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国語の成績が上がらない本当の理由|多くの受験生が間違えていること

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国語の成績が上がらない本当の理由|多くの受験生が間違えていること

はじめに

数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!

先日、こんな相談が生徒から届きました。

「先生、国語って毎日読んでいるのに全然点数が上がらないんですけど……もしかして、国語って才能ですか?」

この言葉、ドキッとしませんでしたか?じつはこれ、受験生の9割が一度は思うことです。「国語は勉強しても意味がない」「センスや才能の問題だ」――そんな声を、私はこれまで何百回と聞いてきました。

でも、ちょっと待ってください。その思い込み、完全に間違いです。

国語の成績が上がらない理由は、才能でも読書量でもありません。「勉強の仕方そのものが間違っている」ことがほとんどです。今回は、多くの受験生がハマってしまう落とし穴と、正しい国語勉強法を徹底的に解説します。翔先生の具体的なアドバイスも交えながら、読み終わったときに「今日から変えられる!」と思えるような内容をお届けします。


なぜこれが重要なのか

まず少し立ち止まって考えてみましょう。入試において国語はどれほど重要な科目でしょうか?

高校受験・大学受験ともに、国語はほぼすべての入試で必須の科目です。しかも、現代文・古文・漢文と出題範囲が幅広い。さらに厄介なのが、「なんとなく解けてしまうこと」。英語や数学は勉強しないと0点になりますが、国語は日本語で書かれているので、何も勉強しなくても20〜30点は取れてしまう。

これが罠なんです。

「まあまあ解けるから大丈夫」と思っていると、本番で合格ラインに届かない。特に難関校になるほど、国語の差が合否を分けるケースが増えます。国語で差をつけられる受験生と、国語で差をつける受験生――どちらになりたいかは明白ですよね。

国語の成績が上がらない本当の理由を知り、正しい方法で取り組むことは、受験における最大のコスパ改善策と言っても過言ではありません。


具体的な方法・ステップ解説

❶ まず「間違いの正体」を知る:なぜ国語の成績が上がらないのか

国語の勉強法として多くの受験生がやってしまいがちなことを、正直に列挙します。

  • 問題を解いた後、答え合わせだけして終わり
  • 「なんとなく合ってた・なんとなく間違えた」で済ませる
  • 読書をたくさんすれば伸びると思っている
  • 漢字や語彙だけを集中的にやって「国語の勉強をした気になっている」
  • 問題文を感情移入しながら読む(国語は「共感」の科目だと思っている)

どれかに心当たりはありましたか?これらに共通するのは、「文章を読む技術を磨いていない」という点です。

国語の入試問題は、あなたの感想を聞いているわけではありません。「筆者の言いたいことを正確に読み取る力」が問われています。そのための技術=「読解技術」を身につけることが、成績向上の唯一の道です。

❷ 読解技術①:「言い換え」を追う習慣をつける

現代文で最も重要なスキルのひとつが、「言い換えを追う力」です。

評論文の筆者は、同じことを何度も違う言葉で繰り返しながら論を展開します。「つまり」「すなわち」「換言すれば」「要するに」――こういったキーワードが出てきたら、直前の内容と直後の内容が「同じ意味」で対応しています。

翔先生がよく授業で言う言葉があります。「文章は繰り返しでできている。大事なことほど、何度も形を変えて出てくる」。この視点で文章を読むだけで、筆者の主張がくっきり見えてきます。

練習方法:問題を解くとき、言い換え表現に線を引き、対応関係を矢印でつないでみましょう。最初は時間がかかりますが、これが「精読力」の基礎になります。

❸ 読解技術②:「対比」を意識して読む

評論文の論理展開の王道は「対比」です。「AではなくB」「昔はXだったが、今はY」「西洋的にはPだが、東洋的にはQ」――このような対立構造を意識して読むと、筆者が何を肯定し何を否定しているかが一目瞭然になります。

