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藤原 進之介

株式会社数強塾 代表取締役。数強塾グループ(日本数学塾・日本英語塾・日本国語塾・英論会)創設者。現役時代に数学で挫折し浪人を経て「なぜそうなるか」を徹底追求する指導哲学を確立。一生の役に立つ勉強を全国にオンライン展開。

栄光学園中学校の国語|過去問傾向・出典作品・漢字10問・50分70点対策

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栄光学園の国語は50分70点。漢字を独立した大問として多く問う点が大きな特徴です。
2022〜2025年度は書き取り10問、それ以前は15問という第三者の過去問集計があり、漢字を「直前に少し確認する知識問題」と扱うと、読解を始める前に差がつきます。同時に、記述内容に応じて中間点を与えることを学校が公式に説明しており、語彙と記述の両方が重要です。

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栄光学園中学校・国語の基本情報

項目内容
試験時間50分(8時30分〜9時20分)
配点70点
四科合計240点(国語70・算数70・理科50・社会50)
採点考え方や記述内容に応じて評価すると学校が公式に説明
過去問学校公式サイトから過去問題セットを購入可能

学校公式FAQでは、小学校で学ぶ基本事項の理解と習熟に加え、学習・体験した内容を使って応用・発展的に考える力を測ると説明されています。暗記量だけではなく、知識を文章中で使い、筋道を立てて説明する力が必要です。

2026年度に使われた国語の出典作品

2026年度について、インターエデュの入試速報では、説明的文章として川添愛『「わかってもらう」ということ――他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方』、文学的文章として額賀澪『ラベンダーとソプラノ』が出典として掲載されています。

説明的文章で準備する読み方

「わかる」「伝える」「言葉」といった日常語が題材になる文章では、自分の経験だけで解釈しないことが重要です。筆者が日常的な意味をどのように問い直し、別の定義へ組み替えているかを追います。具体例が出たら、その例が「伝わらない原因」「誤解が生じる仕組み」「他者との関係」のどれを説明するのかを短く記します。

文学的文章で準備する読み方

音楽や集団活動を扱う物語では、登場人物の発言と本心、個人の希望と集団の役割、変化前と変化後を整理します。心情語を当てるだけでなく、何を期待し、どの出来事で認識が変化したかを本文の動作・会話から説明します。

近年の出典作品から見える題材の広さ

年度説明的文章文学的文章
2025椿宜高『自然に学ぶ「甘くない」共生論』小川糸『あつあつを召し上がれ』所収作品
2024尹雄大『やわらかな言葉と体のレッスン』あんずゆき『アゲイン』
2023松本俊彦『世界一やさしい依存症入門』ウン・ソホル『5番レーン』
2022阿部公彦『詩的思考のめざめ』シンシア・ライラント『メイおばちゃんの庭』
2021藤原辰史『食べるとはどういうことか』いとうみく『朔と新』

共生、身体と言葉、依存、食、家族、競技など、題材は広範囲です。特定分野の知識を暗記するより、未知のテーマでも「言葉の定義」「具体例の役割」「対比」「価値観の変化」を取る読解手順を固定する必要があります。

栄光学園は漢字が多い――近年の出題例

出典区分:以下は栄光学園公式の一覧ではなく、「首都圏中学受験 国社工房」が過去問から独自集計した内容を参照しています。受験年度の公式過去問題セットで、問題文脈と表記を必ず確認してください。
年度集計された書き取り語
2025宝刀・専売・画期・暗雲・著述・勝因・粉末・負う・構う・荷
2024障害・土俵・俳優・調停・旅費・復興・欲望・裏・縮む・拾う
2023簡素・圧巻・協議・序列・探査・委任・給湯・垂れる・暮れる・絹
2022賛美・折半・異存・税関・宿敵・至福・操縦・旗色・済ます・挙げる
2021沿岸・破損・仮設・雑誌・看板・郵便・郷里・幼児・系図・私腹・胸・編む・祝う・照れる・延ばす
2020謝絶・承服・候補・鳥居・加減・救護・均整・寒波・皇后・提供・預かる・肥える・束ねる・修める・厚く

2022〜2025年度は各10問、2021年度以前は各15問という集計です。熟語だけでなく、「負う」「構う」「縮む」「拾う」「垂れる」のような送り仮名を伴う訓読みや、「荷」「裏」「絹」「胸」のような一字の書き取りも含まれます。

