「天の時は地の利に如かず」(てんのときはちのりにしかず)は、好機よりも地の利、地の利よりも人の和が大切だということ。
出典は『孟子』公孫丑下です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | てんのときはちのりにしかず |
|---|---|
| 意味 | 好機よりも地の利、地の利よりも人の和が大切だということ。 |
| 出典 | 『孟子』公孫丑下 |
| 類義語 | 人和/団結 |
| 対義語 | 内輪もめ |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 天時不如地利、地利不如人和
- 書き下し
- 天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず
- 現代語訳
- 好機は地の利に及ばず、地の利は人々の団結に及ばない。
由来になった話
孟子が戦争の勝敗を例に、人の和の重要性を説いた言葉です。天の時(好機)<地の利(地形の有利さ)<人の和(人心の団結)という序列を示しています。
読解のポイント
「如かず」は「及ばない」で、「A不如B」の形からBのほうが上になります。天の時<地の利<人の和という三段の序列が要点です。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 天の時は地の利に如かず、まず結束だ。
- 人の和が最も大切だ。
関連ページ
- 「矛盾」の意味と出典
- 「四面楚歌」の意味と出典
- 「臥薪嘗胆」の意味と出典
- 「蛇足」の意味と出典
- 「漁夫の利」の意味と出典
- 故事成語 一覧(総合案内)
- 漢文の助字・虚詞 一覧
- 国語ドリル全52枚(無料・登録不要)
よくある質問
この言葉の出典は何ですか。
『孟子』公孫丑下です。
どんな序列を示していますか。
天の時<地の利<人の和の順で、人の和が最も重要とされます。
「如かず」はどう訳しますか。
「及ばない」です。「A不如B」でBのほうがすぐれています。
漢文の答案を見てもらえます
故事成語は意味を覚えるだけでは、記述で使えません。プロ講師が一対一で、書き下し文と現代語訳に赤を入れて指導します。
💬 数強塾グループ 公式LINEに登録しよう
情報I・数学・英語・国語に関する有益な情報発信や無料授業の告知をLINEで行っています。英検合格保証の英論会もこちら👇
プレゼント付き公式LINEを友だち追加