「鼎の軽重を問う」(かなえのけいちょうをとう)は、地位にある人の実力を疑い、その立場を奪おうとすること。
出典は『春秋左氏伝』宣公三年です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | かなえのけいちょうをとう |
|---|---|
| 意味 | 地位にある人の実力を疑い、その立場を奪おうとすること。 |
| 出典 | 『春秋左氏伝』宣公三年 |
| 類義語 | 実力を疑う/地位を狙う |
| 対義語 | 信任 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 問鼎之大小軽重
- 書き下し
- 鼎の大小軽重を問ふ
- 現代語訳
- 鼎の大きさや重さを尋ねる。
由来になった話
楚の荘王が周の王室の使者に対し、王権の象徴である九鼎の大きさと重さを尋ねた。使者は「徳にあるのであって鼎にあるのではない」と答えて退けたという。鼎を問うことは、王位を奪う意志を示す行為でした。
読解のポイント
「鼎」は王権の象徴である点を押さえてください。単に重さを尋ねたのではなく、王位を狙う意思表示だったという背景が要点です。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 新体制の鼎の軽重を問う声が上がった。
- 経営陣の鼎の軽重が問われている。
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よくある質問
「鼎の軽重を問う」の出典は何ですか。
『春秋左氏伝』宣公三年です。楚の荘王が周の鼎について尋ねた話に由来します。
なぜ鼎を問うことが問題なのですか。
鼎は王権の象徴だったためです。その重さを尋ねるのは、王位を奪う意思を示す行為でした。
現代ではどう使いますか。
地位にある人の実力を疑い、その立場を問い直すという意味で使います。
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