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高校受験国語「古文・漢文」高得点の解き方|基礎から実戦まで短期完成法

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数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!

「古文・漢文って何から手をつければいいかわからない」「出てきた瞬間に諦めてしまう」——高校受験を控えた中学生から、こうした声を毎年たくさん聞きます。でも安心してください。高校受験レベルの古文・漢文は、現代文と比べて出題パターンが非常に限られており、正しい順序で対策すれば短期間で高得点が狙える分野です。この記事では、基礎の基礎から本番で使える実戦テクニックまで、具体例を交えながら徹底的に解説します。ぜひ最後まで読んで、今日から行動してください!

はじめに|なぜ古文・漢文は「後回し」にされるのか

高校受験国語の試験構成を見ると、多くの都道府県で古文・漢文の配点は全体の15〜25%を占めています。東京都立高校入試では漢文を含む古典が大問として独立して出題され、神奈川・埼玉・大阪なども古文が必出です。つまり、古文・漢文を捨てると、それだけで合否が揺らぐ可能性があります。

それなのに多くの受験生が後回しにする理由は主に二つです。

  • ①「言葉の意味がわからなすぎて読む気が失せる」
  • ②「勉強の仕方がわからない」

翔先生がよく言う言葉があります。「古文・漢文は暗記量が少ない割に点数に直結する、コスパ最高の分野です」。現代文の読解力を伸ばすには長期的なトレーニングが必要ですが、古典は覚えるべき単語・文法・句形の数が限られているため、集中的に取り組めば1〜2ヶ月で得点源に変えられます。

核心情報|高校受験古文・漢文の「出題パターン」を知る

まず「敵を知る」ことが最重要です。高校受験の古文・漢文には、以下のような共通したパターンがあります。

古文の主要出題パターン

  • 現代語訳問題:傍線部を現代語に訳す。助動詞・助詞の意味が問われる。
  • 内容一致問題:文章全体の内容と合う選択肢を選ぶ。
  • 主語・登場人物の特定:「誰が何をしたか」を問う。
  • 心情読解問題:登場人物の気持ちや行動の理由を問う。
  • 歴史的仮名遣いの現代仮名遣いへの変換:「ゐる」→「いる」など。

漢文の主要出題パターン

  • 書き下し文への変換:返り点・送り仮名に従って書き下す。
  • 現代語訳・内容理解:レ点・一二点を使った読み順の理解。
  • 白文への返り点付け:書き下し文や訳から逆算して返り点をつける。
  • 故事成語・慣用表現の意味:「矛盾」「蛇足」など。

これらのパターンを把握するだけで、「何を覚えればいいか」が明確になります。高校受験国語において古文・漢文は「範囲が広い現代文」よりも、むしろ対策が立てやすいのです。

具体的な方法|短期完成のためのステップ別勉強法

STEP1|歴史的仮名遣いをまず完璧にする(古文・3日間)

古文を読む際の最初の壁が「歴史的仮名遣い」です。現代と読み方が違う表記を現代仮名遣いに直すルールは、実はたった数パターンしかありません。

  • 「ゐ・ゑ・を」→「い・え・お」(語中・語末)
  • 「む」→「ん」(語末):「飲まむ」→「飲まん」
  • 「くわ・ぐわ」→「か・が」
  • 「au」→「oo(おう)」:「言ふ」→「いう」
  • 「iu」→「yuu(ゆう)」:「きうり」→「きゅうり」
  • 「eu」→「yoo(よう)」:「けふ」→「きょう」

この6パターンを3日間で徹底暗記してください。暗記カードに書いて、毎朝・毎晩声に出して確認するのが最も効果的です。翔先生は「歴史的仮名遣いは、初日に覚えて3日で固める、それだけでいい」と断言しています。

STEP2|古文単語は「最頻出50語」だけ覚える(古文・1週間)

高校受験レベルの古文で必要な単語は、難関私立を除けば50〜100語程度です。入試で繰り返し出題される最頻出単語を優先して覚えましょう。以下は特に重要な単語の例です。

