ORIGINAL LEARNING MATERIAL · VOL.7
「どういうことか」に答える
比喩・抽象語・指示語をほどいて言いかえる
見つける → 指さす → 言いかえる → つなぐ → 書く
数強塾グループ 国語専門塾「藤原進之介の日本国語塾TOP」 無料公開オリジナル教材
制作:日本国語塾TOP 教材制作チーム/代表・総合監修:藤原進之介
この巻で身につくこと
言いかえ問題では、傍線部の言葉を繰り返すだけでは説明になりません。曖昧な部分を本文中の具体的な内容へ置き換えます。
- テーマ:記述・どういうことか
- 対象の目安:中1〜高1
- 今巻の鉄則:傍線部を部品に分け、「誰が・何を・どのように」の空欄を本文から埋め、文末を「〜こと。」にします。
基礎ドリル|5題
DRILL 1
「話が宙に浮いた」を会議の場面で言いかえなさい。
解答と解説を開く
解答:提案について結論も担当者も決まらなかったこと。
比喩を具体的な状態へ戻します。
DRILL 2
「その壁を越える」の「壁」が失敗への不安を指すとき、言いかえなさい。
解答と解説を開く
解答:失敗への不安を乗り越えること。
比喩の中身を本文の語へ置換します。
DRILL 3
「学びを自分のものにする」とはどういうことですか。
解答と解説を開く
解答:学んだ知識を別の問題や場面で使えるようにすること。
「自分のもの」を行動で説明します。
DRILL 4
傍線部に「それ」がある場合、答案へそのまま残してよいですか。
解答と解説を開く
解答:残さず、何を指すかを具体的に書く。
答案だけ読んでも意味が通る形にします。
DRILL 5
説明に必要な要素が三つあるのに二つしか入らない場合、何を見直しますか。
解答と解説を開く
解答:不要な重複や飾りを削り、三要素を短い言葉で残す。
字数は要素の優先順位で調整します。
実践1|知識に住所を与える
覚えた知識をいつ使うか分からなければ、必要な場面で取り出せない。問題の種類や条件と結びつけて覚えることは、知識に住所を与えるようなものだ。住所が分かれば、必要な知識へ迷わずたどり着ける。
問1(10点)|「知識に住所を与える」とはどういうことですか。35字以内で答えなさい。
模範解答・採点の窓を開く
模範解答(29字):知識を、それを使う問題の種類や条件と結びつけて覚えること。
- 要素:問いに必要な内容
- 根拠:本文中の語句・関係
- 形:設問の文末・字数条件
問2(6点)|住所が分かることで可能になることを答えなさい。
模範解答・採点の窓を開く
模範解答(22字):必要な場面で使う知識を迷わず取り出せること。
- 要素:問いに必要な内容
- 根拠:本文中の語句・関係
- 形:設問の文末・字数条件
実践2|窓を開ける質問
よい質問は、答えを一つ求めるだけではない。「なぜそう考えたのか」と尋ねれば、相手が見ていた根拠まで分かる。質問は、相手の考えが生まれた場所へ窓を開ける。
問1(10点)|「窓を開ける」とはどういうことですか。
模範解答・採点の窓を開く
模範解答(29字):質問によって、相手の考えの根拠や生まれた過程を知れること。
- 要素:問いに必要な内容
- 根拠:本文中の語句・関係
- 形:設問の文末・字数条件
問2(6点)|筆者がよいとする質問の特徴を答えなさい。
模範解答・採点の窓を開く
模範解答(23字):答えだけでなく、そう考えた理由まで尋ねること。
- 要素:問いに必要な内容
- 根拠:本文中の語句・関係
- 形:設問の文末・字数条件
解き終わったら
- 答えの根拠を本文中で指させるか。
- 自分の常識や感想を足していないか。
- 主語と述語、因果の向きが合っているか。
- 設問に合う文末で答えたか。
- 間違いの原因を一言で説明できるか。
見つける → 指さす → 言いかえる → つなぐ → 書く
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