大学受験現代文で成績が安定しない受験生の多くは、「感覚で解いている」ことに気づいていません。この記事では、感覚で解く生徒と根拠から解く生徒の思考プロセスの違いと、感覚から根拠へ切り替える三ヶ月の手順を解説します。
感覚で解くと、模試の成績が「取れる日」と「取れない日」で乱高下する
大学受験現代文で成績が安定しない受験生の多くは、「感覚で解いている」ことに気づいていません。得意な文章では8割取れるが、苦手なジャンルでは3割しか取れない——この乱高下は、読解力そのものではなく「その日の気分」で成績が決まっているサインです。
感覚で解く生徒の思考プロセス
感覚で解く生徒の思考プロセスを言語化すると、次のようになります。
- 本文を一度通読する(要点は把握しない)
- 設問を読む
- 選択肢を眺める
- 「なんとなく正しそう」なものを選ぶ
- 答え合わせ
この手順には、本文の該当箇所を根拠にするステップが含まれていません。
根拠から解く生徒の思考プロセス
- 本文を通読し、話題と筆者の主張を把握する
- 設問を読み、何が問われているかを特定する
- 設問に答える根拠が書かれた本文の段落を特定する
- 選択肢を見る前に、本文の該当箇所を自分の言葉で要約する
- 選択肢を一つずつ、本文の該当箇所と照合する
- 本文と矛盾する選択肢を消去する
- 残った選択肢が本文の根拠と過不足なく一致するかを最終確認する
感覚から根拠に切り替える三ヶ月
感覚で解いていた生徒が、根拠から解けるようになるまでには、通常3ヶ月程度かかります。この間、担任講師が「なぜその選択肢を選んだか」「本文のどこを根拠にしたか」を毎問確認します。
修正の途中で、一時的に解答時間が長くなり、成績も下がる可能性があります。しかし、根拠から解く読み方が定着すれば、初見のジャンルでも安定して得点できるようになります。
共通テスト・私大・国公立二次のいずれでも通用する
根拠から解く手順は、共通テスト・私大・国公立二次のいずれでも通用します。むしろ、記述問題の多い国公立二次では、根拠から解く読み方が必須です。
詳細は高校生向けオンライン国語塾ページおよび国語の指導法ページをご覧ください。
本文の根拠から解く読み方は、独自教材「毎日の国語」で毎日一問ずつ鍛えられます。無料の体験相談で、お子さまの現在の読み方と課題を担任講師が拝見します。
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