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Q&A|国語の模試の点数が安定しません。なぜですか?解決策は?

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はじめに

数強塾グループの国語専門塾、日本国語塾TOPの藤原進之介です。講師の翔先生と一緒に解説します!

「国語の模試の点数が安定しない」――これは、受験生や保護者の方から月に何十件もいただく、最も多いご相談のひとつです。

先日も、こんな相談がありました。中学3年生のAさん(保護者)からのメッセージです。

「先月の模試では国語が72点だったのに、今月は48点でした。勉強量は変わっていないのに、なぜこんなに差が出るのでしょうか。数学は少しずつ上がっているのに、国語だけが読めなくて不安です。」

このAさんのケースは決して珍しくありません。むしろ「国語の点数が毎回安定している」という受験生のほうが少ないくらいです。でも、だからといって「国語は運だから仕方ない」と諦めるのは大きな間違いです。

この記事では、国語の模試の点数が安定しない本当の理由と、今すぐ実践できる具体的な解決策を、藤原と翔先生の両視点からたっぷりお伝えします。ぜひ最後まで読んでください。


結論から言います|藤原の答え

ズバリ結論をお伝えします。

国語の模試の点数が安定しない最大の理由は、「フィーリング読み」をしているからです。

多くの受験生は、国語の問題を「なんとなく読んで、なんとなく答える」という方法で解いています。数学であれば「公式を覚えて手順どおりに解く」という明確なプロセスがありますが、国語はそのプロセスが見えにくいため、「感覚」で解こうとしてしまうのです。

感覚で解けるときは点が取れる。でも感覚が外れると点が取れない。これが点数の「波」の正体です。

逆に言えば、国語にも「再現性のある解き方」が存在します。それを習得すれば、どんな文章が出ても安定して高得点を取れるようになります。

以下で詳しく解説していきましょう。


詳しく解説|なぜ国語の模試の点数は安定しないのか

理由①|「読む」と「解く」を分けていない

国語の読解問題において、多くの受験生がやってしまうのが「読みながら解く」という行為です。文章を読み進めながら同時に問題に答えようとするため、文章全体の構造や筆者の主張が見えないまま答えを選んでしまいます。

たとえば説明文で「筆者の主張を答えよ」という問題が出たとき、文章の途中だけを読んで答えた場合、後半で筆者の主張がひっくり返るような構成になっていると、まるで的外れな答えを書いてしまいます。

「読む段階」と「解く段階」を明確に分けることが、国語の点数を安定させるための第一歩です。具体的には、まず文章全体を読み通して「この文章が何を言いたいか」を把握してから、問いに戻って解答する習慣をつけましょう。

理由②|「根拠のある答え」を選んでいない

国語の問題、特に選択問題で点数が安定しない受験生に共通しているのが、「なんとなく合ってそう」で答えを選んでいることです。

実は、国語の選択肢には必ず「本文に根拠がある正解」と「本文に根拠のない誤り」があります。模試や入試の選択問題は、受験生が「なんとなく正しそう」と感じるように巧妙に作られた誤答選択肢が混じっています。

正解できる受験生は、必ず「本文の〇行目の表現がこうだから、この選択肢が正しい」と根拠を言えます。一方、点数が安定しない受験生に「なぜその選択肢を選んだの?」と聞くと、「なんとなくそう思ったから」と答えることがほとんどです。

答えを選ぶ際は必ず「本文のどこに根拠があるか」を確認する習慣をつけてください。これだけで選択問題の正答率は大幅に上がります。

理由③|語彙力・背景知識の不足

国語の模試の点数が安定しない理由として意外と見落とされがちなのが、語彙力と背景知識の不足です。

たとえば「アイデンティティ」「パラダイムシフト」「メタ認知」といった言葉が文章中に出てきたとき、その意味を知っている受験生と知らない受験生では、文章の理解度に大きな差が生まれます。意味がわからない言葉が多い文章は、どれだけ読解技術があっても内容が頭に入ってきません。

