2027年度共通テスト試験日まで
時間
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藤原 進之介

株式会社数強塾 代表取締役。数強塾グループ(日本数学塾・日本英語塾・日本国語塾・英論会)創設者。現役時代に数学で挫折し浪人を経て「なぜそうなるか」を徹底追求する指導哲学を確立。一生の役に立つ勉強を全国にオンライン展開。

甲陽学院中学校の国語|2日間200点・2026平均112.2点・漢字対策

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甲陽学院の国語は二日間で合計200点を占め、灘と同様に一日だけの出来で決まらない設計です。
2026年度の受験者平均は第1日58.7点、第2日53.6点、合計112.2点でした。二日目まで処理精度を維持する力が必要です。

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甲陽学院中学校・国語の試験時間と配点

項目内容
試験時間2日間(各日の要項を確認)
配点第1日100点+第2日100点=200点
入試回2日間入試
2026年度の確認事項学校公式成績概要:2026年度国語第1日58.7/100、第2日53.6/100、合計112.2/200(受験者全員平均)。

学校公式が日別・科目別平均を公表しているため、自分の過去問得点を一日ごとに比較できます。ただし受験者平均は合格最低点や合格者平均ではありません。

数値の読み方:科目平均や合格者平均が公式に公表されていない場合、本記事では推定点を合格基準として断定しません。年度、入試回、受験者層で難度が変わるため、公式結果と自分の答案の誤答内容を合わせて判断します。

出題構成と合否を分ける力

二日分を別々の試験として管理し、知識、選択肢、抜き出し、記述、時間不足の分野別得点を比較します。一日目に高得点でも二日目で崩れる場合は、形式差だけでなく疲労・見直し・時間配分を検討します。

合計平均112.2点は約56.1%です。難問をすべて取る試験ではなく、二日間で標準問題と部分点を積み上げます。

過去問を解くときは「難しかった」「時間が足りなかった」で終わらせず、文章を読む時間、選択肢を比較する時間、記述を作る時間、見直し時間を別々に計測します。時間不足の原因が読解、迷い、筆記速度のどこにあるかで改善方法は異なります。

近年の出典・題材

年度・回作品・題材著者
2026 第1日学校公式成績概要と正規過去問で確認甲陽学院
2026 第2日学校公式成績概要と正規過去問で確認甲陽学院

題材名だけでなく、第1日と第2日で文章ジャンル・設問形式がどう配分されるかを表にします。二日を通じて共通する要求と、一日固有の課題を分けます。

出典作品を読む目的は、翌年の的中を狙うことではありません。文章の背景を知り、未知の作品でも「誰の視点か」「どんな対立があるか」「具体例は何を説明するか」「どこで認識が変化するか」を取る練習に使います。過去問本文そのものは著作権の対象になるため、本記事では転載せず、作品名と学習上の観点を示します。

漢字・語句問題の具体的な対策

重点確認語・確認観点練習方法
第1日過去問の文脈内漢字日別に4〜5分で処理
第2日同音異義・送り仮名を比較一日目誤答を翌日に持ち越さない
語句慣用句・意味・用法短文で使う
重要:二日分の漢字を一つの一覧にするだけでなく、日別正答率と誤答型を記録します。初日に迷った表記を引きずらず、二日目も同じ手順で即答します。

漢字は一語を三回写して終わらせません。①読み、②意味、③文中での使い方、④同音異義語、⑤送り仮名、⑥誤りやすい部品の六点を確認します。過去問で出た語は翌日、七日後、三十日後に再テストし、順番を変えても書ける状態にします。

説明的文章の解き方

  1. 最初の二段落から、筆者が問題にしている一般的な見方を確認する。
  2. 「しかし」「一方」「むしろ」「つまり」の前後を対比・言い換えとして整理する。
  3. 具体例の横に「何を説明する例か」を十字程度で書く。
  4. 指示語は直前の名詞だけでなく、文や段落全体を候補にする。
  5. 選択肢は主語・時点・因果・程度・範囲の五項目で本文と照合する。

説明文の誤答で多いのは、本文中に同じ語がある選択肢を正解だと思う「表面一致」です。筆者がその語を肯定しているのか、従来の意味として批判しているのかまで確認します。また一つの具体例だけに合う選択肢と、段落全体を説明する選択肢を区別します。

