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国語が得意な子の親がやっていること10選|家庭環境と声かけの違い

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はじめに|国語が得意な子には「親の共通点」がある

数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!

「うちの子、国語だけどうしても伸びなくて…」

保護者の方から、こんな相談を毎月のようにいただきます。算数や英語は問題集をこなせば点数が上がる実感がある。でも国語だけは何をやればいいか分からない、と悩む方が本当に多いです。

翔先生と私が何百人もの生徒を指導してきて気づいたことがあります。国語が得意な子の親には、驚くほど共通した「習慣」と「声かけ」があるのです。

逆に言えば、国語力は生まれつきの「センス」ではありません。家庭環境と親の関わり方で、大きく変わります。この記事では、塾現場で実際に見てきたリアルなエピソードを交えながら、国語が得意な子の親がやっていること10選を徹底解説します。今日から実践できるものばかりですので、ぜひ最後まで読んでください。


核心情報|「国語力」は家庭で育つ

まず大前提として押さえてほしいことがあります。国語力の本質は「読解力+語彙力+表現力」の三本柱です。そしてこの三本柱は、学校や塾に行く前の「家庭の時間」に育まれます

翔先生がよく授業で使う言葉があります。「国語は生活の中に溶け込んでいる科目。だから家庭で鍛えられる量が、塾で鍛えられる量より圧倒的に多い」。本当にその通りで、週に数時間の授業より、毎日の親子の会話・読書・言葉への接触の方が、国語力に与える影響は何倍も大きいのです。

では具体的に何をすればいいのか。10個のポイントに分けて解説していきます。


国語が得意な子の親がやっていること10選

①「なぜ?」「どう思う?」と問いかける習慣がある

国語が得意な子の親が最も多くやっていること、それが「問いかけ」の習慣です。

たとえば夕食の場面。

  • ❌ 「今日学校どうだった?」「別に普通」→ 会話終了
  • ✅ 「今日いちばん楽しかったこと、なんで楽しかったの?」→ 理由を言語化させる

「なぜ」「どう思う」「どんな気持ちだった」という問いかけは、子どもに自分の感情や考えを言語化する訓練をさせます。これが記述問題や心情読解の基礎になります。

塾でも「登場人物はなぜこの行動をしたと思う?」と問うと、国語が得意な子はスラスラと自分の言葉で答えられます。その力の源泉は、家庭での「問いかけ文化」にあるのです。

②親自身が本を読んでいる

「うちの子に本を読ませたいのですが、全然読まなくて」という相談をよく受けます。そこで私が必ず聞くのが「お父さん・お母さんは本を読みますか?」という質問です。

子どもは親の背中を見て育ちます。親が読書をしている家庭では、読書は「自然な行為」として定着します。リビングに本棚がある、親がソファで本を読んでいる、そういう光景が子どもにとっての「読書の当たり前」を作ります。

翔先生のクラスに通う小学6年生のAくんは、中学受験で国語偏差値65をキープしています。お母さんに話を聞くと「私自身が読書好きで、家には常に3〜4冊本が並んでいます。子どもには一度も『本を読みなさい』と言ったことがないですよ」とのことでした。

③語彙を「説明」ではなく「使って」教える

語彙力は国語の得点力を直接左右します。国語が得意な子の親は、難しい言葉を辞書的に説明するのではなく、会話の中で自然に使って教えています

具体的な例を見てみましょう。

NGな教え方 OKな教え方
「『葛藤』ってどういう意味か知ってる?辞書で調べなさい」 「今日の試合、出るか出ないか葛藤したんじゃない?そういう気持ちのことを葛藤って言うんだよ」
「『逡巡』は”ためらうこと”という意味です」 「どっちのケーキにしようかって逡巡してたね(笑)」

子どもの実体験と結びつけた語彙指導。これが最強の語彙習得法です。

④本・新聞・テレビを「一緒に話題にする」

国語が得意な子の家庭では、メディアへの接し方が違います。テレビのニュースを見ながら「これどう思う?」と話し合ったり、新聞の見出しを読みながら「この記事、どんな内容だと思う?」と予測させたり。

