「五里霧中」(ごりむちゅう)は、方針や見通しが立たず、どうしてよいか分からない状態。
出典は『後漢書』張楷伝です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | ごりむちゅう |
|---|---|
| 意味 | 方針や見通しが立たず、どうしてよいか分からない状態。 |
| 出典 | 『後漢書』張楷伝 |
| 類義語 | 暗中模索/手探り |
| 対義語 | 明々白々 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 能作五里霧
- 書き下し
- 能く五里の霧を作る
- 現代語訳
- 五里四方に霧を起こすことができた。
由来になった話
後漢の張楷は道術を好み、五里四方に霧を起こすことができたという。その霧の中では方角が分からなくなることから、見通しの立たない状態を「五里霧中」と言うようになりました。
読解のポイント
「五里霧・中」で区切るのが本来です。「五里・霧中」ではありません。「五里にわたる霧の中」という成り立ちを押さえてください。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 原因が分からず五里霧中だ。
- 五里霧中の状態が続く。
関連ページ
- 「矛盾」の意味と出典
- 「四面楚歌」の意味と出典
- 「臥薪嘗胆」の意味と出典
- 「蛇足」の意味と出典
- 「漁夫の利」の意味と出典
- 故事成語 一覧(総合案内)
- 漢文の助字・虚詞 一覧
- 国語ドリル全52枚(無料・登録不要)
よくある質問
「五里霧中」の出典は何ですか。
『後漢書』張楷伝です。五里四方に霧を起こした張楷の話に由来します。
区切り方を教えてください。
「五里霧・中」と区切ります。「五里にわたる霧の中」という意味で、「五里・霧中」ではありません。
どんな状態を指しますか。
方針も見通しも立たず、どうしてよいか分からない状態を指します。
漢文の答案を見てもらえます
故事成語は意味を覚えるだけでは、記述で使えません。プロ講師が一対一で、書き下し文と現代語訳に赤を入れて指導します。
💬 数強塾グループ 公式LINEに登録しよう
情報I・数学・英語・国語に関する有益な情報発信や無料授業の告知をLINEで行っています。英検合格保証の英論会もこちら👇
プレゼント付き公式LINEを友だち追加