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藤原 進之介

株式会社数強塾 代表取締役。数強塾グループ(日本数学塾・日本英語塾・日本国語塾・英論会)創設者。現役時代に数学で挫折し浪人を経て「なぜそうなるか」を徹底追求する指導哲学を確立。一生の役に立つ勉強を全国にオンライン展開。

語彙力を上げる「多読」のやり方|ただ読むだけでは語彙は増えない理由と解決策

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はじめに|「たくさん読んでいるのに語彙が増えない」という悩みの正体

数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。
スタディサプリ国語講師の山下翔平先生と一緒に解説します!

「本はたくさん読んでいるのに、語彙力が全然上がらない……」

これは、日本国語塾TOPに通う生徒から最もよく聞く相談のひとつです。多読は語彙力アップに効果的だと言われますが、実際には「ただ読むだけ」では語彙はほとんど増えません。なぜか?その理由を徹底的に解明し、今日から実践できる正しい多読のやり方をお伝えします。

以前、こんな生徒がいました。中学3年生のAくんは、毎月5〜6冊の小説を読む読書家でした。しかし模試の語彙問題では半分以下しか取れず、現代文の読解でも「なんとなく読んでいるが意味が取れない語句がある」という状態が続いていました。Aくんの読書量は確かに多い。しかし語彙力は伸びていませんでした。

その原因は「読み方」にありました。Aくんはわからない言葉があっても読み飛ばし、文脈で「なんとなく」理解して先へ進んでいたのです。これは多くの生徒に共通する落とし穴です。

この記事では、多読が語彙力アップに直結しない理由と、語彙を確実に増やすための「戦略的多読」のやり方を、藤原先生と山下先生の実指導エピソードを交えながら徹底解説します。語彙力を上げる多読のやり方を正しく学べば、国語の成績は必ず変わります。


なぜ重要か|語彙力が合否を分ける理由

語彙力は「すべての教科の土台」である

語彙力を上げる多読のやり方を学ぶ前に、まずなぜ語彙力がそれほど重要なのかを確認しましょう。語彙力とは単に「言葉をたくさん知っている」ことではありません。言葉の意味・ニュアンス・使われる文脈を正確に理解し、自分の思考や表現に活用できる力です。

現代の入試では、語彙力の差が直接的に得点差につながります。たとえば共通テスト現代文では、語句の意味を問う問題が頻出です。また、評論文・小説文ともに、キーワードの意味が正確にわからなければ本文全体の論旨が掴めず、選択肢の判断も誤ります。語彙力が低い生徒は「読めているつもりで読めていない」状態に陥りやすいのです。

語彙力の差は「読む速さ」にも直結する

入試本番は時間との戦いです。語彙力が高い生徒は、知っている言葉が多いため読むスピードが速く、問題を解く時間に余裕が生まれます。一方、語彙力が低い生徒は文章を読みながら「この言葉どういう意味だっけ?」と立ち止まる回数が多く、それだけで時間を消費します。

語彙力を上げる多読のやり方を身につけることは、読解スピードの向上にも直結する、一石二鳥の学習戦略なのです。

記述・小論文でも語彙力が差をつける

難関大学の記述試験や総合型選抜の小論文では、自分の意見を正確・簡潔に表現する力が問われます。語彙力が高い生徒は適切な言葉を選んで論述できますが、語彙力が低い生徒は「同じような表現の繰り返し」「曖昧な表現」になりがちです。採点官の評価は歴然と差がつきます。


基礎知識の完全整理|「多読」と「精読」と「語彙学習」の違いを理解する

多読とは何か

語彙力を上げる多読のやり方を正しく実践するために、まず「多読」の定義を整理しましょう。多読(extensive reading)とは、比較的易しい〜標準的なレベルのテキストを、大量に読み続ける学習法です。英語学習の文脈では古くから研究されており、自然な文脈の中で語彙・文法・表現を習得できるとされています。

しかし重要なのは、多読には「ただ量をこなす」だけでは語彙習得の効果が限定的だという研究上の事実があることです。Nation & Waring(1997)の研究によると、文脈から語彙を推測して習得するには、同じ語に繰り返し出会う機会が必要であり、1回読んだだけでは定着率は非常に低いとされています。

