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中学国語の文法完全攻略|品詞・活用・敬語・文の成分を一気に整理

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はじめに|中学国語の文法、なぜ苦手になるのか?

数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!

「文法ってなんか覚えることが多くて嫌い…」「品詞の見分け方がごちゃごちゃになる」「活用形って何種類あるの?」――塾の現場でよく聞く声です。中学国語の文法は、定期テストでも高校入試でも必ず出題される重要分野にもかかわらず、多くの生徒が「なんとなく」で済ませてしまいがちです。

翔先生からひと言:「僕が見てきた生徒の中で、文法をしっかり固めた子は読解の点数まで上がっていくんです。文法は国語の”骨格”だから、ここを理解すると文章の構造が見えてくる。苦手だと思っている人こそ、基礎から整理する価値がありますよ!」

この記事では、中学国語の文法を「品詞・活用・敬語・文の成分」という4大テーマに分けて、塾現場のリアルな視点を交えながら完全整理します。読み終わった後には「今日から問題が解ける」状態を目指してください。


核心情報|中学国語の文法で最低限おさえるべき4大テーマ

まず全体像を確認しましょう。中学国語の文法は、大きく以下の4つに分類されます。

  • ① 品詞の分類:名詞・動詞・形容詞・形容動詞・助詞・助動詞など10品詞
  • ② 活用:動詞・形容詞・形容動詞・助動詞の語形変化のルール
  • ③ 敬語:尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分け
  • ④ 文の成分:主語・述語・修飾語・接続語・独立語

これら4つは互いに関連しています。たとえば品詞を知らないと活用の学習ができず、活用を知らないと敬語の正確な理解が難しい。まずは全体像を把握した上で、順番に学んでいくことが大切です。


具体的な方法・ステップ・内容

① 品詞の分類|10品詞を「仕分け思考」で攻略する

中学国語の文法でまず学ぶのが品詞の分類です。日本語の単語は全部で10種類の品詞に分けられます。

品詞名 特徴
名詞 物事の名前。活用しない 学校・山・愛・こと
動詞 動きや状態を表す。活用する 走る・食べる・ある
形容詞 様子・性質を表す。「い」で終わる 楽しい・白い・難しい
形容動詞 様子・性質を表す。「だ・な」で終わる 静かだ・元気な
副詞 主に用言を修飾。活用しない とても・すぐに・ゆっくり
連体詞 体言(名詞)のみ修飾 この・あの・大きな・小さな
接続詞 文や語句をつなぐ しかし・だから・また
感動詞 感動・呼びかけ・応答 ああ・おい・はい・いいえ
助詞 単語に意味を添える付属語 が・を・は・に・の
助動詞 意味を添える活用する付属語 れる・られる・た・ない・だろう

【藤原の現場メモ】
入試でよく問われるのが「自立語か付属語か」「活用するかしないか」の判断です。この2軸で品詞を仕分けるクセをつけると、迷いがぐっと減ります。

品詞の見分け方|3ステップ

  1. その単語だけで意味が通じる? → YES=自立語 / NO=付属語(助詞・助動詞)
  2. 自立語で活用する? → YES=動詞・形容詞・形容動詞のどれか / NO=次へ
  3. 活用しない自立語は後続の語や文中の位置で名詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞を判別

練習問題:次の下線部の品詞を答えよ

  • 静かな図書館で本を読む」→ 答え:形容動詞(「静かだ」の連体形)
  • 「彼女はとても頭がいい」→ 答え:副詞
  • この問題は難しい」→ 答え:連体詞(「この」は「大きな」と同様、名詞しか修飾しない)

② 活用|6種の活用形を「接続する語」で覚える

中学国語の文法の中でも、活用は最大の難関と言われます。活用とは、単語の形が文中での使われ方によって変化することです。

活用形の種類(6種類)

活用形 接続・用いられ方 例(「書く」)
未然形 「ない・う・よう」に接続 書か(ない)
連用形 「ます・た・て」に接続、または中止 書き(ます)
終止形 文末で言い切る 書く。
連体形 名詞(体言)に接続 書く(こと)
仮定形 「ば」に接続 書け(ば)
命令形 命令の意味で言い切る 書け!

