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藤原 進之介

株式会社数強塾 代表取締役。数強塾グループ(日本数学塾・日本英語塾・日本国語塾・英論会)創設者。現役時代に数学で挫折し浪人を経て「なぜそうなるか」を徹底追求する指導哲学を確立。一生の役に立つ勉強を全国にオンライン展開。

スランプ脱出法|国語の点数が急落したときに藤原先生が実践する復活のルーティン

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数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!

「先月まであんなに点数が取れていたのに、急に国語の点数が下がってしまった……」

「模試のたびに結果が不安定で、何をどう直せばいいかわからない……」

受験生からこういった相談を受けることは、実は非常に多いです。国語という科目は、数学や英語に比べて「どこが悪いのか」が見えにくく、スランプに陥ったときに途方に暮れてしまう生徒が後を絶ちません。

この記事では、私・藤原進之介が国語スランプを経験した生徒たちに対して実際に行っている「復活のルーティン」を、翔先生の現場目線のアドバイスも交えながら徹底解説します。スランプ脱出法を探している受験生・保護者の方は、ぜひ最後までお読みください。

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はじめに|国語のスランプはなぜ起こるのか

まず大前提として、国語のスランプには「本物のスランプ」と「誤解によるスランプ」の2種類があります。

本物のスランプとは、以前できていた読解の精度が落ちたり、記述の論理が崩れたりしている状態のことです。一方、誤解によるスランプとは、実力自体はちゃんと伸びているにもかかわらず、たまたま出題された問題との相性が悪く点数が下がって見えているだけ、という状態です。

国語という科目は、1回の試験だけで判断すると「誤解によるスランプ」に陥りやすい特性があります。数学なら「この単元が解けない」と明確に分かりますが、国語は正誤の理由が曖昧になりがちで、「なんとなく読めなかった」という感覚で終わってしまうことが多い。

だからこそ、スランプを疑ったときは「本当にスランプなのかどうか」を冷静に診断することが最初のステップです。

核心情報|国語スランプの正体を正確に診断する

スランプ脱出法を語る前に、まず「スランプの正体を見抜く力」を持ちましょう。私が生徒に対して必ず行うのが、以下の「3点診断」です。

診断①:直近3回分の模試データを並べる

1回の試験結果だけで判断してはいけません。直近3回分の模試の国語の点数を並べて、傾向を確認してください。

  • 3回連続で下がっている → 本物のスランプの可能性が高い
  • 1回だけ急落して前後は安定 → 誤解によるスランプの可能性が高い
  • 大問ごとの点数がバラバラ → 特定ジャンル・形式の弱点がある

たとえば、ある生徒が「先月より20点下がった」と相談に来ました。しかし3ヶ月分のデータを見ると、その月だけが低く、あとの2回は高得点。これは「出題された評論文のテーマが専門的すぎて読みにくかった」という問題との相性の問題でした。実力は落ちていなかったのです。

診断②:ミスのパターンを分類する

間違えた問題を次の3種類に分類してください。

  1. 読解ミス:本文をそもそも正確に読めていない
  2. 設問解釈ミス:何を聞かれているかを誤解している
  3. 解答技術ミス:読めているのに正しい答えが選べない・書けない

それぞれ対処法が全く異なります。読解ミスなら語彙力・文章構造の把握が問題、設問解釈ミスなら問題文の読み方の訓練が必要、解答技術ミスなら選択肢の吟味や記述の型の習得が必要です。

診断③:直近の勉強習慣を振り返る

点数が下がる前の1〜2週間に、次のような変化がなかったか確認してください。

  • 国語の勉強時間が極端に減った
  • 読解演習をほとんどやらず、語彙・文法ばかりやっていた
  • 睡眠不足・体調不良が続いた
  • 別科目のテスト前で国語を完全に放置していた

国語は「感覚」と「論理」の両方を使う科目です。演習から離れると、読解の感覚が鈍くなるのが早い。2週間以上ほぼ演習ゼロだったなら、それがスランプの原因である可能性が非常に高いです。

具体的な方法|藤原先生の「国語スランプ復活ルーティン」

診断が終わったら、いよいよスランプ脱出法の実践です。私が実際に使っている復活ルーティンを、ステップ形式で紹介します。

Step1:「易しい文章」に戻ってリズムを取り戻す(Day1〜3)

スランプのときに「難しい過去問」を無理やり解こうとするのは逆効果です。まず最初の3日間は、あえてレベルを下げた文章を読む時間を作りましょう。

具体的には、中学入試レベルの説明文・論説文や、センター試験(旧課程)の過去問など、比較的読みやすい文章を使ってください。難しい文章でも正確に読めている「成功体験」を積み重ねることで、自信と読解リズムを取り戻すことができます。

翔先生もよくこう言います。「スランプのときに無謀な挑戦をするのは、ケガをした状態でフルマラソンに出るようなものです。まずリハビリから。」

Step2:音読を1日15分取り入れる(Day1〜継続)

国語スランプからの回復において、私が最も重視しているのが「音読」です。音読をすると、黙読では飛ばしていた部分をきちんと読むことを強制されます。また、文の構造・接続詞・段落の区切りが体感として頭に入りやすくなります。

やり方はシンプルです。教科書や問題集から1ページ分の文章を選び、ゆっくり・丁寧に声に出して読む。これを1日15分、最低1週間続けてください。驚くほど文章への集中力と理解度が回復します。

Step3:「なぜ間違えたか」の言語化ノートを作る(Day3〜)