また、「江戸時代の身分制度」「近代文学の背景」「環境問題の基礎知識」など、文章のテーマに関する背景知識があるかどうかでも、理解のスピードと深さが変わります。

点数の波が大きい受験生の場合、「知っているテーマの文章が出たときは高得点、知らないテーマのときは低得点」というパターンがよく見られます。これは語彙力と背景知識の問題です。

理由④|時間配分が崩れている

国語の模試の点数が安定しない原因として、時間配分の問題もあります。特に長い文章が2〜3題出る模試では、最初の文章に時間をかけすぎて後半の問題が雑になってしまうケースが多いです。

あるとき、私の塾で高校2年生のBくんが「国語だけ点数がバラバラ」と相談に来ました。答案を見てみると、大問1は丁寧に解けているのに大問3がほぼ白紙に近い状態でした。Bくんに聞くと「最後の文章が難しくて時間が足りなかった」とのこと。これは典型的な時間配分ミスです。

模試では各大問にかける時間の上限をあらかじめ決めておくこと、そして「完璧に解こうとしない」という割り切りも大切です。7割正解で次の問題へ進む勇気が、総合得点を安定させます。

理由⑤|復習の方法が間違っている

「模試を受けたら解き直しをしています」という受験生は多いです。しかし、その復習の内容を聞いてみると、「答えを確認して終わり」になっているケースが非常に多いです。

国語の模試の正しい復習とは、「なぜ自分はその答えを選んだのか」「正解はなぜ正解なのか(本文のどこに根拠があるか)」「間違えた選択肢のどこが誤りだったか」を言語化するプロセスです。

この復習をしなければ、次の模試でも同じ間違いを繰り返します。逆に、この復習を徹底すれば、自分の「フィーリング読み」のクセが浮き彫りになり、着実に改善できます。


翔先生の補足・現場からの声

ここからは、講師の翔先生に現場目線のアドバイスをもらいましょう。

翔先生:藤原先生が挙げた5つの理由、どれも本当にそのとおりで、実際の授業でも毎日のように見かけます。私からは特に「復習の質」について、もう少し具体的なアドバイスをしたいと思います。

私が指導している生徒に実践してもらっているのが、「模試の問題を3色ボールペンで分類する」という方法です。

  • 赤:解けたし、根拠も明確に言える問題
  • 青:正解したが、根拠が曖昧だった問題(ラッキー正解)
  • 黒:間違えた問題

点数が安定しない受験生の模試を見ると、「青」が非常に多いんです。たまたま正解しているから気づかないけれど、実は根拠がわかっていない。だから次の模試では同じタイプの問題を間違えてしまう。

「黒を減らす」だけでなく、「青を赤に変える」ことが点数安定の近道です。これを意識するだけで、復習の質がガラッと変わります。

翔先生:もうひとつ、現場でよく聞く保護者の方の悩みに「うちの子、国語の勉強の仕方がわからないと言っている」というものがあります。

国語の勉強法として私がおすすめしているのは、「音読+要約のセット練習」です。教科書や問題集の文章を声に出して読み、その後に「この文章を3行で要約すると?」と自分で書いてみる。これを週3回、10分ずつ続けるだけで、読解の基礎力が着実についてきます。

実際に、この練習を2ヶ月続けた中学2年生のCさんは、模試の国語の点数が平均20点以上アップしました。「文章を読むのが速くなったし、何が大事かわかるようになった」と本人も実感してくれています。


こんな場合はどうする?|ケース別アドバイス

ケース①|説明文は得意だが物語文が苦手

このタイプの受験生は、論理的な読み方はできているのに、登場人物の心情把握が苦手な場合が多いです。

解決策:物語文を読む際は、「登場人物の気持ちの変化」に注目してください。感情が変わる場面(何かが起きた場面・誰かと話した場面)に線を引きながら読む習慣をつけましょう。「〇〇な出来事→登場人物はどう感じた?→言動はどう変わった?」という3ステップで整理すると、心情問題の正答率が上がります。

