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図表・グラフを含む読解問題の解き方|共通テスト新形式攻略

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はじめに

数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!

先日、こんな質問が届きました。

「先生、共通テストの国語って、なんか最近グラフとか表とか出てきますよね? 文章を読むだけじゃなくて、なんか情報が多すぎて頭がパンクしそうです……」

高3の春、模試を終えたばかりの生徒がぽつりとつぶやいた言葉です。そうなんです。共通テストの国語はもはや「文章だけ読む試験」ではありません。図表・グラフ・複数資料が組み合わさった「新形式」の読解問題が当たり前になっています。

翔先生も「正直、初めて見たときは『これ国語?社会?』って思いました(笑)」と言っていましたが、慣れてしまえばむしろ点数を取りやすいセクションに変わります。今日はその「慣れ方」を徹底解説します!


なぜこれが重要なのか

共通テストは2021年のスタート以降、毎年のように出題形式を進化させてきました。特に国語の第1問・第2問では、複数のテキスト(複合テキスト)+図表・グラフ・会話文という組み合わせが頻出です。2025年度以降はさらにこの傾向が強まる見通しです。

では、なぜ図表・グラフが国語に入ってきたのか? 文部科学省が掲げる「情報を的確に読み取り、根拠をもって判断する力」、いわゆる情報リテラシーを測るためです。社会に出れば、報告書・論文・プレゼン資料など、文章と図が組み合わさった情報を処理する場面は日常茶飯事。共通テストはそれを先取りしているわけです。

裏を返せば、この形式に慣れた受験生は他の受験生と大きく差をつけられます。「なんとなく読んだけど選択肢が多くて……」という生徒が多いからこそ、正しいアプローチを身につけるだけで得点源になるのです。


具体的な方法・ステップ解説

ステップ① まず「全体像」を30秒で把握する

問題冊子を開いたとき、いきなり本文を読み始めていませんか? それが最初の落とし穴です。

図表・グラフを含む問題では、まず30秒かけて全体を俯瞰してください。チェックするのは以下の3点です。

  • 📄 テキストは何種類あるか?(本文・資料A・グラフB など)
  • 📊 図表・グラフのタイトル・軸・凡例を確認する
  • 設問数と配点をざっくり把握する

「え、そんなことするの?」と思うかもしれませんが、これをやるだけで「何のための図表なのか」という文脈が頭に入り、本文を読む速度が上がります。翔先生曰く「地図を見てから旅をするか、地図なしで旅をするかの違いですよ」とのこと。まさにその通り!

ステップ② 本文を読みながら「図表との接続ポイント」に印をつける

本文中には必ず図表・グラフに言及する箇所があります。たとえば「図1が示すように」「次のグラフを参照してほしい」「表2のデータによれば」といった表現です。

このような箇所に鉛筆で△マークをつけながら読む習慣をつけましょう。マークをつけると、設問を解くときに「あ、あそこに図表の言及があった」とすぐに戻れます。時間の節約は得点の底上げに直結します。

ステップ③ 図表・グラフは「比較」と「変化」に注目する

グラフを見るとき、なんとなく眺めていませんか? そうではなく、2つの視点で読み解きましょう。

  1. 比較:A群とB群でどちらが多い(少ない)か、どの項目が突出しているか
  2. 変化:時系列であれば、どこで増減があるか、傾向はどうか

共通テストの選択肢には、このグラフの「比較」や「変化」を正確に読めているかどうかを問うものが多く含まれています。グラフを見て「ふーん」で終わらせず、必ず言語化する癖をつけてください。「2010年以降に急増している」「A群がB群の約2倍である」など、1〜2文で言えるようにする。これが鉄則です。

ステップ④ 複数資料の「整合性」と「矛盾」を探す

共通テスト新形式の最大の特徴は、複数の資料(テキスト+図表)が互いに関係している点です。設問では以下のような問われ方がよく出ます。

  • 「本文の主張とグラフの内容が一致するものを選べ」
  • 「資料Aと資料Bを組み合わせたとき、正しく言えることを選べ」
  • 「本文の解釈として適切でないものを選べ」

