がります。
具体的な方法・ステップ解説
では、3ヶ月で偏差値10アップを目指す具体的なプランを見ていきましょう。
3ヶ月を「1ヶ月ごとのフェーズ」に分けて進めていきます。
【第1ヶ月】現状把握と基礎固め:「なぜ解けないか」を知る
▶ まずは「敵を知る」:自分のつまずきタイプを診断する
国語が苦手な中学生のつまずきには、大きく分けて以下の3タイプがあります。
- 語彙・知識不足タイプ:言葉の意味がわからず文章が頭に入らない
- 読解スキル不足タイプ:文章は読めるが、問いに対して何を答えればいいかわからない
- 記述・表現力不足タイプ:読めているのに自分の言葉でまとめられない
過去の定期テストや模試を引っ張り出して、どの種類の問題で失点しているかをチェックしましょう。
漢字・語句問題で落としているなら語彙不足、選択問題は合っているのに記述でゼロ点なら表現力不足、という具合です。
▶ 漢字・語彙を毎日10分でコツコツ積み上げる
語彙力は、国語の「体力」です。体力がなければ長文を読み続けられません。
1日10個の漢字・語彙を覚えるルーティンを第1ヶ月から始めましょう。
おすすめは、意味・読み・書きをセットで覚えること。
たとえば「憂鬱(ゆううつ)=気持ちが晴れない、沈んだ様子」と文脈で覚えると定着率が上がります。
市販の漢字検定問題集(3級〜4級相当)を活用するのもおすすめです。
▶ 音読で「文章を読む基礎体力」をつける
読むのが遅い・意味が入ってこない、という生徒には音読が非常に効果的です。
教科書の文章を毎日1ページ、声に出して読む。たったこれだけで、
文章の「リズム」と「意味のかたまり」を体感的につかめるようになります。
脳科学的にも、音読は黙読より深い処理が行われることがわかっており、読解力向上に直結します。
【第2ヶ月】読解の「型」をマスターする
▶ 説明文・論説文の読み方:「対比」と「主張」を探せ
説明文・論説文には、筆者が必ず「言いたいこと(主張)」があります。
そして多くの場合、筆者は自分の主張を対比構造で強調します。
例:「昔の人は〇〇だった。しかし現代では△△だ。」→ この「しかし」の後が筆者の言いたいこと。
読むときは「逆接の接続詞(しかし・だが・ところが)」に印をつけるクセをつけましょう。
逆接の直後には、必ずと言っていいほど筆者の主張・重要な内容が来ます。
これだけで選択問題の正答率がぐっと上がります。
▶ 物語文・小説の読み方:「気持ちの変化」を追え
物語文の問題では、登場人物の「気持ち・心情の変化」を問われることが圧倒的に多いです。
読むときは、登場人物の気持ちが変わる瞬間(きっかけとなる出来事)に線を引きながら読む習慣をつけましょう。
「〇〇という出来事があって、△△という気持ちになった」という因果関係を意識することが、
物語文読解の核心です。「なんとなく悲しそう」ではなく、「なぜ悲しいのか」を本文から根拠をもって説明できるようにしましょう。
▶ 選択問題の「消去法」を徹底する
選択問題は「正解を選ぶ」のではなく、「明らかに違うものを消す」という発想で解きましょう。
入試の選択肢は、必ず「本文に書いていないことを含む」「一部だけ正しい」「言い過ぎ・言い足りない」
という形でひっかけを作っています。消去法で2択まで絞ってから判断すると、正答率が飛躍的に上がります。
【第3ヶ月】記述力・実践演習で仕上げる
▶ 記述問題は「型」にはめて書く
記述問題が苦手な生徒のほとんどは、「何をどう書けばいいかわからない」と言います。
そこで活用したいのが記述の型(テンプレート)です。
例えば「理由を答えなさい」という問題なら:
「〜だから、〜(結論)。」
という形で答える。「なぜなら〜だから」という形でもOKです。
また「気持ちを答えなさい」という問題なら:
「〜という出来事があり、〜と感じている(思っている)。」
という形にすると、採点者に伝わりやすい答案が書けます。
大切なのは、必ず本文中の言葉(根拠)を使って書くこと。
自分の感想ではなく、「本文にこう書いてあるから」という姿勢が高得点につながります。
▶ 時間を計って過去問・模試を解く
第3ヶ月に入ったら、実際の入試・模試の問題を時間制限を設けて解く練習を始めましょう。
国語の試験は時間配分が重要で、長文読解に時間をかけすぎて漢字問題を解き忘れる、というミスが非常に多いです。
目安として、漢字・語句は最初の5分で一気に片付け、残りを読解に使うという戦略が有効です。
解いた後は必ず「なぜ間違えたか」を分析し、間違いノートにまとめましょう。
「なんとなく間違えた」をなくすことが、偏差値アップの最短ルートです。
藤原流のポイント
ここでは、私・藤原が実際の指導で大切にしている「ちょっと他と違う視点」をお伝えします。
① 「正解を探す」より「根拠を探す」
国語の読解で最も大切な姿勢は、「本文に根拠があるか?」を常に問い続けることです。
「なんとなくこっちっぽい」「主人公はきっと悲しいはず」という直感・共感で解くのは危険です。
入試は「あなたの感想」ではなく「本文の内容」を問うています。
根拠を本文から見つける習慣が身につけ