ケース②|物語文は得意だが説明文が苦手

感覚的な読み方は得意でも、抽象的な概念や論理的な構造を読み取るのが苦手なタイプです。

解決策:説明文を読む際は、「接続詞」に注目してください。「しかし」「つまり」「なぜなら」「したがって」などの接続詞は、筆者の論理展開の道しるべです。接続詞の前後に線を引きながら読むと、文章の構造が見えてきます。特に「つまり」「要するに」の後ろは筆者の主張が凝縮されていることが多いので、要チェックです。

ケース③|漢字・語句問題は取れるが読解問題が不安定

知識問題は安定しているのに、読解問題に波があるタイプです。

解決策:このタイプは「読む力はある程度ある」ので、問題の解き方を整理することで大きく改善できます。特に記述問題では、「何を聞かれているか(問いの主語と述語を確認)」→「本文から根拠を探す」→「制限字数に収まるよう整理する」という3ステップを徹底してください。問いの意味をよく確認せずに書き始めてしまうことが、記述問題の失点につながっていることが多いです。

ケース④|模試によって文章との相性が影響している気がする

「今回は面白い文章だったから取れた」「今回は難しい文章だったから取れなかった」という感覚がある受験生です。

解決策:これはある意味正しい認識ですが、「面白い・難しい」の差を語彙力と背景知識で埋めることが重要です。普段から新聞のコラム(朝日新聞の「天声人語」など)を週2〜3回読む習慣をつけると、さまざまなテーマへの対応力がつきます。また、現代文単語帳(「ことばはちからダ!」など)を使って入試頻出語彙を覚えておくと、「知らない言葉で詰まる」ことが大幅に減ります。

ケース⑤|小学生・中学受験生で国語の点数が安定しない

中学受験生の場合、国語の点数の波は読書量と直結していることが多いです。

解決策:まず「精読」の習慣をつけましょう。速く読むよりも、「この段落は何が言いたいの?」と一段落ごとに立ち止まって確認しながら読む練習が効果的です。また、問題を解いた後に「答えの根拠を保護者に説明する」というアウトプット練習も非常に有効です。説明できれば本当に理解できている証拠、説明できなければまだ感覚で解いているサインです。


今日から実践!国語の模試の点数を安定させる5つのアクションステップ

最後に、今すぐ実践できるアクションをまとめます。

  1. 【模試直後】3色分類で復習する
    赤(根拠あり正解)・青(根拠なし正解)・黒(不正解)に分類し、青と黒を徹底分析する。
  2. 【毎日10分】音読+3行要約
    教科書や問題集の文章を音読し、3行で要約を書く練習を続ける。
  3. 【問題を解くとき】選択肢に根拠を書く
    選択肢を選ぶ際に、必ず本文の該当箇所の行番号を横に書く習慣をつける。
  4. 【週2〜3回】新聞コラムや入試頻出テーマの文章を読む
    語彙力と背景知識を広げ、「文章との相性」による点数の波をなくす。
  5. 【模試前】時間配分を決めておく
    各大問に何分かけるかを事前に決め、時間切れによる失点を防ぐ。

この5つを意識するだけで、国語の模試の点数は確実に安定してきます。一度にすべてやろうとせず、まず①と③から始めてみてください。


まとめ・日本国語塾トップのご紹介

今回は「国語の模試の点数が安定しない理由と解決策」について解説しました。

まとめると、国語の模試の点数が安定しない主な原因は以下の5つです。

  • ①「読む」と「解く」を分けていない
  • ②根拠のない選択をしている(フィーリング読み)
  • ③語彙力・背景知識が不足している
  • ④時間配分が崩れている
  • ⑤復習の方法が間違っている

そして解決策のポイントは、「再現性のある解き方」を身につけることです。国語は感覚の科目ではありません。論理的なプロセスで解ける科目です。そのプロセスを習得することで、どんな文章が出ても安定した点数が取れるようになります。

もし「自分だけでは改善できるか不安」「もっと具体的な指導を受けたい」という方は、ぜひ日本国語塾トップにご相談ください。藤原・翔先生をはじめとした講師陣が、お子さんの現状を丁寧に分析し、一人ひとりに合った国語の学習プランを提案します。

国語の模試の点数を安定させたい受験生・保護者の皆様、お待ちしています!


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