「上善は水の若し」(じょうぜんはみずのごとし)は、最高の善は水のようなものだということ。争わず低い所にとどまる徳。
出典は『老子』第八章です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | じょうぜんはみずのごとし |
|---|---|
| 意味 | 最高の善は水のようなものだということ。争わず低い所にとどまる徳。 |
| 出典 | 『老子』第八章 |
| 類義語 | 無為自然/柔弱謙下 |
| 対義語 | 剛強/争い |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 上善若水、水善利万物而不争
- 書き下し
- 上善は水の若し、水は善く万物を利して争はず
- 現代語訳
- 最高の善は水のようだ。水はよく万物に恵みを与えながら、争わない。
由来になった話
老子の思想を象徴する言葉です。水は柔らかく形を変え、低い場所に流れ、万物を潤しながら争わない。この在り方を最高の徳としました。
読解のポイント
「若し」は「ごとシ」と読み、比況を表します。「上善」は最高の善。続く「衆人の悪む所に処る」まで含めて、低い所にとどまる点が要点です。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 上善は水の若し、争わず与える。
- 水のような生き方。
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よくある質問
この言葉の出典は何ですか。
『老子』第八章です。
「若し」はどう読みますか。
「ごとシ」と読み、「〜のようだ」という比況を表します。
なぜ水が最高の善なのですか。
万物を潤しながら争わず、人が嫌う低い場所にとどまるからです。
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