「推敲」(すいこう)は、文章の字句を何度も練り直すこと。
出典は『唐詩紀事』ほか(賈島の逸話)です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | すいこう |
|---|---|
| 意味 | 文章の字句を何度も練り直すこと。 |
| 出典 | 『唐詩紀事』ほか(賈島の逸話) |
| 類義語 | 彫琢/字句を練る |
| 対義語 | 書きっぱなし |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 僧推月下門
- 書き下し
- 僧は推す月下の門
- 現代語訳
- 僧が月明かりのもとで門を押す。
由来になった話
唐の詩人・賈島が「僧推月下門」の「推す(おす)」を「敲く(たたく)」にすべきか迷い、考え込んだまま韓愈の行列にぶつかった。事情を聞いた韓愈は「敲」がよいと助言したという。この逸話から、字句を練ることを「推敲」と呼ぶようになりました。
読解のポイント
「推」と「敲」のどちらを選ぶかで迷ったという成り立ちが要点です。「推す」は静かに押し開ける、「敲く」は音を立てて叩く。音の有無が情景を変えます。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 原稿を何度も推敲する。
- 推敲を重ねて完成させた。
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よくある質問
「推敲」の由来は何ですか。
唐の詩人・賈島が詩句の「推す」と「敲く」で迷い、韓愈に助言を受けた逸話に由来します。
なぜ「敲」がよいとされたのですか。
静かな月夜に音が加わることで情景が引き立つため、と説明されます。
どんな場面で使いますか。
文章の言葉を何度も選び直し、練り上げる作業を指すときに使います。
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