一二点 ―― 二字以上をはさんで返る返り点
一二点は二字以上をはさんで返るときに使う返り点です。「一」の付いた字まで読み進めてから、「二」の付いた字へ返ります。さらに返る必要があれば「三」まで使います。
一二点 の一覧
| 項目 | 働き | 例(白文) | 読み方 |
|---|---|---|---|
| 基本形 | 一→二の順に返る | 読二漢文一 | 漢文を読む |
| 三まで使う | はさむ範囲が広いとき | 有三読二漢文一者 | 漢文を読む者 |
| 一レ点 | レ点と組み合わせた形 | 不レ知二其故一 | 其の故を知らず |
項目別の解説
例文はすべてこのページ用に作成したものです。
基本形
- 働き
- 一→二の順に返る
- 例
- 読二漢文一 → 漢文を読む
- ポイント
- 「漢文」を読んでから「読」へ返る。
三まで使う
- 働き
- はさむ範囲が広いとき
- 例
- 有三読二漢文一者 → 漢文を読む者
- ポイント
- 内側の一二を処理してから三へ返る。
一レ点
- 働き
- レ点と組み合わせた形
- 例
- 不レ知二其故一 → 其の故を知らず
- ポイント
- 一二点で返ったあと、レ点でさらに返る。
間違えやすい点
| 一二点 と 上中下点 | 一二点をはさんでさらに返るときに上中下点を使う。一二点の外側に置かれる。 |
|---|---|
| 番号の順序 | 必ず一→二→三の順に読む。数字が大きいほど後に読む。 |
入試ではどう問われるか
返り点を付けさせる設問で、レ点で足りるか一二点が必要かの判断が問われます。はさむ字数を数えるだけで確実に判別できます。
本ページは漢文訓読法の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
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よくある質問
一二点はどんなときに使いますか。
二字以上をはさんで返るときに使います。1字だけならレ点です。
「三」まで使うことはありますか。
あります。はさむ範囲が広い場合は三まで使います。
読む順序を教えてください。
一の付いた字まで読んでから、二の付いた字へ返ります。
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