最終更新:2026年7月22日|藤原進之介の日本国語塾TOP 編集部
小論文は、書き始める前の5分でほぼ決まります。本文へ直接書き出すのではなく、問い、立場、理由、反対意見、結論を先に一行ずつ置けば、途中で論点がずれません。
この記事の結論
SNSは、学校での情報リテラシー教育と事業者の相談体制を条件に、学習と地域交流へ積極的に活用すべきだ。
書き始める前に押さえる手順
STEP1|問いを一文で言い換える
設問が求めているのが賛否、原因分析、資料解釈、課題解決のどれかを確認します。動詞に線を引き、答える範囲を狭めます。
STEP2|第1段落で立場を示す
背景説明を長くせず、「私は〜と考える。なぜなら〜だからだ」までを答案の最初に置きます。
STEP3|第2・第3段落で論証する
理由と具体例を示し、想定できる反対意見を認めたうえで、自分の主張がなお成り立つ条件を説明します。
STEP4|第4段落を提案で閉じる
序論を言い換えるだけで終わらず、誰が何をすべきか、実行条件まで示して着地します。
悪い書き方と改善例
改善前
SNSには良い面と悪い面があるので、使い方が大切だと思う。
改善後
SNSは、学校での情報リテラシー教育と事業者の相談体制を条件に、学習と地域交流へ積極的に活用すべきだ。
改善後の文は、立場、対象、条件、行動のいずれかが具体化されています。表現を難しくするより、採点者が一度で論旨をたどれることを優先してください。
今日の練習課題
「生成AIを学校教育で使うべきか」を題材に、立場・理由・反対意見・提案を各一文で書いてください。合計4文が、そのまま構成メモになります。
書いた後の5項目チェック
- 設問の動詞に答えているか
- 第1段落で立場が分かるか
- 理由と具体例の関係が明確か
- 反対意見または別の可能性を検討したか
- 結論が序論と矛盾していないか
基礎から全体像を確認したい方は、小論文の書き方入門・8週間ロードマップへ戻ってください。
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