古語 意味 例文
あはれなり しみじみとした感情・趣深い 「いとあはれなり」=とても趣深い
をかし 趣がある・おもしろい 「いとをかし」=とても趣がある
なむ 〜てほしい(願望) 「知らせなむ」=知らせてほしい
いみじ 程度がはなはだしい・すごい 「いみじく泣く」=ひどく泣く
あやし 不思議だ・身分が低い 「あやしの者」=身分の低い者

単語を覚えるときのポイントは、文脈とセットで覚えることです。単語単体で「あはれ=しみじみ」と暗記するよりも、「秋の夕暮れは、いとあはれなり=秋の夕暮れは、とてもしみじみとした情趣がある」という文の中で覚えると記憶に定着しやすくなります。

STEP3|助動詞「む・けり・なり」だけは絶対押さえる(古文・3日間)

高校受験古文で特に問われる助動詞は限られています。中でも最重要の3つを覚えましょう。

  • 「む(ん)」:①推量「〜だろう」②意志「〜しよう」③勧誘「〜しましょう」。文脈で判断する練習を積む。
  • 「けり」:①過去「〜た・〜だった」②詠嘆「〜だなあ」。和歌では詠嘆の意味が多い。
  • 「なり」:①断定「〜だ・〜である」②伝聞推定「〜らしい・〜そうだ」。直前の語の形で区別する。

受験生がよく間違えるのは「む」の意味の区別です。たとえば「行かむ」は「行こう(意志)」か「行くだろう(推量)」かを文脈から判断しますが、主語が一人称(私)なら意志、三人称(彼・彼女)なら推量と考えると整理しやすくなります。

STEP4|漢文は「返り点」の読み方を2日で習得する

漢文の最大の関門は返り点です。しかし、高校受験で必要な返り点の種類は非常に限られています。

  • レ点:直前の一字に返る。「不可」→「可(から)不(返る)」→「可からず」
  • 一・二点:一から二の順に読む。間に別の語が入っても一→二の順。
  • 上・中・下点:一二点をまたいで返るときに使う。

具体例で練習しましょう。「学而時習之(学びて時に之を習ふ)」という『論語』の有名な一節。「而」は接続語、「時」は「時に」、「習之」は「之を習ふ」と読みます。このように有名な漢文の一節をそのまま例文として暗記することが、返り点の習得を最も速くする方法です。

STEP5|故事成語・慣用句を10個押さえる(漢文・2日間)

高校受験漢文でほぼ毎年出題されるのが故事成語です。以下の10個は必ず覚えてください。

  1. 矛盾(むじゅん):つじつまが合わないこと
  2. 蛇足(だそく):余計なもの・不必要な付け足し
  3. 五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ):大差がないこと
  4. 朝三暮四(ちょうさんぼし):目先の違いにとらわれること
  5. 漁夫の利(ぎょふのり):争いに乗じて第三者が利益を得ること
  6. 推敲(すいこう):文章を練り直すこと
  7. 完璧(かんぺき):欠点がまったくないこと
  8. 塞翁が馬(さいおうがうま):禍福は予測できないこと
  9. 虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね):他の権力を借りて威張ること
  10. 他山の石(たざんのいし):他者の失敗も自分の役に立てられる

これらは意味だけでなく、その由来となった漢文の話のあらすじも頭に入れておくと、長文読解問題でもそのまま対応できます。「矛盾」であれば「楚の商人が矛と盾を売っており、矛は何でも貫けると言い、盾は何でも防げると言った」——このストーリーを知っておけば、白文で出てきても内容がすぐにわかります。

STEP6|過去問・模試で「時間配分」を完成させる(仕上げ・2週間)

知識を身につけたら、次は実戦演習です。高校受験本番では国語全体の時間が50〜60分程度で、古文・漢文に使える時間は10〜15分が目安です。この時間内で確実に得点するための手順を身につけましょう。

  1. まずリード文(出題者が設定した文章の説明)を必ず読む
  2. 設問を先に読み、「何を聞かれているか」を把握してから本文を読む
  3. 選択肢問題は「消去法」を使い、明らかに間違いを先に消す
  4. 現代語訳問題は単語・助動詞の意味を一語ずつ確認して訳す

