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評論文が苦手な人必見|筆者の主張を30秒で見抜くコツ

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数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!

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評論文が苦手な人必見|筆者の主張を30秒で見抜くコツ【日本国語塾トップ】

評論文が苦手な人必見|筆者の主張を30秒で見抜くコツ

監修:数強塾グループ代表・藤原進之介(日本国語塾トップ)

はじめに|「評論文って、何が言いたいのかさっぱりわからない!」

藤原です。先日、授業後に高校2年生の生徒からこんな質問を受けました。

「先生、評論文って読んでいると眠くなるし、最後まで読んでも結局何が言いたかったのかわからないんです。どうやって読めばいいんですか?」

思わず「正直に言ってくれてありがとう!」と言いたくなりました(笑)。実はこれ、評論文を苦手とする受験生の9割が抱えているリアルな悩みです。眠くなるのは、あなたの睡眠不足のせいではありません(いや、それもあるかもしれませんが)。評論文の「読み方のコツ」を知らないまま文字を追っているから、頭に入ってこないんです。

今回は、数強塾グループ代表の藤原進之介として、評論文の筆者の主張を30秒で見抜くコツを、受験生にも実践しやすいかたちで徹底解説します。現代文の読解力を上げたい方、共通テストや大学入試の評論文で点数を安定させたい方は、ぜひ最後まで読んでください。

なぜ「筆者の主張を見抜く力」が重要なのか

評論文の読解において、最も根本的なスキルは何だと思いますか?語彙力?読む速さ?いいえ、ズバリ言います。それは「筆者が何を言いたいのかを正確につかむ力」です。

現代文の設問を見てください。「筆者の考えとして最も適切なものを選べ」「傍線部の理由を本文に即して説明せよ」——これらはすべて、筆者の主張・論旨の理解を前提にしています。筆者の主張がわかっていないと、正解の選択肢を選ぶときに「なんとなく」に頼るしかなくなる。そして「なんとなく」では、入試本番で安定した点数は絶対に取れません。

逆に言えば、筆者の主張さえ正確につかめれば、設問の7〜8割は芋づる式に解けるようになります。評論文の読解は「筆者の主張を見抜くこと」が出発点であり、ゴールでもあるのです。

さらに重要なことをお伝えします。評論文とは、筆者が「世間一般の常識や通説」に対して異議申し立てをする文章です。つまり構造上、必ず「みんなはこう思っているけど、私はこう思う」という対立構造が存在します。この構造を意識するだけで、読み方はガラリと変わります。

具体的な方法・ステップ解説|筆者の主張を30秒で見抜く3ステップ

では、具体的な方法を3つのステップで解説します。順番通りに実践してみてください。

ステップ1|「逆説のシグナル」を探せ

評論文を読むとき、まず最初にやることがあります。それは文章全体をざっと眺めながら、逆説・転換を示す接続語・表現に丸をつけることです。

具体的には以下のような言葉です:

  • しかし/だが/ところが/けれども
  • 〜ではない/〜とは言えない
  • むしろ/かえって/逆に
  • 実は/じつのところ/見落とされがちだが
  • 〜と思われているが、実際には〜

なぜこれが大事かというと、評論文において筆者の本当の主張はほぼ必ず「逆説の後」に登場するからです。「みんなはAだと思っている。しかし、私はBだと思う」——この「しかし」の後ろこそが、筆者の言いたいことです。

試しに手元の評論文で「しかし」「だが」に丸をつけて、その直後の文を読んでみてください。高確率で「あ、これが言いたかったのか」と気づくはずです。

ステップ2|「問い」と「答え」のセットを見つけろ

評論文は基本的に、問いを立てて、それに答えるという構造で書かれています。筆者は文章の中で(明示的または暗示的に)「〜とはどういうことか?」「なぜ〜なのか?」という問いを立て、論を展開しながら最終的な答えを提示します。