受動的にコンテンツを消費するのではなく、能動的に考えながら接する習慣が、読解力の土台を作ります。

特に中学受験生の保護者の方には、週1回でいいので新聞の社説や天声人語を「一緒に読んで感想を言い合う」時間を作ることをおすすめしています。

⑤「感情の言葉」を豊かに使う

国語の読解問題で最も多く問われるのが「登場人物の心情」です。心情を正確に読み取るためには、自分自身の感情を細かく言語化できる力が必要です。

国語が得意な子の親は、感情表現が豊かです。

  • ❌ 「嬉しかった」「悲しかった」「嫌だった」(感情語が3種類しかない)
  • ✅ 「誇らしかった」「切なかった」「悔しいけど少しホッとした」「期待と不安が混ざった感じ」

親が豊かな感情語を使うことで、子どもの感情表現の引き出しが増えます。これが心情問題の正答率に直結します。

⑥「読み聞かせ」を長く続ける

「読み聞かせは幼稚園まで」と思っている保護者の方が多いのですが、国語が得意な子の親は小学校高学年まで読み聞かせを続けているケースが多いです。

読み聞かせには、子どもが自分一人では選ばないような語彙・文体・テーマに触れさせる効果があります。親の声で聞くことで、文章のリズムや「読む喜び」も自然に体得できます。

忙しい場合は就寝前の5分でOK。1章だけ読んで「続きが気になるね〜」と止めるのがコツです。

⑦褒め方が「結果」ではなく「プロセス」に向いている

国語の成長は目に見えにくく、テストの点数が急激に上がるわけではありません。だからこそプロセスを褒める声かけが重要です。

  • ❌ 「国語80点だったの?もっと頑張りなよ」(結果だけ見ている)
  • ✅ 「この記述問題、自分の言葉でちゃんと書けてるじゃない。すごいね」(プロセスを見ている)

特に国語の記述問題は「完全に合っている」より「惜しい」「方向性は正しい」という段階的な成長があります。その一歩一歩を言語化して褒めることで、子どもは「国語を頑張る意味」を感じられます。

⑧読んだ本の「感想」を強制しない

これは意外に思われるかもしれません。多くの親が「本を読んだら感想を言いなさい」と指導しますが、国語が得意な子の親は感想を強制しません

「感想を言わなければいけない」というプレッシャーは、読書を義務に変えます。読書が義務になった瞬間、子どもは本を読まなくなります。

おすすめの声かけはこうです。

「どんな話だった?(内容を教えて)」
「面白かった?つまらなかった?(感情はどっちでもOK)」
「一番印象に残ったシーンは?(義務ではなく好奇心で)」

感想を「引き出す」のではなく「一緒に楽しむ」姿勢が大切です。

⑨「書くこと」を日常に組み込んでいる

国語が得意な子の多くは、日記・交換ノート・手紙など何らかの「書く習慣」を持っています。そしてその習慣を作ったのは親です。

翔先生のおすすめは「1行日記」。「今日一番の出来事を1文で書く」だけでOKです。

例:

  • 「今日は体育でドッジボールをして、最後に1対1になって勝った。」
  • 「給食のカレーがいつもより辛くて、牛乳を2本飲んだ。」

1文でも毎日書くことで、「出来事を文章にする力」が育ちます。これが作文・記述力の基礎です。親が「いいね!」と一言コメントするだけでモチベーションが続きます。

⑩「国語は大事」という価値観を言葉にして伝えている

最後のポイントは少し意外かもしれません。国語が得意な子の親は「国語は全ての教科の基礎だよ」と言葉にして伝えています

算数・理科・社会も、問題文を正確に読まなければ解けません。英語も結局は言語です。就職活動でも、社会人になってからも、言語力・読解力・表現力は一生使うスキルです。

子どもは「これを学ぶ意味」を感じると、驚くほど自主的に動きます。「国語が得意だと、将来こんないいことがあるよ」という具体的な未来像を親が語ることが、国語学習の動機づけになります。