対比が見えると設問の答えも自然と絞られてきます。なぜなら、筆者が否定した側の内容が「不正解の選択肢」として使われることが非常に多いからです。これは入試問題の「作られ方のクセ」でもあります。

❹ 古文・漢文は「暗記の質」を変える

古文が苦手な受験生の多くは、単語や文法を「なんとなく覚えている」状態です。古文単語を100個暗記したのに読めない――それは、単語の「文脈での使われ方」を暗記していないからです。

たとえば「あはれ」という単語。「かわいそう」とだけ覚えていると対処できない場面が出てきます。「しみじみとした感動」「趣がある」など、文脈に応じた意味の幅を身につけることが重要です。

漢文は返り点・書き下し文のルールをしっかり固めた上で、頻出の句形(例:「不〜」「使〜」「於〜」など)を例文ごと覚えることが得点への近道です。漢文は現代文・古文に比べて学習量が少なく最もコスパが高い分野なので、後回しにせず早めに攻略しましょう。

❺ 解き直しの質を劇的に上げる方法

問題を解いた後の「解き直し」こそが成績を左右します。多くの受験生は「答えを確認して終わり」ですが、これでは何も身につきません。

正しい解き直しの手順はこうです:

  1. なぜ正解が正解なのか、本文の根拠を探して言語化する
  2. なぜ不正解の選択肢が間違いなのか、どこが本文と食い違うかを確認する
  3. 自分がどのプロセスで間違えたかを分類する(読み間違い・選択肢の見間違い・知識不足 など)

この3ステップをやるだけで、解き直しの学習効果が数倍に跳ね上がります。面倒に思えますが、「なぜ?」を言語化する習慣こそが国語力の本質です。


藤原流のポイント

ここからは、私・藤原進之介が特に強調したい視点をお伝えします。

「国語は主観で解くな、証拠で解け」

これが私の国語指導における最大のテーゼです。

入試国語の問題には、必ず本文中に答えの根拠があります。「なんとなくこっちが合ってそう」「この登場人物の気持ちはこうだと思う」――この感覚で解いている限り、成績は安定しません。

正しい解答プロセスは、「本文の○行目に〇〇と書いてあるから、答えはこれ」と、必ず本文に証拠を見つけることです。これを徹底するだけで、現代文の正答率は劇的に上がります。

また、もうひとつ。「語彙力は国語の筋肉だ」とも言っています。読解技術をいくら磨いても、文章中の言葉の意味がわからなければ理解は止まります。現代文単語集(「読み解くための現代文単語」など)を一冊仕上げることを強くおすすめします。知的な語彙を増やすことは、国語だけでなく小論文・面接にも直結します。


よくある間違いと対策

間違い①「読書をたくさんすれば国語が伸びる」

→ 半分正解、半分間違い。

読書は語彙力・背景知識を増やす意味では有効です。しかし、「なんとなく読む読書」は入試対策にはなりません。入試では「問いに答えるための読み方」が必要で、それは意識的に訓練しないと身につきません。読書をするなら、「筆者は何を言いたいのか」「この段落の役割は何か」を常に考えながら読む「能動的読書」を心がけてください。

間違い②「選択肢を感覚で絞っている」

→ 模試では当たっても本番で外れる典型パターン。

選択肢問題は「本文との一致・不一致」で判断するのが鉄則です。「なんとなくこれっぽい」は厳禁。特に「本文に書いていないことが含まれている選択肢」は不正解です。選択肢のどの部分が本文のどの箇所に対応しているかを、指で追いながら確認する習慣をつけましょう。

間違い③「古文は現代語訳さえ読めばOK」

→ 記述問題・傍線部説明問題では通用しません。

現代語訳を読んで「ストーリーはわかった」状態では、品詞分解・文法理解が伴わないため、傍線部の説明問題や助動詞の意味を問う問題で失点します。古文は文法の基礎(助動詞・助詞・敬語)を丁寧に固めることが大前提です。

間違い④「国語は直前期に詰め込む」

→ 国語は最も「急には伸びない」科目のひとつです。

読解技術は一朝一夕

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