「百聞は一見に如かず」(ひゃくぶんはいっけんにしかず)は、何度も聞くより、一度自分の目で見るほうが確かだということ。
出典は『漢書』趙充国伝です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | ひゃくぶんはいっけんにしかず |
|---|---|
| 意味 | 何度も聞くより、一度自分の目で見るほうが確かだということ。 |
| 出典 | 『漢書』趙充国伝 |
| 類義語 | 実地/現場主義 |
| 対義語 | 机上の空論 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 百聞不如一見
- 書き下し
- 百聞は一見に如かず
- 現代語訳
- 百回聞くことは、一度見ることに及ばない。
由来になった話
前漢の趙充国は、羌族討伐の方策を宣帝に問われたとき、「百聞は一見に如かず。軍のことは遠くから測りがたいので、現地へ行って状況を見たうえで方策を申し上げたい」と答えたという。
読解のポイント
「如かず」は「及ばない」という比較の否定です。「A不如B」で「AはBに及ばない」=「Bのほうがよい」となる句法で、頻出です。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 百聞は一見に如かず、現地を見てきた。
- 実物を見ないと分からない。
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よくある質問
「百聞は一見に如かず」の出典は何ですか。
『漢書』趙充国伝です。趙充国が宣帝に答えた言葉に由来します。
「如かず」はどういう意味ですか。
「及ばない」という意味です。「A不如B」で「AはBに及ばない」=Bのほうがよい、を表します。
どんな場面で語られたのですか。
軍事の方策を問われた趙充国が、現地を見てから答えたいと述べた場面です。
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