翔先生のポイント解説:
「活用形で一番間違いやすいのが連体形と終止形の区別。たとえば『書く本』の『書く』は連体形、『本を書く。』の文末の『書く』は終止形。形は同じでも使われ方が違うんです。文の中での位置と後ろに何が来るかを必ず確認してください!」

動詞の活用の種類(中学で学ぶ主なもの)

  • 五段活用:「書く・読む・話す」など。語尾がアイウエオの五段に変化
  • 上一段活用:「起きる・見る」など。語幹の母音が「い」
  • 下一段活用:「食べる・教える」など。語幹の母音が「え」
  • カ行変格活用:「来る」のみ
  • サ行変格活用:「する・〜する」のみ

【チェックリスト:活用の判定ステップ】

  • ☑ 「〜ない」をつけたとき、直前の音がア段なら五段活用
  • ☑ 直前の音がイ段なら上一段活用
  • ☑ 直前の音がエ段なら下一段活用
  • ☑ 「来る」「する」は例外として別に覚える

例:「起きる」の活用判定
「起きない」→ 直前「き」はイ段 → 上一段活用と判定できる。


③ 敬語|3種類を状況別に使いこなす

敬語は入試の作文や実生活でも直結する重要テーマです。中学国語の文法では3種類の敬語を覚えます。

種類 意味 誰の動作を高める? 主な例
尊敬語 相手・話題の人を高める 相手(目上の人)の動作 いらっしゃる・おっしゃる・召し上がる・ご覧になる
謙譲語 自分を低めることで相手を高める 自分(話し手)の動作 申す・参る・いただく・拝見する・うかがう
丁寧語 表現を丁寧にする 動作者に関わらず 〜です・〜ます・ございます・お〜・ご〜

よく出る間違い例と正解

  • ❌「先生が申しました」→ 「申す」は謙譲語なので先生に使うのは誤り
    ✅「先生がおっしゃいました」(尊敬語)
  • ❌「社長はいただきました」→ 「いただく」は謙譲語なので目上の人の動作に使うのは誤り
    ✅「社長は召し上がりました」(尊敬語)
  • ❌「先生はうかがいました」→ 同様に謙譲語の誤用
    ✅「先生はいらっしゃいました」(尊敬語)

【翔先生の実践テクニック】
「敬語が苦手な子に僕がいつも言うのは、『動作をしているのは誰か?』を先に決めることです。目上の人が動作するなら尊敬語、自分が動作するなら謙譲語、それだけを意識するだけで正答率がぐっと上がります。」


④ 文の成分|5種類の成分を文の「役割」で理解する

文の成分とは、文を構成する各部分が文の中でどのような役割を持つかを示すものです。

成分名 役割 見つけ方
主語 「何が・誰が」を表す 述語に対して「何が?誰が?」と問う
述語 「どうする・どんなだ・何だ」を表す 文末にくることが多い
修飾語 他の文節を詳しく説明する 「どんな・どのように・どこで」などに答える語
接続語 前後の文や文節をつなぐ 「しかし・だから・そして」など
独立語 他の成分と独立して存在する 感動・呼びかけ・提示・応答を表す語

例文で分析してみよう

「しかし、美しい花が、静かな庭に咲いた。」

  • 「しかし」→ 接続語
  • 「花が」→ 主語
  • 「美しい」→ 修飾語(花を修飾)
  • 「庭に」→ 修飾語(咲いたを修飾)
  • 「静かな」→ 修飾語(庭を修飾)
  • 「咲いた」→ 述語

修飾語の「連文節」に注意!
複数の文節がまとまって一つの成分を作ることがあります。「とても美しい花が」という部分では、「とても」が「美しい」を修飾し、「とても美しい」がまとまって「花」を修飾する連文節になっています。