スランプ中の生徒に共通しているのが、間違えた理由を「感覚」で処理してしまっていることです。「なんとなく読み間違えた」「勘で選んだら外れた」ではなく、ミスの理由を必ず言語化するクセをつけましょう。

ノートに次の3点を書いてください。

  1. 何を間違えたか(設問番号と選択肢・自分の答え)
  2. なぜ間違えたか(読解ミス・設問解釈ミス・解答技術ミスのどれか)
  3. 次回どうするか(具体的な一文で書く)

たとえば「傍線部の指示語を飛ばして読んでいた。次回は指示語を見つけたら必ず前の文に戻る」といった具合です。この言語化作業が、スランプ脱出を加速させます。

Step4:記述問題の「型」を再確認する(Day5〜)

スランプのときは記述問題の得点が特に不安定になります。これは「型」が崩れているサインです。記述には必ず守るべき構造があります。

  • 理由説明型:「〜だから」「〜ため」で終わる
  • 心情説明型:状況+心情+行動の3点セット
  • 内容説明型:本文の言葉を使いながら+自分の言葉でまとめる

スランプ中は、まずこの型に沿って書くことだけを意識してください。「いい文章を書こう」とか「字数をぴったり合わせよう」などの余計なプレッシャーは一旦捨てる。型に乗せることだけを徹底すれば、自然と得点が安定してきます。

Step5:1週間後に「同じレベルの新しい問題」で確認テストを行う

ルーティンを1週間続けたら、最初に解いた文章とは別の「同レベルの新しい文章」を使ってテストをしてください。ここで点数が戻っていれば、スランプ脱出成功です。まだ戻っていない場合は、Step3の言語化ノートを見直して、ミスのパターンに未解決のものがないか確認しましょう。

藤原&翔先生の実践アドバイス|スランプに打ち勝つ「マインドセット」

勉強法と同じくらい大切なのが、スランプのときのメンタルの持ち方です。

藤原先生より:
国語のスランプで最もまずいのは、「自分は国語が向いていないんだ」と思い込んでしまうことです。国語は「才能の科目」ではありません。読解は訓練で必ず伸びます。スランプは「現在の勉強法にズレが生じているというシグナル」であって、あなたの能力の限界ではないのです。シグナルを正しく読み取り、対処する。それだけです。

翔先生より:
スランプ中の生徒がよく言うのは「やればやるほど不安になる」という言葉です。そういうときは勉強の量を追うのをやめて、「今日は正確に1問だけ丁寧に解く」という目標に切り替えてみてください。量から質に意識を切り替えることで、焦りが消えて集中力が戻ってきます。私自身も受験生時代にそうやって乗り越えました。

よくある失敗と解決策

失敗①:スランプ中に問題量を一気に増やす

「量をこなせば解決するはず」と考え、1日に何題も無理やり解こうとするケースがあります。しかし、ミスの原因を理解しないまま量をこなすだけでは、間違ったクセが強化されるだけです。スランプ脱出法として量で解決しようとするのは逆効果。質=「1問の丁寧な分析」を優先してください。

失敗②:語彙・漢字だけに逃げる

読解に自信がないとき、比較的取り組みやすい語彙・漢字の暗記に時間を費やしてしまう生徒が多くいます。もちろん語彙は大切ですが、それだけでは読解力は回復しません。必ず「文章を読む」演習とセットで行いましょう。

失敗③:解説をちゃんと読まない

問題を解いた後、正解・不正解を確認するだけで解説を読み飛ばすのは最悪のパターンです。特にスランプ中は「なぜその答えになるのか」の論理を徹底的に追う作業が不可欠です。解説を読む時間を、問題を解く時間と同じか、それ以上確保してください。

失敗④:「国語はセンスだから勉強してもムダ」と開き直る

これが一番危険な逃げ方です。国語の点数が落ちているにもかかわらず「センスがないから仕方ない」と諦めてしまうと、本当に手遅れになります。国語は正しいスランプ脱出法で必ず回復します。あきらめないでください。

今日からできるアクション

この記事を読み終えた今日から、以下の3つをすぐに実践してください。

  1. 直近3回の模試の国語の点数と大問別得点を紙に書き出す
    データを「見える化」するだけで、どこが問題なのかが一気に明確になります。
  2. 今手元にある問題集から「易しめ」の文章を1つ選び、音読する
    15分でOKです。今夜から始めましょう。
  3. 言語化ノートを1冊用意する
    100円のノートで十分です。次に問題を解いたときから、ミスの理由を必ず3行で書く習慣をスタートさせてください。

この3つを「今日」やるかどうかで、1ヶ月後の結果は大きく変わります。スランプは放置すると長引きます。動き出すのは今です。

まとめ・日本国語塾トップについて

今回は、国語の点数が急落したときのスランプ脱出法として、私・藤原進之介が実践している「復活のルーティン」を5ステップで解説しました。

ポイントをまとめます。

  • スランプには「本物」と「誤解」の2種類がある。まず3点診断で正確に見極める
  • 最初の3日間は易しい文章に戻り、成功体験でリズムを取り戻す
  • 音読は最強の回復ツール。1日15分を習慣化する
  • ミスを感覚で処理せず、必ず言語化ノートに記録する
  • 記述の「型」を再確認し、型通りに書くことを最優先にする
  • スランプは「シグナル」であり、「限界」ではない

国語のスランプは、正しいスランプ脱出法を実践すれば必ず抜け出せます。諦めずに一歩ずつ取り組んでいきましょう。翔先生も、あなたのことを応援しています!


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✍️ この記事を監修した人|藤原 進之介

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