「鼓腹撃壌」(こふくげきじょう)は、民衆が満ち足りて、平和な世を楽しんでいること。
出典は『十八史略』ほか(堯の治世の逸話)です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | こふくげきじょう |
|---|---|
| 意味 | 民衆が満ち足りて、平和な世を楽しんでいること。 |
| 出典 | 『十八史略』ほか(堯の治世の逸話) |
| 類義語 | 太平/堯舜の治 |
| 対義語 | 塗炭の苦しみ |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 鼓腹撃壌
- 書き下し
- 腹を鼓し壌を撃つ
- 現代語訳
- 腹つづみを打ち、地面を踏み鳴らす。
由来になった話
堯が自らの政治の善し悪しを確かめようと町に出ると、老人が腹つづみを打ち、地面を踏み鳴らしながら歌っていた。「日が出れば働き、日が沈めば休む。帝の力など私に何の関係があろうか」という歌で、政治を意識しないほど世が安定していることを示していました。
読解のポイント
「帝の力を意識しない」ことが理想の政治だという逆説が要点です。民が統治者の存在を感じないほど自然に治まっている状態を、最上の政治として描いています。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 鼓腹撃壌の世を目指す。
- 民が政治を意識しない平和。
関連ページ
- 「矛盾」の意味と出典
- 「四面楚歌」の意味と出典
- 「臥薪嘗胆」の意味と出典
- 「蛇足」の意味と出典
- 「漁夫の利」の意味と出典
- 故事成語 一覧(総合案内)
- 漢文の助字・虚詞 一覧
- 国語ドリル全52枚(無料・登録不要)
よくある質問
「鼓腹撃壌」の出典は何ですか。
『十八史略』などに見える、堯の治世の逸話に由来します。
老人は何と歌ったのですか。
「日が出れば働き、日が沈めば休む。帝の力など私に何の関係があろうか」という趣旨の歌です。
なぜそれが理想の政治なのですか。
民が統治者の存在を意識しないほど、世が自然に安定しているためです。
漢文の答案を見てもらえます
故事成語は意味を覚えるだけでは、記述で使えません。プロ講師が一対一で、書き下し文と現代語訳に赤を入れて指導します。
💬 数強塾グループ 公式LINEに登録しよう
情報I・数学・英語・国語に関する有益な情報発信や無料授業の告知をLINEで行っています。英検合格保証の英論会もこちら👇
プレゼント付き公式LINEを友だち追加