藤原&翔先生の実践アドバイス

藤原からのアドバイス:「国語力は親子の会話量に比例する」

私が塾を運営してきて確信していることがあります。国語力は「親子の会話量」に比例する、ということです。

スマホやゲームに子どもを任せてしまう時間が長い家庭ほど、国語力は停滞しやすい。逆に、たとえ忙しくても夕食の時間に15分でも会話する家庭の子は、じわじわと国語力が伸びていきます。

「完璧にやろう」とは思わないでください。10個のうちまず1つだけ試してみる。それだけで十分です。

翔先生からのアドバイス:「テストの”間違い直し”は一緒にやる」

私が強くおすすめしているのが、国語のテストの見直しを親子で一緒にやることです。

やり方はシンプルです。

  1. 間違えた問題の本文を一緒に読む
  2. 「この部分、どう読んだ?」と子どもの解釈を聞く
  3. 「実はここにこういう表現があって…」と一緒に発見する
  4. 「なるほど、そういう読み方もあるね」と共感する

正解を「教える」のではなく「一緒に発見する」スタンスが大事です。これが子どもの読解への好奇心を育てます。


よくある失敗・注意点

❌ 失敗①「国語の問題集をたくさんやらせれば伸びる」

問題集は大切ですが、それだけでは国語力は育ちません。問題集は「測定ツール」であり「育成ツール」ではないからです。育成は日常の会話・読書・書く習慣の中で行われます。

❌ 失敗②「読書感想文を”正しく”書かせようとする」

「起承転結で書きなさい」「あらすじを書いてから感想を書きなさい」と型を強制すると、子どもは書くことが嫌いになります。最初はどんなに自由奔放でも、「書いた」こと自体を褒めましょう。

❌ 失敗③「国語は後回しにして、算数・英語を優先する」

中学受験・高校受験・大学受験すべてにおいて、国語が足を引っ張るケースは非常に多いです。特に国語が得意な子は他の教科も伸びやすい(問題文の読解力があるため)という傾向があります。早い段階から国語力を育てることが、総合的な学力向上につながります。


今すぐできるアクション3つ

この記事を読んで「よし、やってみよう」と思った方へ。まず今日から始められるアクションを3つに絞りました。

✅ アクション1:今夜の夕食で「なぜ?」を1回使う

「今日どうだった?」の代わりに「今日一番面白かったこと、なんで面白かったの?」と聞いてみましょう。たった1つの問いかけの変化から始めてください。

✅ アクション2:就寝前に「1行日記」を始める

ノートに今日の出来事を1文書く。それだけでOKです。続けることが大切なので、最初のハードルを徹底的に下げてください。

✅ アクション3:子どもが間違えた国語の問題を「一緒に読む」

次に国語のテストが返ってきたら、×をつけた問題の本文をお子さんと声に出して読んでみてください。「ここ、どう読んだの?」と一言聞くだけで十分です。


まとめ|国語が得意な子は「家庭」で育つ

今回ご紹介した国語が得意な子の親がやっていること10選をまとめます。

  1. 「なぜ?」「どう思う?」と問いかける習慣がある
  2. 親自身が本を読んでいる
  3. 語彙を「説明」ではなく「使って」教える
  4. 本・新聞・テレビを「一緒に話題にする」
  5. 「感情の言葉」を豊かに使う
  6. 「読み聞かせ」を長く続ける
  7. 褒め方が「結果」ではなく「プロセス」に向いている
  8. 読んだ本の「感想」を強制しない
  9. 「書くこと」を日常に組み込んでいる
  10. 「国語は大事」という価値観を言葉にして伝えている

どれか1つでも今日から実践していただければ、必ず変化が生まれます。国語力は「センス」ではなく「環境」で育つもの。親御さんの小さな工夫が、お子さんの大きな国語力になります。

もし「もっと専門的に指導してほしい」「うちの子の国語力を診断してほしい」という方は、ぜひ日本国語塾トップにご相談ください。


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