藤原&翔先生の実践アドバイス

文法の勉強は「問題パターンの反復」が最速

藤原から受験生へ:「中学国語の文法の勉強で失敗しがちなのは、テキストを読んで『わかった気』になることです。文法は必ずアウトプット(問題を解く練習)とセットで定着します。知識を読んだら即座に問題を5問解く、というサイクルを繰り返しましょう。」

翔先生から:「僕が授業でよくやるのは、生徒自身に例文を作ってもらうことです。たとえば『未然形を使った文を自分で作ってみて』という課題を出すと、本当に理解できているかどうかがわかります。自分で例文を作れるレベルが本当の理解です。」

高校入試で頻出の文法問題TOP5

  1. 品詞の識別問題(特に「ない・ない」の形容詞と助動詞の区別)
  2. 動詞の活用の種類と活用形の識別
  3. 助動詞の意味の識別(「れる・られる」の受身・可能・自発・尊敬)
  4. 敬語の正誤判断・書き換え
  5. 文節・単語分け

よくある失敗・注意点

失敗① 「ない」の品詞を間違える

「ない」は形容詞のこともあれば助動詞のこともあります。

  • 形容詞の「ない」:「もったいない・情けない・しかたない」のように形容詞の一部
  • 助動詞の「ない」:「走らない・食べない」のように動詞の未然形に接続して否定の意味を添える

見分け方:「ない」を「ぬ」に置き換えられれば助動詞、置き換えられなければ形容詞。

失敗② 「の」の品詞を決めつける

「の」は助詞が基本ですが、「走るのが好きだ」の「の」は名詞と同じ働きをする形式名詞です。文中での役割を必ず確認しましょう。

失敗③ 敬語を「なんとなく丁寧」で判断する

「ございます」は丁寧語、「おっしゃる」は尊敬語と、それぞれ明確に種類が決まっています。「丁寧に聞こえるから尊敬語」という感覚的な判断は禁物です。

失敗④ 主語を「は」だと思い込む

「彼女頭がいい」の場合、「は」は主語を示す助詞ですが、「彼女来た」の「が」も主語の助詞です。主語の助詞は「は・が・も・こそ・さえ」など複数あることを覚えておきましょう。


今すぐできるアクション3つ

アクション① 今日中に品詞の一覧表を手書きで作る

教科書や参考書を見ながらでいいので、10品詞の名前・特徴・例を自分の言葉でノートにまとめてください。書くことで記憶への定着率が大幅にアップします。

アクション② 動詞10個を取り出して活用表を埋める

教科書から動詞を10個選び(五段・上一段・下一段・カ変・サ変が混在するように)、それぞれの活用形を全部書いてみましょう。正確に書けない活用形がどこかを発見するのが目的です。

アクション③ 敬語変換練習を声に出してやる

以下の問いに声に出して答えてみましょう。

  • 「先生が言う」→ 尊敬語に変換すると?(答え:おっしゃる)
  • 「私が行く」→ 謙譲語に変換すると?(答え:参る・うかがう)
  • 「先生が食べる」→ 尊敬語に変換すると?(答え:召し上がる)
  • 「私が見る」→ 謙譲語に変換すると?(答え:拝見する)

声に出すことで、耳からも定着します。翔先生が実際に授業でやっているアクティブラーニング法です。


まとめ|中学国語の文法は「仕組みを知れば怖くない」

この記事では、中学国語の文法を以下の4つに分けて整理しました。

  • 品詞の分類:自立語・付属語、活用の有無で仕分ける
  • 活用:6種の活用形を接続する語で判定する
  • 敬語:「誰の動作か?」で尊敬語・謙譲語・丁寧語を使い分ける
  • 文の成分:主語・述語・修飾語・接続語・独立語を役割で理解する

藤原からのメッセージ:「文法が苦手な子ほど、後回しにしがちです。でも高校入試の国語では文法が毎年必ず出題されます。今日紹介した3つのアクションをまず実行して、1週間続けてください。必ず手応えを感じられるはずです。」

翔先生からのメッセージ:「文法を制する者は国語を制します。そして国語を制する者は全教科の読解力を手にします。焦らず、でも確実に、一歩ずつ進めていきましょう!」


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