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中学国語の文法完全攻略|品詞・活用・敬語・文の成分を一気に整理

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はじめに|中学国語文法、なぜ「苦手」になるのか?

数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!

今回のテーマは「中学国語の文法完全攻略」です。品詞・活用・敬語・文の成分——これらをまとめて整理して、入試本番で確実に点数を取れるようにしていきましょう。

塾の現場で毎年感じることがあります。国語の文法は「なんとなくわかる気がするけど、問題になると解けない」という生徒がとても多いのです。翔先生も最初にこう言っていました。

「文法って、感覚で覚えようとすると絶対につまずきます。でも、体系的に整理すれば中学国語の文法は必ずマスターできる。むしろ得点源にしやすい分野なんです」(翔先生)

この記事では、中学国語の文法の全範囲を以下の流れで丁寧に整理します。

  • 品詞の分類と見分け方
  • 用言の活用(動詞・形容詞・形容動詞)
  • 文の成分(主語・述語・修飾語など)
  • 敬語の種類と使い分け
  • よくある失敗パターンと対策
  • 今すぐできるアクション3つ

受験生はもちろん、定期テスト対策中の中学生にもすぐ使える内容です。ぜひ最後まで読んでください。

核心情報|中学国語文法で最も重要なことを先に伝える

まず大前提をお伝えします。中学国語の文法は「覚えるべきことの総量が決まっている」分野です。数学の図形証明や英語の長文読解と違い、きちんと整理すれば短期間でも大幅に得点を伸ばせます。

都道府県の公立高校入試でも、私立入試でも、文法問題は毎年必ず出題されます。配点は5〜15点前後が多いですが、この「確実に取れる点数」を落とし続けているかどうかが、合否の分かれ目になることは珍しくありません。

翔先生が塾で実際に生徒を指導する際に使っている言葉があります。

「文法は『地図』だと思ってください。地図があれば、どんな文章でも構造が見えてくる。文法を理解すると、読解問題にも確実に活きてきます」

それでは、分野ごとに詳しく見ていきましょう。

具体的な方法・ステップ・内容

① 品詞の分類|10品詞を完全整理

中学国語の文法で最初の壁が「品詞の分類」です。日本語の品詞は全部で10種類あります。まずは一覧で確認しましょう。

品詞名 特徴
名詞 物・人・事・場所などの名前。活用しない。 犬、東京、勉強
動詞 動作・存在を表す。活用する。 走る、食べる、ある
形容詞 状態・性質を表す。「い」で終わる。活用する。 高い、美しい、楽しい
形容動詞 状態・性質を表す。「だ・です」で終わる。活用する。 静かだ、元気だ
副詞 主に動詞・形容詞を修飾。活用しない。 とても、ゆっくり、もし
連体詞 名詞だけを修飾。活用しない。 この、あの、大きな、小さな
接続詞 文や語句をつなぐ。活用しない。 しかし、だから、また
感動詞 感動・呼びかけ・応答を表す。活用しない。 ああ、はい、おい
助動詞 用言・体言に付いて意味を添える。活用する。 れる・られる、ない、たい、です
助詞 語と語の関係を示す。活用しない。 が、を、に、は、も、で

品詞の見分けで特に塾生が混乱するのが、「連体詞」と「形容動詞の連体形」の区別です。

  • 大きな木」→ 連体詞(「大きだ」とは言えないので形容動詞ではない)
  • 静かな部屋」→ 形容動詞「静かだ」の連体形(「静かだ」と言える)

判別のコツは「言い切りの形(終止形)に直せるか?」を確認すること。「大きだ」とは言えないので連体詞、「静かだ」と言えるので形容動詞です。

【品詞識別チェックリスト】

  • ☑ 活用するか?(する→用言・助動詞 しない→それ以外)
  • ☑ 言い切りが「い」で終わるか?(→形容詞)
  • ☑ 言い切りが「だ・です」で終わるか?(→形容動詞)
  • ☑ 名詞だけを修飾するか?(→連体詞)
  • ☑ 単独で意味をなさず、他の語に付いているか?(→助詞・助動詞)

