大学受験・自己採点
結論:採点を「必要要素」「論理関係」「日本語表現」に分けると、次に直す一点が見えるようになります。
記述答案は、模範解答と語句が違うだけで誤答とは限りません。反対に、重要語を並べただけでは関係が伝わらず得点しにくくなります。本稿は書き方の総論とは分けて、自分の120字答案を修正する採点手順に特化します。
第1段階:必要要素を数える
設問の要求を動詞で確認し、傍線部の言い換え、理由、対比対象、結論など必要な意味要素を箇条書きにします。自分の答案に含まれる要素へ印を付けます。
模範解答の表現をそのまま基準にせず、同じ意味を自分の語で表せているかを見ます。
第2段階:要素間の関係を見る
「なぜなら」「一方で」「その結果」などを補ってみて、因果・対比・条件が正しくつながるか確認します。要素は合っていても、接続が逆なら説明全体が変わります。
主語が途中で変わる場合は、誰の認識・行為かを明示します。
第3段階:表現を整える
指示語の参照先、重複表現、述語との対応、一文の長さを点検します。内容の採点と表現の推敲を同時にすると原因が分からなくなるため、最後に行います。
120字ぴったりを目標にするより、必要要素が明確に収まる範囲で過不足を調整します。実際の設問条件は年度ごとに公式問題で確認してください。
復習は答案を二度書く
一度目は資料を見て修正し、二度目は翌日に何も見ず書き直します。再現できなければ、模範解答を理解しただけで、自分の手順にはなっていません。
採点メモには「不足要素1」「関係ミス1」のように原因を短く記録します。
PRACTICE
このページの実践チェック
- 設問の要求を動詞で言い換える
- 必要要素を最大4つに分ける
- 因果・対比・条件を線で結ぶ
- 翌日に資料なしで再答案する
FAQ
よくある質問
模範解答と表現が違えば不正解ですか?
同じ必要要素と関係を明確に表せていれば、表現が一致する必要はありません。学校や指導者の採点も併用してください。
自己採点で最初に見る項目は何ですか?
表現の美しさより先に、設問が求める必要要素が入っているかを確認します。
120字は必ず一文で書きますか?
設問の指定に従います。指定がなければ、関係が明確になる文構造を優先します。
SOURCES
出典・確認資料
本文は次の公的資料・学術文献を確認して編集しています。入試制度や出題内容は変わるため、受験時には各大学・学校の最新情報も確認してください。
最終内容確認:2026年7月27日/藤原進之介監修・日本国語塾TOP編集部
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