物語文・随筆の解き方

  1. 人物関係と語り手の視点を最初に整理する。
  2. 発言、沈黙、視線、動作、情景を心情の証拠として拾う。
  3. 人物が以前信じていたことと、出来事の後に理解したことを左右に分ける。
  4. 心情記述は「きっかけ+人物の価値観・期待+感情」で作る。
  5. 本文にない性格判断や道徳的評価を答案から削る。

長い文章では人物の価値観と関係変化を整理します。日をまたいでも、理由・心情・内容説明の答案構造を変えず、本文固有の根拠だけを入れ替えます。

記述問題を採点要素へ分解する

模範解答を丸暗記せず、答案を二〜四個の要素へ分けます。理由説明なら「背景・直接原因・結果」、心情変化なら「変化前・契機・変化後」、内容説明なら「抽象語・具体的内容・筆者の評価」という分け方が基本です。

失点原因答案の状態直し方
根拠不足感情語・結論だけ直前の出来事と人物の期待を補う
主語ずれ誰の認識か不明設問の主語を答案冒頭で確認
因果逆転原因と結果が反対「〜ため、…」で一度書き直す
部分一致一つの例だけ説明段落内の複数例の共通点を取る
言い過ぎ必ず・すべて等を追加本文の程度表現へ戻す

2日間(各日の要項を確認)の時間配分

工程各日の目安
漢字・語句5〜7分
本文読解15〜18分
設問・記述27〜30分
見直し5分

初回から理想配分を決めるのではなく、三年度分の実測値から調整します。各大問の開始時刻、終了時刻、保留した設問、見直しで直した問題を記録してください。正答率が低いのに長時間を使った問題は、解法だけでなく保留判断も練習します。

12週間の過去問対策計画

期間学習内容確認指標
1〜3週漢字・語彙診断、段落要約、人物関係図誤答を知識・読解・設問理解に分類できる
4〜6週理由・心情・内容説明を設問別に練習必要要素を答案前に箇条書きできる
7〜9週大問別の制限時間演習、選択肢の誤り分類一問への過剰な時間使用が減る
10〜12週本番時間で通し演習、翌日と一週間後に再答案得点と答案要素の両方が安定する

過去問は「何年分終わったか」より、「何回の誤答原因を直せたか」で管理します。一度目は本番形式、二度目は根拠を丁寧に確認、三度目は時間を短くして再現性を確認します。作品を覚えて正解しただけにならないよう、同じ設問形式を別文章でも解きます。

家庭でできる一週間メニュー

  • 月曜:漢字10語と同音異義語。
  • 火曜:説明文一段落を四十字で要約。
  • 水曜:物語文の人物関係・心情変化を図解。
  • 木曜:選択肢を主語・時点・程度で比較。
  • 金曜:40〜80字の記述を一問だけ書き直す。
  • 土曜:過去問または大問別演習。
  • 日曜:誤答分類と翌週の課題決定。

保護者は正解を教えるより、「その根拠は本文のどこか」「別の選択肢はどの語が違うか」と質問します。記述を一字一句の一致だけで採点すると、正しい言い換えまで否定する危険があります。判断しにくい答案は保留し、学校公式資料や専門家の解説と照合します。

甲陽学院中学校対策でよくある質問

過去問は何年分解くべきですか

固定年数より復習の完成度を優先します。直近年度は最後の実戦確認用に残し、それ以前の複数年度で形式と自分の誤答傾向を調べます。解き直しを含めて一年度を完成させてから次へ進みます。

出典作品を全部読む必要がありますか

必要ありません。関心のある作品を読むことは有益ですが、過去の作品名を暗記する対策にはしません。幅広い題材に触れ、初見文章の構造を取る訓練を優先します。

漢字と読解はどちらを優先しますか

漢字は短時間の反復で安定させ、読解時間を圧迫しないよう毎日行います。漢字を直前期へ残さず、読解・記述と並行します。

点数が年度ごとに大きく変わります

文章との相性だけで片づけず、知識、選択肢、記述、時間の分野別得点を比較します。合計点が同じでも、失点構造が改善しているかを確認してください。

日本国語塾TOPについて
日本国語塾TOPは、藤原進之介が代表を務める数強塾グループの国語専門塾です。 中学受験の過去問を「答え合わせ」で終わらせず、本文根拠・設問要求・記述の採点要素まで分解してオンライン個別指導します。 学校別の国語対策を相談する

公式資料・出典

過去問の著作権は各出典・著作者に帰属します。本記事は問題文を転載せず、公式発表の数値と出題方針をもとに学習方法を解説しています。年度により形式は変わるため、受験年度の募集要項も必ず確認してください。

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