藤原&翔先生の実践アドバイス|現場で見えてきた「合格者の共通点」

藤原より:毎年多くの受験生を指導してきて気づいたことがあります。古文・漢文で高得点を取る生徒は、例外なく「音読」を習慣にしています。黙読でなく声に出して読むことで、リズムで古文の文体に慣れ、助動詞や助詞の感覚が身につきます。竹取物語の「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり」や、論語の「学而時習之、不亦説乎」——こうした冒頭を毎日声に出して読むだけで、語感が磨かれます。

翔先生より:私が生徒によく伝えるのは「古文は現代語訳から入るな」ということです。現代語訳を見てから元の文を読む勉強は、「訳を覚える作業」になってしまいます。それよりも、原文を読んで「なんとなくこういう意味かな」と推測する練習を繰り返すことで、本番でも初見の文章に対応できる力がつきます。知らない単語が出てきても、文脈と前後関係から意味を推測する「読解力」を鍛えてください。これが高校受験国語における古文・漢文の高得点の核心です。

よくある失敗と解決策|これをやると点数が下がる

失敗①「参考書を読むだけで問題を解かない」

古文・漢文の参考書を読んで「わかった気」になっても、実際に問題を解くと得点できないケースが非常に多いです。インプットとアウトプットの比率は4:6を意識してください。覚えたら必ず問題で確認する、これが鉄則です。

失敗②「難しい単語集を全部覚えようとする」

高校受験に必要のないレベルの古文単語まで覚えようとして時間を浪費する受験生がいます。市販の「高校受験用古文単語50〜100語」レベルで十分です。大学受験向けの単語集は使わないようにしましょう。

失敗③「漢文の返り点をただ暗記しようとする」

返り点のルールを公式として丸暗記しようとすると混乱します。それよりも実際の文章で何度も読み順を追う練習を積んだ方が早く身につきます。「矛盾」「蛇足」などの有名な漢文を返り点付きで5回音読するだけで、自然に読み方が体に入ります。

失敗④「本文を全部完璧に理解しようとする」

古文・漢文の本文中に、意味のわからない語句が一つでも出てくると「もう無理だ」と諦めてしまう受験生がいます。しかし入試の選択肢問題は、全体の大意が把握できれば解けるように作られています。わからない語句は飛ばして読み進める勇気を持ちましょう。

今日からできるアクション|この週末で始める3つのこと

難しく考える必要はありません。今日から以下の3つを始めてください。

  1. 歴史的仮名遣いの変換ルール6パターンをノートに書いて、声に出して3回読む
    所要時間:15分。これだけで試験の得点が変わります。
  2. 故事成語10個のリストを作り、スマホの待ち受けにする
    毎日目に入ることで自然と記憶に定着します。「矛盾」「蛇足」から始めましょう。
  3. 教科書に載っている古文(竹取物語・枕草子・徒然草など)を1段落声に出して読む
    意味がわからなくてもOK。まず「耳と口」で古文のリズムに慣れることが目的です。

これらは毎日合計30分以内でできます。高校受験国語の古文・漢文対策は、継続的な小さな行動の積み重ねが最大の武器になります。

まとめ・日本国語塾トップについて

今回の記事では、高校受験国語における古文・漢文の高得点の解き方を、基礎から実戦まで体系的に解説しました。改めてポイントを整理します。

  • ✅ 歴史的仮名遣いの6パターンを最初に完璧にする
  • ✅ 古文単語は最頻出50語を文脈とセットで覚える
  • ✅ 助動詞「む・けり・なり」の意味を文脈で判断できるようにする
  • ✅ 漢文の返り点は有名な一節の音読で自然に習得する
  • ✅ 故事成語10個はストーリーごと覚える
  • ✅ 実戦演習では設問を先に読み、消去法を活用する
  • ✅ インプット:アウトプット=4:6の比率を守る

古文・漢文は正しい方法で取り組めば、必ず短期間で得点源に変わります。「諦めていた分野」が「得点源」に変わる瞬間は、受験勉強の中で最も自信につながる経験の一つです。ぜひ今日から一歩踏み出してください!


日本国語塾トップは、数強塾グループ代表・藤原進之介が監修する国語専門塾です。
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