精読との違い

精読(intensive reading)は、短いテキストを深く丁寧に読む学習法です。語句の意味を辞書で調べ、文法構造を分析し、筆者の意図を精密に読み解きます。語彙習得の確実性は高いですが、時間がかかるため量をこなせません。

語彙力を上げるためには、多読と精読を組み合わせることが最も効果的です。日本国語塾TOPでは、この「ハイブリッド読書法」を指導の核心に置いています。

語彙学習の3つのレベル

語彙の習得には段階があります。

  • レベル1:認識語彙……見たことがあり、文脈でなんとなく意味がわかる
  • レベル2:理解語彙……意味を正確に説明でき、読解に活用できる
  • レベル3:使用語彙……自分の文章や発話で正確に使いこなせる

ただ読むだけの多読では、多くの語彙がレベル1止まりになります。語彙力を上げる多読のやり方では、意識的にレベル2・レベル3へと引き上げる工夫が必要です。


実践ステップ解説|語彙が確実に増える「戦略的多読」の5ステップ

ステップ1:自分の語彙レベルに合った本を選ぶ

語彙力を上げる多読のやり方でまず重要なのは「素材選び」です。難しすぎる本は語彙の習得ではなく「挫折」につながります。一方、易しすぎる本では新しい語彙との出会いが少なく、成長が見込めません。

目安は「10ページ読んで知らない言葉が5〜15語程度」の本です。これより多い場合は難易度が高すぎ、少ない場合は易しすぎます。

おすすめの素材例(中学〜高校生向け):

  • 新聞のコラム(天声人語・編集手帳など)……200〜600字で語彙密度が高い
  • 芥川龍之介・夏目漱石などの近代文学の短編……語彙・表現の質が高い
  • 入試頻出の評論文……思想・哲学・社会系の語彙が集中的に学べる
  • 岩波ジュニア新書・ちくまプリマー新書……読みやすく語彙密度も適切

ステップ2:「引っかかり語句」に印をつけながら読む

語彙力を上げる多読のやり方の核心は「能動的読書」です。読みながら知らない言葉・意味が曖昧な言葉に鉛筆で印(「?」マークなど)をつけていきます。このとき、読むリズムを止めないことが大切です。まずは通読し、文脈から意味を推測します。

【例】次の文章で「引っかかり語句」を探してみましょう:

「近代化の過程で人々は、共同体から切り離された孤立した個人として、自由と引き換えに帰属感の喪失を経験した。」

この文で確認すべき語句:「共同体」「帰属感」「喪失」——これらは入試頻出の評論キーワードです。読み飛ばしてしまう生徒が多いですが、これらの意味が正確にわかるかどうかで読解の深さが全く変わります。

ステップ3:読後に「語彙ノート」へ記録する

読み終えたら、印をつけた語句を語彙ノートに記録します。ただし、辞書を引いた意味をそのまま書き写すだけでは不十分です。語彙力を上げる多読のやり方では、以下の形式で記録することを推奨します:

語句 意味(自分の言葉で) 元の文脈 類語・対義語
帰属感 どこかのグループ・場所に属しているという感覚・安心感 「共同体から切り離された孤立した個人として……帰属感の喪失を経験した」 類:所属意識 対:疎外感
喪失 大切なものを失うこと 同上 類:消失・欠如 対:獲得

「自分の言葉で意味を書く」というプロセスが語彙の定着に極めて重要です。辞書の定義をそのまま写すより、自分なりに解釈して書くことで記憶への定着率が格段に高まります。

ステップ4:記録した語彙を「使う」練習をする

語彙力を上げる多読のやり方で見落とされがちなのが「アウトプット」の工夫です。語彙ノートに記録しただけでは「認識語彙」止まりになる可能性が高い。使用語彙にまで引き上げるには、実際にその言葉を使う練習が必要です。

【練習例】新しく覚えた語句を使って3行の文章を書く:

「帰属感」を使った例文:

「現代のSNS社会では、多くの人がオンラインのコミュニティに帰属感を求めている。しかし、匿名の関係が帰属感の代替になり得るかどうかは疑問だ。真の帰属感は、互いを認め合う継続的な関係から生まれるのではないだろうか。」