② 用言の活用|動詞・形容詞・形容動詞を完全整理

中学国語の文法の中で、最も配点が高く、最も苦手にされやすいのが「活用」です。しかしパターンは決まっているので、一度整理すれば確実に得点できます。

動詞の活用の種類(5種類)

活用の種類 見分け方
五段活用 「ない」を付けたときアの音になる 書く→書か(ない)
上一段活用 語幹がイ段で終わる 起きる→起き(ない)
下一段活用 語幹がエ段で終わる 食べる→食べ(ない)
カ行変格活用 「来る」のみ 来る
サ行変格活用 「する」と「〜する」 する、勉強する

活用形は6種類あります:未然形・連用形・終止形・連体形・仮定形・命令形。

翔先生がよく使う覚え方がこれです。

未・連・終・連・仮・命 ——『未練終わった連れ、仮面でも命がけ』と覚えてしまえ!」(翔先生)

例:「書く」の活用表

活用形 活用語尾 主な接続
未然形 書か 〜ない、〜う(よう)
連用形 書き・書い 〜た、〜て、〜ます
終止形 書く 文末(言い切り)
連体形 書く 〜とき(名詞に続く)
仮定形 書け 〜ば
命令形 書け 命令する文の末尾

形容詞・形容動詞の活用

形容詞(例:高い)の活用形は次の通りです。

  • 未然形:高かろ(〜う)
  • 連用形:高く・高かっ(〜なる/〜た)
  • 終止形:高い
  • 連体形:高い(〜とき)
  • 仮定形:高けれ(〜ば)
  • 命令形:なし

形容動詞(例:静かだ)の場合、「静かで・静かに・静かな・静かなら」など、語尾の変化を丸ごと覚えましょう。

③ 文の成分|主語・述語・修飾語・接続語・独立語

文の成分とは、文を構成する要素のことです。中学国語文法では5種類を覚えてください。

  • 主語:「何が・誰が」にあたる部分。「〜は」「〜が」が目印。
  • 述語:「どうする・どんなだ・何だ」。文の末尾に来ることが多い。
  • 修飾語:主語・述語・他の修飾語を詳しく説明する。連用修飾語と連体修飾語がある。
  • 接続語:文と文、語と語をつなぐ。「しかし」「だから」など。
  • 独立語:他の成分と関係なく独立して使われる。感動詞・呼びかけなど。

【例文で確認しよう】

私は昨日図書館で静かに本を読んだ。」

  • 私は→ 主語
  • 本を読んだ→ 述語
  • 昨日・「図書館で」・静かに→ 修飾語(連用修飾語)

主語と述語の対応関係(=主述の照応)は記述問題にも関わる重要概念です。主語と述語がねじれていないか確認する習慣をつけましょう。

よくある問題パターン:「文節・単語の分け方」

文節は「ね」を入れて自然に区切れる単位、単語はそれ以上分けられない最小単位です。

  • 「きれいな花が咲いた」
  • 文節:「きれいな/花が/咲いた」(3文節)
  • 単語:「きれいだ/な/花/が/咲い/た」(6単語)

④ 敬語の種類と使い分け|3種類を完全整理

敬語は中学国語の文法の中でも、実生活・入試の両方で必要な超重要分野です。3種類を混同しないようにしっかり整理しましょう。

種類 使い方
尊敬語 相手や話題の人の動作・状態を高める いらっしゃる、おっしゃる、召し上がる、ご覧になる
謙譲語 自分の動作をへりくだって表す 参る、申す、いただく、拝見する、お伺いする
丁寧語 表現を丁寧にする です、ます、ございます

敬語の使い方:よくある混同例

  • ❌「先生が参られた」→ 「参る」は謙譲語。先生に使うのは誤り。
  • ⭕「先生がいらっしゃった」→ 「いらっしゃる」は尊敬語。正しい使い方。
  • ❌「私が先生に本をあげた」→ 目上の人には「差し上げる(謙譲語)」が自然。
  • ⭕「私が先生に本を差し上げた

