「鶏口牛後」(けいこうぎゅうご)は、大きな集団の末端にいるより、小さくても頭になるほうがよいということ。
出典は『史記』蘇秦列伝ほかです。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | けいこうぎゅうご |
|---|---|
| 意味 | 大きな集団の末端にいるより、小さくても頭になるほうがよいということ。 |
| 出典 | 『史記』蘇秦列伝ほか |
| 類義語 | 寧為鶏口 |
| 対義語 | 長いものには巻かれろ |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 寧為鶏口、無為牛後
- 書き下し
- 寧ろ鶏口と為るとも、牛後と為る無かれ
- 現代語訳
- むしろ鶏のくちばしとなっても、牛の尻とはなるな。
由来になった話
遊説家の蘇秦が、秦に従おうとする韓の王を説得した言葉とされます。強国の末端に属するより、小国でも独立した長であるほうがよいと説き、六国が同盟して秦に対抗する策(合従)へ導きました。
読解のポイント
「寧ろ〜とも、〜無かれ」という比較・選択の句法が同時に問われます。「寧」は「むしろ」と読み、二つを比べて前者を選ぶ形をつくります。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 鶏口牛後を選んで独立した。
- 鶏口となるも牛後となるなかれ。
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よくある質問
「鶏口牛後」の出典は何ですか。
『史記』蘇秦列伝などです。蘇秦が韓の王を説得した言葉に由来します。
「寧」はどう読みますか。
「むしろ」と読みます。「寧ろA、B無かれ」で「BよりむしろA」を表します。
何のために語られたのですか。
六国が同盟して秦に対抗する「合従」の策へ導くための説得として語られました。
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