こういった問題では、「本文が言っていること」と「図表が示していること」を別々に整理してから、突き合わせる作業が必要です。頭の中だけでやろうとせず、余白に簡単なメモを書くのがおすすめ。「本文→〇〇と主張」「グラフ→△△を示す」「→一致 or 矛盾?」という形で整理するだけで、ぐっと正答率が上がります。

ステップ⑤ 選択肢は「言い過ぎ」「言い足りない」「すり替え」を疑う

図表問題に限らず、共通テストの選択肢には典型的な「罠のパターン」があります。

  • 🔴 言い過ぎ:「すべての場合に〜」「必ず〜」など極端な表現
  • 🟡 言い足りない:グラフのある部分だけを切り取って全体を語る
  • 🔵 すり替え:図表の「事実」と本文の「筆者の意見」を混同させる

選択肢を読むとき、この3パターンを意識するだけで「なんとなく正しそう」という罠から抜け出せます。「どこが本文・図表と違うのか」を指摘できるレベルまで選択肢を精読する習慣をつけましょう。


藤原流のポイント

ここで私・藤原進之介から、少し踏み込んだアドバイスをお伝えします。

「図表は筆者の代わりに語っている」と考えよ

多くの受験生が図表を「おまけ」のように扱います。でも実は逆です。図表は筆者が最も伝えたいことを「視覚化」したものです。論文でも報告書でも、グラフや表を使う人は「文章だけでは伝わらないから図にする」という判断をしています。

つまり、図表を正確に読めば本文の主旨が理解しやすくなるのです。「本文が難しくてよくわからなかったけど、グラフを見たら言いたいことがわかった!」という経験をした受験生も多いはず。図表を「飛ばすもの」ではなく「ヒントの塊」として活用してください。

「時間配分」を意識した練習を積む

共通テスト国語は80分(2025年度以降は90分)でかなりのボリュームをこなす必要があります。図表問題は情報量が多いため、慣れていないと時間を大量に溶かします。

練習段階から「図表を含む大問は◯分で解く」という時間制限を設けてください。最初はオーバーしても構いません。繰り返す中でペースが掴めてきます。翔先生は「最初は全然間に合わなかったけど、10回やったら感覚がつかめてきた」と言っていました。量をこなすことも実力のうちです。


よくある間違いと対策

❌ 間違い① グラフを「なんとなく見る」だけで読解に使わない

対策:グラフを見たら必ず「1文で言語化」する。「2020年に最大値を記録し、その後減少傾向にある」など。言語化することで本文との対応が明確になります。

❌ 間違い② 複数資料を「別々に読んで終わり」にする

対策:最後に必ず「資料同士の関係」を確認する時間を取る。「資料AはXを主張、資料BはYを示す。Xの根拠としてYが使えるか?」という視点で繋げる。

❌ 間違い③ 図表の「単位・条件」を無視して数値だけを読む

対策:グラフの軸ラベル・単位・調査対象・調査年度を必ず確認する。「日本のデータ」なのか「世界全体のデータ」なのかで解釈が180度変わることもあります。

❌ 間違い④ 「正しそうな選択肢」を選んで終わり

対策:選んだ選択肢が正しい「根拠」を本文・図表から探す。根拠が見つからない選択肢は、どんなに正しそうでも疑ってかかること。共通テストは必ず本文・資料に根拠があります。


まとめ・日本国語塾トップについて

図表・グラフを含む共通テスト国語の読解問題、いかがでしたか? まとめると、攻略のポイントはこの5つです。

  1. 全体像を30秒で俯瞰してから本文を読む
  2. 本文中の「図表への言及箇所」に印をつける
  3. グラフは「比較」と「変化」で読む・必ず言語化する
  4. 複数資料は「整合性・矛盾」を突き合わせて確認する
  5. 選択肢は「言い過ぎ・言い足りない・すり替え」の3パターンを疑う

この形式は慣れれば慣れるほど「お得な問題」になります。なぜなら、情報の整理が苦手な受験生が多いからこそ、差がつきやすいからです。今日から練習を積み重ねて、本番で自信を持って解けるようにしてい

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