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接続語・指示語を正確に理解する方法|読解の基本ツール完全攻略

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はじめに

数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!

先日、こんな相談を受けました。中学3年生のAさんが、模試の問題用紙を持ってきて一言。
「先生、問題文ちゃんと読んでるのに、なぜか答えがズレるんです……」。
翔先生と一緒に答案を確認してみると、原因はすぐにわかりました。
「しかし」「つまり」「それ」「この」といった、いわゆる接続語・指示語を読み飛ばしていたんです。

「え、そんな小さな言葉が原因なの?」と思いましたか? そう、まさにその感覚が落とし穴!
接続語と指示語は、文章の”骨格”と”神経”のような存在。
これを正確に読めるかどうかで、現代文・古文の読解力はガラリと変わります。
今回は接続語・指示語の完全攻略法を、受験生が今日から使えるレベルで解説します!

なぜ接続語・指示語の理解が重要なのか

国語の読解問題において、接続語と指示語は「テストに最も頻出する読解の基本ツール」です。
中学受験・高校受験・大学受験のいずれでも、
「傍線部が指す内容を答えよ」「空欄に入る接続語を選べ」という問題は定番中の定番。

では、なぜこれほど重要なのでしょうか? 理由は3つあります。

  • ① 文と文の論理関係を示すから
    接続語は「前の文と後ろの文がどんな関係にあるか」を教えてくれます。
    「逆接」「順接」「対比」など、これを読み取ることで筆者の主張の流れが見えてきます。
  • ② 指示語は「答えの場所」を直接教えてくれるから
    「これ・それ・あれ・この・その・あの・こう・そう」などの指示語は、
    基本的に直前の文脈を指します。
    つまり、指示語を正確に追えば、記述問題の答えが”矢印”で示されているようなものです。
  • ③ 筆者の意図・強調ポイントが読めるから
    「つまり」「要するに」「すなわち」の後には、筆者が最も伝えたい内容が来ます。
    これを意識するだけで、要約問題・記述問題の正答率が格段に上がります。

翔先生がよく言うのですが、「接続語を制する者は、国語を制する」。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、実際にそれくらい重要なんです。

具体的な方法・ステップ解説

ステップ1:接続語の「種類と意味」を完全にマスターする

まずは接続語を種類別に整理しましょう。
丸暗記ではなく、「どういう論理関係を示すか」という意味のグループで覚えることが大切です。

種類 代表的な接続語 意味・はたらき
順接 だから・したがって・ゆえに・それで 前の内容が原因→後ろが結果
逆接 しかし・だが・ところが・けれども 前の内容と反対の内容が続く
対比・選択 一方・それに対して・または・あるいは 二つのことを比べる・選ぶ
言い換え・要約 つまり・すなわち・要するに・換言すれば 前の内容を別の言葉で言い直す
添加・累加 また・さらに・そのうえ・しかも 前の内容に付け加える
例示 たとえば・具体的には・例を挙げると 前の内容の具体例を示す
転換 さて・ところで・では・話は変わって 話題を切り替える

勉強法のコツ:接続語の種類ごとにノートをまとめ、
問題を解くたびに「これは何接続?」と声に出して確認する習慣をつけましょう。
声に出すことで定着が速くなります(これは脳科学的にも有効!)。

ステップ2:逆接・言い換えに注目する「2大重要接続語」戦略

接続語の中でも、特に受験で重要なのは「逆接」と「言い換え」の2種類です。

【逆接(しかし・だが・ところが)】
逆接の後ろには、筆者が「本当に言いたいこと」が来ることが多いです。
一般論や読者の予想を一度出しておいて、「しかし、実は……」と筆者の主張をぶつけてくる構造は、
論説文・評論文の最頻出パターン。
逆接を見たら、マーカーを引いて「ここが主張!」とメモする癖をつけましょう。

【言い換え(つまり・すなわち・要するに)】
これらの後ろは「前の段落・文の要約・核心」です。
記述問題で「筆者の主張を〇〇字でまとめよ」という問題が出たとき、
「つまり」「要するに」の後ろをそのまま使えることが多い。
翔先生いわく「要するに」は「答えの宝箱」(笑)。

ステップ3:指示語を正確に追う「3ステップ置き換え法」

指示語問題は、正しい手順さえ知れば確実に得点できます。
日本国語塾トップでは以下の「3ステップ置き換え法」を指導しています。

  1. 指示語を発見したら、まず直前を見る
    指示語が指す内容は、ほとんどの場合「直前の文または直前の段落」にあります。
    まず直前を確認するのが鉄則です。
  2. 候補を見つけたら、指示語と置き換えて読んでみる
    「それ」の代わりに候補の言葉を入れて読んで、文として自然に通じるかを確認します。
    違和感があれば、もう少し前の文に戻って探しましょう。
  3. 指示語の「コ・ソ・ア」で距離感を判断する
    日本語の指示語には距離のルールがあります。
    「コ(これ・この・こう)」→話し手に近い・直前の内容、
    「ソ(それ・その・そう)」→少し前の内容・相手側、
    「ア(あれ・あの・ああ)」→双方から遠い・既知の情報。
    現代文では「ソ系」が最頻出です。

ステップ4:文章全体の「論理マップ」を作る練習

慣れてきたら、接続語を手がかりにして文章全体の構造を図式化してみましょう。
たとえば:

【一般論】人間はSNSによってつながりが深まったと言われる。
しかし(逆接)
【筆者の主張】実際には孤独感が増大しているという研究がある。
たとえば(例示)
【具体例】アメリカの調査では……
つまり(まとめ)
【結論】デジタルなつながりは表面的なものに過ぎない。

このように「接続語=論理の矢印」として可視化すると、文章の流れが一目でわかります。
最初は時間がかかっても、3〜5題練習すれば自然と頭の中でできるようになります。

藤原流のポイント

ここでは私・藤原が特に強調したい、ちょっと違う視点のアドバイスをお伝えします。

【その1:接続語は「削って」意味を確かめよ】
接続語の意味を本当に理解しているかどうかを試す方法があります。
それは「接続語を一度削って、前後の文を直接読んでみること」です。
「しかし」を削ったとき、前後の文が矛盾していれば→逆接。
スムーズにつながれば→逆接ではない。
この確認作業は、空欄補充問題でも絶大な威力を発揮します。

【その2:指示語の「範囲」に注意せよ】
「それ」が指すのは1単語のこともあれば、段落全体のこともあります。
指示語問題で不正解になるパターンの大半は「指す範囲が狭すぎる・広すぎる」こと。
置き換えたときに文意が完全に成立するかを、前後の段落も含めて確認する習慣が大切です。

【その3:接続語を「予測ツール」として使え】
これは上級テクニックです。接続語を読んだ瞬間、「次に何が来るか」を予測してから読む。
「しかし」を見たら「あ、次は逆のことが来る」と身構えて読む。
これを習慣にすると読解スピードが上がり、
内容も頭に入りやすくなります。能動的な読み方ができる受験生は本当に強い!

【翔先生から一言】
「接続語・指示語を制すると、初見の文章でも怖くなくなります。
論理の地図を持って文章に入る感覚、ぜひ体験してください!」

よくある間違いと対策

❌ 間違い①:「また」を軽視する

「また」は「添加・累加」の接続語ですが、受験生は「なんとなく次の話に移った」と軽

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