読解のときは、次の2点に注目してください:

  1. この文章の「問い」は何か?(多くの場合、冒頭付近にある)
  2. その問いへの「答え」はどこにあるか?(多くの場合、各段落の末尾や文章の後半にある)

たとえば「近代とはどのような時代か」という問いが冒頭にあれば、筆者はその答えを文章全体を使って説明しています。その答えを見つけることが、筆者の主張の核心に触れることと同義です。

段落の最初の文と最後の文を読むだけでも、「問い」と「答え」の骨格が見えてきます。これを「段落の首と尻を読む」と私は呼んでいます。ぜひ習慣にしてください。

ステップ3|「繰り返し登場するキーワード」に注目せよ

筆者は自分の主張を強調するために、同じ概念・語句を繰り返し使います。評論文を読んでいて「またこの言葉出てきた」と感じる単語があったら、それは筆者が重視しているキーワードです。

読解中に繰り返し登場するキーワードを見つけたら、本文に波線を引いてみてください。その波線が集中している箇所が、主張の核心部分である可能性が高いです。また、そのキーワードがどのような文脈で、どのような意味で使われているかを整理することで、筆者の論旨が立体的に見えてきます。

共通テストや難関大学の現代文では、この「キーワードの定義や用法の把握」が設問に直結することも多いです。キーワードを丁寧に追うことは、得点に直結する読解法です。

藤原流のポイント|評論文は「反論への反論」を読め

ここからは、私・藤原が特に大事にしている独自の視点をお伝えします。

評論文の読解で多くの受験生が見落としているのが、「予想される反論への応答」という構造です。筆者は自分の主張を述べるとき、「読者がこう反論してくるだろう」ということを予測して、先に反論に答えておく、という書き方をよくします。

たとえばこんな展開です:

  1. 「〜と言うと、〇〇ではないかという批判があるかもしれない」(予想される反論)
  2. 「しかし、それは〜という点を見落としている」(反論への応答)
  3. 「だからこそ、〜なのである」(主張の強化・再提示)

この構造に気づくと、筆者が「何をどれほど強く主張したいのか」がクリアに見えてきます。反論に応答してまで言い切っているということは、それだけその主張に自信と確信があるということ。つまり「反論への反論」の部分に、筆者の最も強い主張が宿っているのです。

もうひとつ、藤原流として強調したいのが「文末表現を侮るな」ということです。

「〜である」「〜にほかならない」「〜と言わざるを得ない」「〜なのだ」——こうした断定・強調の文末表現は、筆者が特に力を込めて主張している箇所のサインです。逆に「〜かもしれない」「〜とも考えられる」という文末は、筆者が留保をつけている箇所であり、主張の核心ではないことが多い。

文末表現ひとつで、筆者の「本気度」がわかります。ぜひ意識して読んでみてください。

よくある間違いと対策|これをやると評論文で沼にはまる

最後に、評論文の読解でよくある「やってしまいがちな間違い」を3つ挙げます。心当たりがある人は、今日から改善しましょう。

間違い①|「自分の意見」で読んでしまう

評論文の設問で最も多い誤答パターンがこれです。「筆者はこう言っているけど、私はそう思わない」という感情が邪魔をして、自分の価値観に合う選択肢を選んでしまう。

断言します。現代文の読解において、あなたの意見は完全に不要です。求められているのは「筆者が何を言っているか」の正確な把握だけ。読解中は「筆者モード」に徹することを意識してください。「私ならこう思う」ではなく「筆者はこう言っている」を追い続けることが正解への近道です。

間違い②|具体例を「主張」と混同する

評論文には必ず具体例が登場します。「たとえば〜」「〇〇の場合を考えてみよう」——これらは筆者の主張を説明・補強するための道具であり、主張そのものではありません。

具体例に引きずられて、「この文章はAという話だ」と思い込んでしまうのは典型的な罠。具体例はあくまで「例」。その

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