国語の塾って必要? — 現役国語専門塾代表が正直に答えます
日本国語塾 代表 藤原進之介
「国語の塾って、必要ですか?」
Yahoo!知恵袋を見ていたら、同じ問いに何度も出会いました。2018年の投稿、2022年の投稿、それぞれ「必要ない」「本を読めばいい」「小論文以外は自学できる」……さまざまな回答が並んでいます。
その問いに、オンライン国語塾の代表として、あらためて正直に答えたいと思います。
「国語は自学できる」は本当か
「経験上、本を読むのが一番です」——ある回答者はそう書いていました。間違いではありません。でも、これは「料理は食べるのが一番の勉強」と言うのに似ています。食べるだけでは料理はうまくならない。
読むことと、読み解く力を体系的に身につけることは、別の話です。
国語には確かに「センス」の部分があります。でも、受験国語で問われるのは、センスではなく論理です。筆者の主張をどう捉えるか、傍線部の「なぜ」を記述でどう展開するか——これは技術であり、学べます。
ただし、添削なしでは伸びにくい。自分の書いた答案の何が足りないか、独学で気づくのはとても難しい。
国語ができないと、他の科目も詰まる
知恵袋のあるベストアンサーに、こんな一節がありました。
文が読めないから文章題が出来ない。日本語の段階で文の構成が分からないから英語も出来ない。
これは現場感覚として、まったくそのとおりです。
数強塾(私が運営するもう一つの塾)で数学を教えていると、文章問題で詰まる生徒の多くが、実は日本語の読解で止まっています。問題文に書いてあることを正確に把握できれば解ける問題を、「問題の意味がわからない」と言って止まってしまう。
国語力は、すべての学習の土台です。
では、いつから・何をすればいいか
よくある質問への、私なりの答えを整理すると:
小学5年〜中学生:文章の構造を意識する練習が最優先です。「接続語」「段落のまとまり」「筆者の主張と根拠」を意識しながら読む習慣をつける。これだけで、読解スコアは変わります。
高校生・大学受験生:現代文・古文・漢文それぞれに攻略法があります。特に現代文は「何となく読む」を卒業し、論理的に選択肢を消去できる思考法を身につけること。記述問題は添削必須。
自学で限界を感じたときが、塾を検討するタイミングです。本を読んでいるのに点数が上がらない、記述の採点基準がわからない——そういうときに、プロの目が一番効きます。
「国語塾はいらない」という声について
知恵袋には「いらないと思います」という回答もありました。その理由として「教えるほうも教えられるほうも難しい」と。
これは半分本当です。質の低い国語指導は、確かに意味がない。
「なんとなく読んでみよう」「感想を聞かせて」——それだけでは国語の点数は伸びません。国語指導が難しいのは事実で、だからこそ専門性が問われます。
逆に言えば、「国語はどう教えるのかわからない」と感じるなら、その塾では習わないほうがいいかもしれません。
おわりに
国語は、問いそのものを正確に読む力です。受験の場面だけでなく、仕事でも、人間関係でも、この力は使われ続けます。
「本を読んでいるから大丈夫」「なんとなく国語は得意」——そう思っていたのに模試で点が取れない、というケースは珍しくありません。
気になることがあれば、いつでもご相談ください。
日本国語塾では、中学・高校生の国語読解・記述・大学入試国語に対応した指導を行っています。オンライン対応していますので、全国からお問い合わせいただけます。
日本国語塾 代表 藤原進之介

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