このように実際に使ってみることで、語彙は「知っている言葉」から「使える言葉」へと昇格します。

ステップ5:週1回「語彙の復習タイム」を設ける

語彙力を上げる多読のやり方において、復習のサイクルは命です。エビングハウスの忘却曲線が示すように、人間は学習した内容を1日後には約60〜70%忘れます。週に1回、語彙ノートを見返し、意味を言えるか確認する「語彙チェックタイム」を設けましょう。

具体的な復習方法:

  • 語句だけを見て意味を口頭で説明できるか確認する
  • 覚えていなかった語句に★マークをつけて翌日再確認する
  • 週末に★マークの語句だけ集中的に復習する

【藤原×山下 会話で深掘り】現場から見えること①

🎓 藤原先生:「山下先生、スタディサプリの授業でも生徒の語彙力の差って感じますか?」

📚 山下先生:「ものすごく感じますね。動画授業なので生徒の反応は直接見えないんですが、授業後のコメントや質問を見ていると、『この言葉の意味がわからなかった』という声が結構多くて。特に評論文で頻出の『相対化』とか『内面化』とか、なんとなく読み飛ばしてきた語句が実は理解できていなかった、という生徒が多いです。」

🎓 藤原先生:「そうですよね。私が日本国語塾TOPで指導していても、語彙力の問題は本当に根深くて。特に多読をしている生徒ほど『わかっているつもり病』になりやすい。本をたくさん読んでいるから、なんとなく文脈で意味を掴む力がついているんですが、その『なんとなく』が語彙の曖昧さを隠してしまうんです。入試では『なんとなく』は通用しませんから。」

📚 山下先生:「まさにそこが語彙力を上げる多読のやり方のポイントですよね。多読は語彙と出会う機会を増やしてくれますが、出会っただけでは定着しない。意識的に『この語句、本当にわかっているか?』と自問する習慣が必要です。」

🎓 藤原先生:「私が授業で必ず言うのは『語彙は出会いではなく、付き合いで覚えるものだ』ということです。1回出会った語句を語彙ノートに記録して、繰り返し出会う機会を作る。これが語彙力を上げる多読のやり方の本質です。」


よくある間違いと対策|語彙が増えない多読の7つのNG

NG①:知らない言葉を全部読み飛ばす

最もよくある失敗パターンです。「文脈でなんとなくわかる」と感じて先へ進んでしまうと、その語句はいつまでも「認識語彙」止まりになります。語彙力を上げる多読のやり方では、「なんとなく」に気づいたらマークをつけることが鉄則です。

NG②:辞書を引いて満足してしまう

辞書を引くこと自体は良いのですが、定義を読んで「ふーん」で終わってしまうのはNGです。辞書の説明は抽象的なことが多く、1回読んだだけでは記憶に残りません。必ず語彙ノートに記録し、自分の言葉で意味を書き直すところまでやりましょう。

NG③:難しすぎる本ばかり読む

「難しい本を読めば語彙が増える」と思い、自分のレベルを大きく超えた本を読もうとする生徒がいます。しかし未知語が多すぎると、文脈からの推測もできず、読書自体が苦痛になります。語彙力を上げる多読のやり方では「少し背伸びするレベル」が最適です。

NG④:同じジャンルの本しか読まない

好きなジャンルの本ばかり読んでいると、語彙の偏りが生まれます。ファンタジー小説ばかり読んでいる生徒は、入試に頻出する社会・思想・哲学系の語彙が著しく不足している場合があります。意識的にジャンルを広げることが重要です。

NG⑤:スマートフォンやSNSの文章ばかり読む

SNSや読み物アプリの文章は文体が口語的で語彙密度が低い傾向があります。これらを多読しても、入試で必要な文語・評論語彙はほとんど身につきません。多読の素材は意識的に「書き言葉のテキスト」を選びましょう。

NG⑥:語彙ノートを作るだけで復習しない

丁寧に語彙ノートを作っているのに成績が上がらない生徒に多いのが、「記録はするが復習しない」パターンです。語彙ノートは「書いたら終わり」ではなく、繰り返し参照する「生きた辞書」として使いましょう。

NG⑦:語彙を孤立した意味で覚える

「喪失=失うこと」と単語と意味の一対一対応で覚えるだけでは、文章の中で使いこなせません。語彙は必ず「使われる文脈・ニュアンス」とセットで覚えることが、語彙力を上げる多読のやり方の重要原則です。


