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英作文と小論文を同時に鍛える方法|論理構成の共通技術

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英作文と小論文を同時に鍛える方法|論理構成の共通技術


はじめに

数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!

先日、こんな質問が届きました。

「藤原先生、英作文と小論文って別々に勉強しないとダメですか?どっちも苦手で、時間が全然足りないんですが……」

高校3年生のAさん(理系・国公立志望)からのリアルな悲鳴です。英語の自由英作文も、大学入試の小論文も、どちらも「文章を論理的に書く力」が問われる。なのに多くの受験生は、英語は英語の先生に、国語は国語の先生に、それぞれバラバラに習っています。これ、実はとんでもなく非効率なんです。

今回の記事では、英作文と小論文を「論理構成の共通技術」で同時に鍛える方法を徹底解説します。翔先生も「これは本当に目からウロコです!」と太鼓判を押してくれた内容です。英語×国語の比較学習アプローチで、時間対効果を最大化しましょう!

なぜこれが重要なのか

まず大前提として、英作文(特に自由英作文・意見論述型)と小論文は、「論理の骨格」がほぼ同じです。

英語の先生は「英語で考えろ」と言い、国語の先生は「日本語の論理構成を意識しろ」と言う。でも本質的に求められているのは、どちらも同じことです。すなわち――

  • ✅ 明確な主張(結論)を持つ
  • ✅ 根拠・理由を論理的に示す
  • ✅ 具体例で説得力を持たせる
  • ✅ 反論を意識した上で自分の立場を守る
  • ✅ まとめ・結論で締める

これは英語だろうと日本語だろうと変わりません。言語が変わっても、「論理の型」は普遍的なのです。

さらに現実的なメリットも大きい。英作文の練習をしながら小論文の論理力も鍛えられるなら、単純に勉強時間が約半分で済む計算になります(もちろん言語そのものの練習は別途必要ですが)。受験生にとって時間は命。この視点は絶対に持っておくべきです。

また、近年の大学入試では、英語の論述問題と小論文が同日・同学部で課されるケースが増えています。慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学の推薦・AO入試、医学部の総合型選抜など、どれも「論理的思考力」を核として評価します。英国を横断する論理力こそが、これからの入試の鍵なのです。

具体的な方法・ステップ解説

STEP 1|「論理の型(テンプレート)」を日英共通で覚える

まず最初にやるべきことは、日本語と英語で共通して使える「論理の型」を1つ身体に染み込ませることです。

おすすめは「PREP法」です。

要素 日本語(小論文) 英語(英作文)
P(Point):主張 「私は〜と考える。」 “I believe that ~.”
R(Reason):理由 「なぜなら〜だからである。」 “This is because ~.”
E(Example):具体例 「例えば〜という事例がある。」 “For example, ~.”
P(Point):再主張 「以上より、〜と結論付ける。」 “Therefore, I conclude that ~.”

このPREP法を使うと、英作文でも小論文でも「どこに何を書くか」が明確になります。
翔先生もよく言うのですが、「書けない」のではなく「どこに何を書くかわからない」だけというケースが大半。型を知ることで、その悩みは8割解決します。

STEP 2|日本語で「論理の核」を作ってから英語に変換する

英作文が苦手な人の多くは、「英語で考えようとして止まる」罠にはまっています。
解決策はシンプルで、まず日本語でPREPの骨格を書いてから、英語に変換することです。

具体的な手順はこうです:

  1. お題を読んで、日本語で主張を1文決める(例:「SNSは高校生に有益である」)
  2. 日本語で理由を2〜3つ箇条書きにする(例:「情報収集ができる」「社会とつながれる」「表現力が鍛えられる」)
  3. 最も説得力がある理由を1〜2つ選んで具体例を付ける
  4. その日本語の骨格を英語に直す

この手順で練習することで、日本語の論理構成力(=小論文力)と英語の表現力(=英作文力)を同時に鍛えることができます。まさに一石二鳥の学習法です。

STEP 3|「反論→再反論」の構造を加えて上位層を目指す

PREP法をマスターしたら、次のレベルとして「反論・譲歩(Concession)」の構造を加えましょう。これは特に難関大学の英作文・小論文で差がつくポイントです。

構造のイメージはこうなります:

  1. 主張(P)
  2. 理由・具体例(R+E)
  3. 「確かに〜という反論もある」(譲歩)
  4. 「しかし〜だから私の主張は正しい」(再反論)
  5. 結論(P)

日本語では「確かに〜。しかし〜。」、英語では “Admittedly, ~. However, ~.” という表現がこれにあたります。

反論を意識した文章は、採点者から見て「この受験生はちゃんと考えている」と評価されます。小論文でも英作文でも、この構造を使えるかどうかでA評価とB評価の差が生まれます。

STEP 4|週1回「テーマ共通練習」を実施する

理論を学んだら、あとは実践あるのみ。おすすめは「同じテーマを日本語と英語の両方で書く」週1回の練習です。

例えば、こんなテーマで練習してみましょう:

  • 「AIは人間の仕事を奪うか」
  • 「高校生にスマートフォンは必要か」
  • 「日本は移民を受け入れるべきか」
  • 「環境保護と経済発展は両立できるか」

まず日本語で400字程度の小論文を書き、次に同じ内容を英語で150語程度の英作文に変換する。この練習を週1回続けるだけで、3ヶ月後には論理構成力が劇的に向上します。翔先生の指導実績でも、このサイクルを続けた生徒は小論文・英作文ともに模試の偏差値が平均で10ポイント以上アップしています。

藤原流のポイント

ここからは、私・藤原進之介が特に強調したい「藤原流」のポイントをお伝えします。

📌 ポイント①「型は破るためにある」――まず型を完璧にせよ

「型にはまった文章はつまらない」という先生も世の中にはいます。でも受験という文脈では、まず型を完璧に使いこなせることが大前提です。
型があってこそ、それを応用・発展させることができる。型を知らずに「個性的な文章」を書こうとしても、ただの論理的に破綻した文章になるだけです。

「型を守る → 型に慣れる → 型を活用する」この順序を大切にしてください。

📌 ポイント②「根拠の質」にこだわれ

PREP法でよくある失敗が「理由がふわっとしている」問題です。
「SNSは便利だから良い」という理由は弱い。「SNSを活用することで、地方の高校生が都市部の専門家と直接つながれるなど、教育格差の解消に貢献している実例が増えている」という理由は強い。

根拠は「具体的・客観的・社会的」であるほど強くなります。日頃からニュースや新書を読んで、使える知識を蓄積しておくことが、英作文・小論文の両方で大きな武器になります。

📌 ポイント③「接続詞」を意識して論理の流れを可視化する

論理構成を支えるのは接続詞です。日本語では「なぜなら・しかし・したがって・例えば・つまり」、英語では “because / however / therefore / for example / in other words” ――これらを意識して使うことで、論理の流れが読み手にも自分にも見えやすくなります。

接続詞が正しく使えている文章は、採点者の読みやすさ=評価の高さに直結します。小論文でも英作文でも、接続詞の使い方を意識するだけで文章の質が一段上がります。

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