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作文で使える接続詞・表現集|採点者が高評価する文体とは

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作文で使える接続詞・表現集|採点者が高評価する文体とは

作文で使える接続詞・表現集|採点者が高評価する文体とは

はじめに

数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!

先日、こんな質問が塾に届きました。

「先生、作文って何を書けばいいかはわかるんですけど、どう書けばいいかがわからないんです。接続詞って何を使えばいいんですか?」

中学3年生のAさんからの相談でした。「何を書くか(内容)」はある程度考えられる。でも「どう書くか(文体・表現)」でつまずいている――これ、実は受験生のあるある悩みナンバーワンなんです。

翔先生もこう言っていました。「同じ内容の作文でも、接続詞ひとつ、文末表現ひとつで、採点者の印象がガラッと変わるんですよね」と。まさにその通りで、作文・小論文における「文体」は、いわばあなたの思考力を見せる器(うつわ)です。どんなに素晴らしい料理でも、器がボロボロだと台なし……というわけです(笑)。

この記事では、受験作文・小論文で実際に使える接続詞・表現集を体系的にまとめ、採点者が高評価する文体の秘密を徹底解説します。ぜひ最後まで読んでください!

なぜ接続詞・文体がそれほど重要なのか

「内容さえよければ文体は二の次でしょ?」――そう思っていませんか? 残念ながら、それは大きな誤解です。

採点者は一日に何十枚、場合によっては何百枚もの作文・小論文を読みます。そのなかで「読みやすい文章」「論理が明快な文章」は、それだけで好印象を与えます。逆に、いくら良いことが書いてあっても、文章がぶつぶつ切れていたり、話の流れが追えなかったりすると、採点者は「この生徒は考えを整理できていない」と判断してしまうのです。

接続詞はまさに文章の「道路標識」です。「次はこちらへ曲がりますよ」「ここで話が逆転しますよ」「この文は前の文の理由ですよ」――そういった案内をしてくれるのが接続詞の役割。標識のない道路では、ドライバー(=採点者)が迷ってしまいます。

また、文体(文末表現・語調)は「この生徒は論理的に考えられるか」「自分の意見をしっかり持っているか」を判断する材料でもあります。受験作文・小論文においては、論理的な文体こそが評価の核心となります。

具体的な方法・ステップ解説

① 接続詞の種類と使い方を整理しよう

接続詞には大きく分けて以下の種類があります。それぞれの役割と、受験作文で使える具体例をまとめました。

【順接】前の内容を受けて、自然な流れでつなぐ

  • したがって:論理的な結論を導くときの王道。「したがって、〇〇であると考える」
  • そのため:原因→結果の流れを示す。「練習量が少なかった。そのため、結果が出なかった」
  • よって:「したがって」よりやや堅い印象。論文調の文章に合う。
  • こうして:経緯・プロセスをまとめるときに便利。

【逆接】前の内容とは反対の方向へ展開する

  • しかし:最もオーソドックスな逆接。多用しすぎると単調になるので注意。
  • だが:「しかし」より短く引き締まった印象。段落の冒頭に使うと効果的。
  • ところが:予想外の展開を示すときに効果的。「試験勉強を重ねた。ところが、本番では実力が発揮できなかった」
  • にもかかわらず:強い逆接。「努力したにもかかわらず、結果は伴わなかった」
  • 一方で:対比を示すときにも使える便利な表現。

【添加・列挙】情報を付け加えたり、並べたりする

  • また:シンプルな追加。ただし多用厳禁。
  • さらに:前の内容を強調しながら追加する。「〇〇である。さらに、〇〇という点も見逃せない」
  • 加えて:「さらに」と似た役割。やや改まった表現。
  • 第一に〜第二に〜:複数の根拠や理由を整理して示すときに非常に有効。採点者に「論理的!」と思わせる魔法の表現。

【対比・選択】二つのものを比較・対照する

  • 一方:対比の基本形。「A国では〇〇である。一方、B国では△△だ」
  • それに対して:より明確に対比を示したいときに。
  • むしろ:予想と逆の評価を示すときに効果的。「これは失敗ではなく、むしろ成長の機会だった」

【説明・補足】前の内容を詳しく説明・言い換える

  • つまり:前の内容をコンパクトにまとめる。「つまり、〇〇ということだ」
  • すなわち:「つまり」よりも論文的・改まった表現。
  • なぜなら〜からだ:理由を明示するときの定番セット。採点者が「理由をきちんと述べている」と評価する表現。
  • 例えば:具体例を示すときの王道。抽象論だけでは弱い文章に具体性を与える。
  • 具体的には:「例えば」よりも論述的なニュアンス。

【転換】話題を変えるとき

  • では:話題転換の合図。「では、次の問題を考えてみよう」
  • ところで:やや話題を変えるときに。ただし論述文では多用しすぎると散漫な印象に。
  • それでは:「では」をやや丁寧にした形。

② 文末表現のバリエーションを増やそう

作文・小論文の文体で「だ・である調」を使うのは基本中の基本ですが、文末が「〜だ」「〜である」の繰り返しになると単調で稚拙な印象を与えます。以下のようにバリエーションを意識しましょう。

  • 〜と考える(自分の意見を述べるとき)
  • 〜と言えるだろう(やや柔らかい断定)
  • 〜ではないだろうか(問いかけ形式で読者を引き込む)
  • 〜することが重要だ(提言・主張のまとめ)
  • 〜が求められる(社会的な提言をするとき)
  • 〜に違いない(強い確信を示す)
  • 〜と言わざるを得ない(渋々認める、強調したいとき)
  • 〜にほかならない(強調の表現。「それは努力にほかならない」)

特に「〜ではないだろうか」という問いかけ形式は、読み手を巻き込む効果があり、採点者に好印象を与えることが多いです。ただし、乱用すると煮え切らない文章に見えるので注意してください。

③ 段落構成と接続詞をセットで考える

接続詞は単独で機能するものではありません。段落と段落の橋渡しをするものです。受験作文・小論文の基本的な段落構成は次のとおりです。

  1. 第1段落:主張・意見の提示「私は〇〇であると考える。」
  2. 第2段落:理由・根拠①「なぜなら、〜からだ。第一に、〜」
  3. 第3段落:理由・根拠②または反論への対応「さらに、〜。一方で、〜という意見もあるかもしれない。しかし、〜」
  4. 第4段落:まとめ・結論「したがって、〜と考える。」

この構成に接続詞をはめ込んでいくと、論理的でスッキリとした文章になります。

④ 採点者が好む「格調ある表現」を覚えよう

以下は、作文・小論文に格調と論理性を与える表現です。ぜひストックしておきましょう。

  • 「〇〇という観点から考えると」(多角的な視点を示す)
  • 「〇〇の本質は〜にある」(本質を突く表現)
  • 「現代社会において」「今日の〇〇問題を考えるとき」(社会的文脈に位置づける)
  • 「〇〇は、単に〜というだけでなく、〜でもある」(深みを出す)
  • 「以上の点を踏まえると」(まとめに入る前の定番表現)
  • 「〇〇が重要であることは言うまでもない」(共通認識を示したうえで議論を展開する)

藤原流のポイント

ここからは私・藤原進之介の独自の視点をお伝えします。翔先生も「これは生徒に刺さる!」と言ってくれたポイントです(笑)。

接続詞は「使う」ではなく「選ぶ」もの

多くの生徒が接続詞を「とにかく使えばいい」と思っています。でも大切なのは「なぜここでこの接続詞を使うの

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