漢字問題で失点する四つの原因

1.同音異義語

「画期/活気」「粉末/紛末」「仮設/仮説」「均整/均正」「講義/講議」のように、音だけで書くと誤りやすい組があります。語の意味を一言で説明し、短文の中で選び分けます。

2.字画・部品の誤り

専、売、構、俳、優、調、復、興、圧、巻などは、形をぼんやり覚えていると一点・一画を誤ります。大きく一回書いた後、部品名や間違えやすい箇所を声に出します。

3.送り仮名

「預かる」「修める」「延ばす」「採る」のような語は、漢字部分だけでなく送り仮名まで一語として覚えます。同じ読みの「収める・納める・治める」などと例文で区別します。

4.一字の訓読み

荷、裏、絹、胸、巣、節、幹のような一字語は、熟語帳だけでは抜けやすい領域です。身近な文に入れて書く練習が必要です。

栄光学園向け・毎日の漢字学習

  1. 一日10語を読み上げてもらい、文の中で書く。
  2. 誤答を「同音異義・字画・送り仮名・一字訓読み」に分類。
  3. 正解を三回写すのではなく、意味と別の例文を一つ書く。
  4. 翌日、七日後、三十日後に再テスト。
  5. 週末に50語を混ぜ、順番を変えて確認。

既出語をそのまま覚えるだけでは不十分です。「画期」から活気、「協議」から競技・教義、「至福」から私服・私腹へ広げ、未知の同音異義語にも対応できる語彙網を作ります。

読解・記述問題の攻略

説明的文章

最初の段落で提示された問題を確認し、各具体例がどの考えを支えるかを書き込みます。理由説明では、直前の一文だけでなく、筆者が否定・修正している一般的な見方まで含めます。内容説明では抽象語を本文の具体へ置き換えます。

文学的文章

人物関係を図にし、重要な発言の前後で感情や認識がどう変わったかを追います。「悲しい」「うれしい」だけで終わらせず、期待、葛藤、相手への理解、自己認識の変化を組み合わせます。

中間点を取りに行く答案

学校公式は、記述内容に応じて評価するとしています。空欄のままにせず、設問に対応する主語と本文根拠を一つでも明確にします。ただし、長く書けばよいわけではありません。「理由なら〜ため」「変化なら〜だったが、…をきっかけに、〜になった」と要求に合う文末と構造を使います。

50分の時間配分例

区分目安行動
漢字4〜6分迷う語に印をつけ、一周目を止めない
説明的文章18〜20分対比・定義・具体例の役割を確認
文学的文章18〜20分人物関係・変化前後・契機を確認
見直し4〜6分漢字、主語、記述の必要要素を再確認

これは固定配分ではありません。過去問を三年度分計測し、漢字に8分かかるのか、記述の推敲に時間を使いすぎるのかを確認して調整します。

12週間の過去問対策計画

期間中心課題到達目標
1〜3週漢字・語彙診断、説明文の段落要約漢字誤答を四分類し、根拠を示せる
4〜6週理由・内容説明、人物の変化記述記述を2〜3個の採点要素へ分解できる
7〜9週大問別の時間演習解く順序と上限時間が決まっている
10〜12週50分通し演習と再答案点数の振れと誤答型が減っている

よくある質問

既出漢字を全部覚えれば十分ですか

十分ではありません。既出語は学校が問う語彙の型を知る材料です。同音異義語、送り仮名、一字訓読みへ広げ、新しい文脈でも書ける状態にします。

漢字に何分かけるべきですか

まず過去問で実測してください。目安は4〜6分ですが、漢字の得点と読解時間の両方が最大になる配分へ調整します。

出典作品を先に読むと有利ですか

読書経験は役立ちますが、翌年同じ作品が出る保証はありません。作品を覚えるのではなく、未知の文章の定義・対比・人物変化を読む練習として使います。

記述の家庭採点はできますか

本文根拠と必要要素を分ければ一定の確認はできます。ただし学校公式解答がない年度や複数解釈が成立する答案は、専門家と検討する方が安全です。

日本国語塾TOPについて
日本国語塾TOPは、藤原進之介が代表を務める数強塾グループの国語専門塾です。 中学受験の過去問を「答え合わせ」で終わらせず、本文根拠・設問要求・記述の採点要素まで分解してオンライン個別指導します。 学校別の国語対策を相談する

公式資料・出典

過去問の著作権は各出典・著作者に帰属します。本記事は問題文を転載せず、公式発表の数値と出題方針をもとに学習方法を解説しています。年度により形式は変わるため、受験年度の募集要項も必ず確認してください。

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