2027年度共通テスト試験日まで
時間
Picture of 藤原 進之介

藤原 進之介

株式会社数強塾 代表取締役。数強塾グループ(日本数学塾・日本英語塾・日本国語塾・英論会)創設者。現役時代に数学で挫折し浪人を経て「なぜそうなるか」を徹底追求する指導哲学を確立。一生の役に立つ勉強を全国にオンライン展開。

漢文の否定語の返り方|不・無・非の返り点

Facebook
Twitter

否定語の返り方 ―― 不・無・非の返り点

否定語はすべて返読文字で、必ず下の語を読んでから返ります。二重否定になると返り方が複雑になるため、内側から順に処理することが重要です。

否定語の返り方 の一覧

項目 働き 例(白文) 読み方
単純な否定 下の動詞を読んでから返る 不ㇾ知 知らず
目的語がある否定 目的語まで読んでから返る 不レ知二其故一 其の故を知らず
二重否定 内側から順に返る 不ㇾ可ㇾ不ㇾ学 学ばざるべからず
無不 〜しないものはない 無レ不ㇾ知 知らざる無し

項目別の解説

例文はすべてこのページ用に作成したものです。

単純な否定

働き
下の動詞を読んでから返る
不ㇾ知知らず
ポイント
レ点で1字返る。

目的語がある否定

働き
目的語まで読んでから返る
不レ知二其故一其の故を知らず
ポイント
一二点とレ点を併用する。

二重否定

働き
内側から順に返る
不ㇾ可ㇾ不ㇾ学学ばざるべからず
ポイント
「学」→「不」→「可」→「不」の順。

無不

働き
〜しないものはない
無レ不ㇾ知知らざる無し
ポイント
強い肯定になる。

間違えやすい点

二重否定の処理 一番下から順に返る。上から処理すると順序が崩れる。
意味の反転 否定が二つ重なると強い肯定になる。「不可不学」=必ず学ばなければならない。

入試ではどう問われるか

二重否定の書き下しと訳が最頻出です。「学ばざるべからず」を「学んではいけない」と訳すのは、否定を一つしか処理していない典型的な誤りです。

本ページは漢文訓読法の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。

関連ページ

よくある質問

否定語は返読文字ですか。

はい。不・無・非・莫などはすべて返読文字で、下から返って読みます。

二重否定はどう読みますか。

一番下から順に返ります。「不可不学」なら「学」→「不」→「可」→「不」の順です。

二重否定の意味は。

否定が二つ重なると強い肯定になります。「不可不学」は「必ず学ばねばならない」です。

書き下し文の答案を見てもらえます

漢文は、意味が取れていても送り仮名と返り点で減点されます。プロ講師が一対一で赤を入れ、書き直しまで指導します。

無料相談・体験授業を申し込む

💬 数強塾グループ 公式LINEに登録しよう

情報I・数学・英語・国語に関する有益な情報発信や無料授業の告知をLINEで行っています。英検合格保証の英論会もこちら👇

プレゼント付き公式LINEを友だち追加

こちらの記事もどうぞ!

LINEで無料情報を受け取る

オンライン授業の受講方法が分からない。
初めてで不安である、という方も気軽にご連絡ください。