【藤原×山下 会話で深掘り】現場から見えること②

🎓 藤原先生:「山下先生、語彙学習で特に印象に残っている生徒のエピソードってありますか?」

📚 山下先生:「ありますよ。以前、私が個別指導をしていた高校2年生の女の子なんですが、彼女は本当に読書が好きで、毎日何かしら読んでいました。でも現代文の点数が伸び悩んでいた。原因を探ったら、評論文の抽象語彙——『普遍性』とか『二項対立』とか『脱構築』みたいな言葉——がほとんど定着していなかったんです。小説は読めるけど評論は読めない、という典型的なケースでした。」

🎓 藤原先生:「ああ、よくいますね、そのタイプ。」

📚 山下先生:「そこで私が提案したのが、毎日新聞のコラムを1本読んで、知らない語句を3つ語彙ノートに記録する、というシンプルな習慣です。量は少なくていい、でも毎日続けること、そして記録した語句を週末に必ず見返すこと、この2つだけを徹底してもらいました。3ヶ月後の模試で現代文の偏差値が8上がったんです。」

🎓 藤原先生:「3ヶ月で偏差値8はすごいですね。それが語彙力を上げる多読のやり方の威力ですよ。少量・高密度・継続。量よりも質と継続です。日本国語塾TOPでも全く同じアプローチを指導しています。『今日3語覚えたら、1年で1000語以上』という計算を生徒に見せると、みんな『それなら続けられる』って言うんですよ。」

📚 山下先生:「そうなんですよね。語彙は積み上げですから。語彙力を上げる多読のやり方は、特別な才能が必要なわけじゃなくて、正しいやり方で継続できるかどうかだと思います。」


今日からできる実践チェックリスト|語彙力を上げる多読のやり方 実践確認10項目

以下のチェックリストで、自分の読書習慣を点検してみましょう。語彙力を上げる多読のやり方を実践できているか確認する指標として活用してください。

  • 読む素材のレベルを確認している(10ページで5〜15語の未知語が目安)
  • 読みながら知らない語句・意味が曖昧な語句に印をつけている
  • 読み飛ばした語句を「なんとなくわかった」で済ませていない
  • 語彙ノートを作っており、辞書の定義をそのままでなく「自分の言葉」で意味を記録している
  • 語彙ノートに「元の文脈(使われていた文章)」も一緒に記録している
  • 語彙ノートに「類語・対義語」も記録している
  • 覚えた語句を使って短文(3行程度)を自分で作っている
  • 週に1回、語彙ノートの復習タイムを設けている
  • 小説だけでなく、評論・新聞・新書など複数ジャンルの素材を読んでいる
  • SNSや口語的な読み物だけでなく、「書き言葉」のテキストを意識的に選んでいる
  • (ボーナス) 覚えた語句が入試問題や日常会話に出てきたとき、意識的に気づけるようになっている

8個以上チェックできれば、語彙力を上げる多読のやり方が実践できています。5個未満の場合は、まず語彙ノートの作成と週1回の復習から始めましょう。


Q&A|よくある質問

Q1. 語彙ノートは紙とデジタル、どちらがいいですか?

A. どちらでも構いませんが、手書きの方が記憶への定着効果が高いという研究結果があります(Mueller & Oppenheimer, 2014)。ただし「続けられること」が最優先ですので、自分が継続しやすい方法を選んでください。デジタルであればNotionやAnkiなどのアプリを活用すると、フラッシュカード式の復習が効率的にできます。

Q2. 1日何語くらい語彙ノートに記録すればいいですか?

A. 1日3〜5語が目安です。多すぎると復習が追いつかなくなり、語彙ノートが「記録するだけのもの」になってしまいます。少量でも確実に定着させることが語彙力を上げる多読のやり方の基本です。1日3語でも1年続ければ1000語以上を習得できます。

Q3. 市販の語彙問題集と多読、どちらが効果的ですか?

A. 両方を組み合わせることが最も効果的です。語彙問題集は短期間で「入試頻出語彙」を体系的に学べますが、文脈の中での使われ方を学ぶには限界があります。多読によって実際の文章の中で語彙を学ぶことで、語彙問題集で覚えた語句の理解が深まり、使いこなせるようになります。日本国語塾TOPでは両者をバランスよく組み合わせた学習計画を提案しています。

Q4. 古文・漢文の語彙も多読で増やせますか?