敬語の問題は「誰が・誰に対して行う動作か」を先に確認する習慣をつけてください。これだけで正答率が大きく変わります。

藤原&翔先生の実践アドバイス

藤原進之介から:文法は「地図」、読解は「旅」

私が塾を運営する中で気づいたことがあります。国語の成績が伸び悩む生徒の多くは、「文章を感覚で読んでいる」のです。文法の知識があると、文章の骨格——つまり「誰が・何を・どうする」という構造が瞬時に見えるようになります。

読解力と文法力は、実は切り離せないものです。特に記述式の問題で「主語と述語のねじれ」が起きると即減点。文法をマスターすることは、記述答案の質を高めることにも直結します。

翔先生から:「暗記→演習→確認」の3ステップ

翔先生が塾生に勧める学習法はシンプルです。

  1. 暗記フェーズ(1〜2日):品詞一覧表・活用表をノートに書いて覚える。見ないで書けるまで繰り返す。
  2. 演習フェーズ(3〜5日):教科書の文章や問題集で実際に品詞分解・活用形の特定を行う。毎日10問ずつ。
  3. 確認フェーズ(継続):定期的にミニテストで知識の定着確認。特に間違えた問題をリスト化して繰り返し解く。

「文法は一度完璧に仕上げれば、入試まで大きく崩れることはほとんどありません。だから最初の”仕上げ”に集中投資するのが正解です」(翔先生)

よくある失敗・注意点

失敗① 品詞を「なんとなく」で答える

「この言葉、副詞っぽい感じがする」——この感覚的な判断が一番危険です。必ず「活用するか?」「何を修飾するか?」など判別のルールに従って答えてください。

失敗② 活用の種類と活用形を混同する

「五段活用の連用形」という表現のように、「活用の種類」と「活用形」は別の概念です。問われているのがどちらなのかを問題文で必ず確認しましょう。

失敗③ 敬語を「丁寧に言えばいい」と思っている

「先生が参られました」は丁寧には聞こえますが文法的に誤りです。誰の動作かを特定してから敬語の種類を選ぶこと。この手順を飛ばさないでください。

失敗④ 助詞と助動詞を見分けられない

「れる・られる」は助動詞(受け身・可能・自発・尊敬の意味を持つ)、「が・を・に・は」は助詞(活用しない)。活用するかどうかが最大の区別ポイントです。

失敗⑤ 文の成分の問題で「文節」と「単語」を取り違える

主語・述語などの成分を問う問題は「文節単位」で答えることが多いですが、問題によって単語単位を求める場合もあります。問題の指示を必ず読むことが大切です。

今すぐできるアクション3つ

アクション① 品詞10種類を「ゼロから書き出す」

今すぐノートを開いて、品詞10種類の名前と特徴・例を何も見ずに書いてみてください。書けなかったものが「あなたの弱点」です。そこを重点的に覚え直しましょう。

アクション② 動詞の活用表を3つ作る

「書く(五段)」「起きる(上一段)」「食べる(下一段)」の3つで活用表を完成させる練習をしてください。この3つがすらすら書けるようになれば、カ変・サ変を含めて全パターンの理解につながります。

アクション③ 教科書の一文を品詞分解する

教科書の本文から1文を選び、すべての単語を品詞に分解してみましょう。これを毎日1文続けるだけで、1週間後には品詞識別のスピードが驚くほど上がります。

まとめ・日本国語塾トップについて

今回は中学国語の文法を、品詞・活用・文の成分・敬語という4つの柱で完全整理しました。

ポイントをおさらいします。

  • ✅ 品詞は10種類。「活用するか」「何を修飾するか」を基準に判別する
  • ✅ 動詞の活用は5種類+活用形6種類。表を暗記してから演習へ
  • ✅ 文の成分は主語・述語・修飾語・接続語・独立語の5種類
  • ✅ 敬語は尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種類。「誰の動作か」を先に確認
  • ✅ 感覚ではなくルールで判断する習慣をつけることが最重要

中学国語の文法は、正しい手順で学べば必ず得点源にできます。焦らず、一つひとつの項目を丁寧につぶしていきましょう。

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