「呑舟の魚」(どんしゅうのうお)は、舟を丸のみするほどの大魚。転じて、並外れた大人物。
出典は『荘子』庚桑楚ほかです。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | どんしゅうのうお |
|---|---|
| 意味 | 舟を丸のみするほどの大魚。転じて、並外れた大人物。 |
| 出典 | 『荘子』庚桑楚ほか |
| 類義語 | 大人物/傑物 |
| 対義語 | 小人物 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 呑舟之魚、蕩而失水
- 書き下し
- 呑舟の魚、蕩ひて水を失へば
- 現代語訳
- 舟を呑むほどの大魚も、はぐれて水を失えば。
由来になった話
舟を丸のみするほどの大魚も、水から離れてしまえば、小さな蟻にさえ苦しめられる、という文脈で語られます。大人物も、その力を発揮できる場を失えば無力になる、という意味を含みます。
読解のポイント
大きさを称えるだけの語ではありません。本来は「場を失えば大人物も無力になる」という文脈で語られており、そこまで含めて説明できると解釈問題に強くなります。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 呑舟の魚というべき人物だ。
- 呑舟の魚も水を失えば。
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よくある質問
「呑舟の魚」の出典は何ですか。
『荘子』庚桑楚などです。
どういう意味ですか。
舟を丸のみするほどの大魚、転じて並外れた大人物を指します。
本来の文脈は何ですか。
大魚も水を失えば蟻に苦しめられる、という文脈です。場を失えば大人物も無力になることを表します。
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