A. 古文・漢文については、多読よりも専用の単語帳・語彙集を先に学習することをお勧めします。古文・漢文は現代語と語彙体系が異なる部分が多

Q4. 古文・漢文の語彙も多読で増やせますか?

A. 古文・漢文については、多読よりも専用の単語帳・語彙集を先に学習することをお勧めします。古文・漢文は現代語と語彙体系が異なる部分が多く、基本的な古語・漢語の知識がなければ文章自体が読めないからです。まず「古文単語315」「マドンナ古文単語」などの単語帳で基礎語彙を固めた上で、古文・漢文の多読に取り組むと効果的です。基礎語彙が身についてから多読をすることで、語彙力を上げる多読のやり方の効果が古文・漢文においても発揮されます。

Q5. 読書が嫌いな生徒でも多読で語彙力は上がりますか?

A. 上がります。読書が嫌いな生徒には、最初から長い文章を読ませるのではなく、新聞コラム(天声人語・編集手帳など)や短いエッセイから始めることをお勧めします。1日1本、200〜600字程度のテキストを丁寧に読んで語彙ノートに記録する習慣から始めれば、読書への抵抗感も徐々に薄れていきます。日本国語塾TOPでは、読書嫌いの生徒にも取り組みやすい素材を個別に提案しています。

また、藤原先生が実際に指導した高校1年生のBくんは「本を読むのが苦手」と言っていましたが、自分の好きなスポーツ(サッカー)に関する新書を使った多読から始めることで、3ヶ月後には「最近、評論文が面白く感じるようになった」と言うほどに変化しました。興味のある分野から入ることが、読書嫌いを克服する語彙力を上げる多読のやり方の第一歩です。


まとめ|日本国語塾トップで差をつけよう

この記事では、語彙力を上げる多読のやり方について、「ただ読むだけでは語彙が増えない理由」と「戦略的多読の5ステップ」を中心に解説してきました。最後に要点を整理します。

この記事の要点まとめ

  • 語彙力を上げる多読のやり方の最大のポイントは「能動的に読む」こと。知らない語句に印をつけ、語彙ノートに記録し、復習するサイクルを回すことが語彙定着の鍵です。
  • ただ読むだけでは語彙が増えない理由は、1回の出会いでは記憶に定着しないこと、「なんとなくわかる」という曖昧な理解が語彙の習得を妨げているからです。
  • 語彙には3つのレベル(認識語彙・理解語彙・使用語彙)があり、多読とアウトプット練習を組み合わせることで「使える語彙」まで引き上げることができます。
  • 1日3語・週1復習というシンプルなルールを守ることで、1年間で1000語以上の語彙を確実に習得できます。
  • 素材の選択も重要です。SNSや口語的な文章ではなく、新聞コラム・評論・近代文学・新書など「書き言葉」のテキストを意識的に選びましょう。

語彙力を上げる多読のやり方は、特別な才能が必要なものではありません。正しいやり方を知り、毎日少しずつ実践を続けること——それだけで、半年後・1年後の国語の成績は確実に変わります。

「語彙力は一朝一夕には身につかないが、正しいやり方で毎日続ければ、必ず自分の武器になる」——これは藤原先生が日本国語塾TOPで何百人もの生徒に伝えてきた言葉です。

ぜひ今日から、語彙ノートの1ページ目を開いてみてください。


日本国語塾トップは、数強塾グループ代表・藤原進之介が監修する国語専門塾です。
スタディサプリ講師・山下翔平先生をはじめ、藤原進之介が厳選した一流講師が担任として指導します。
前橋校・横浜校・オンラインで全国対応しています。
nihonkokugojuku.comからお気軽にお問い合わせください。
また、数学・理系科目は数強塾(sukyojuku.com)もあわせてご利用ください。

執筆:藤原進之介(数強塾グループ代表・日本国語塾TOP監修)/山下翔平(スタディサプリ国語講師・日本国語塾TOP在籍)

語彙力を上げる「多読」のやり方を深めるために

語彙力を上げる「多読」のやり方は、国語力の土台として非常に重要な分野です。語彙力を上げる「多読」のやり方について、日本国語塾では担任講師が一人ひとりの理解度に合わせて丁寧に指導しています。語彙力を上げる「多読」のやり方に関する疑問や学習上の課題があれば、まずは無料体験授業でご相談ください。

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