「邯鄲の夢」(かんたんのゆめ)は、人生の栄華がはかないものであることのたとえ。
出典は『枕中記』(沈既済)です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | かんたんのゆめ |
|---|---|
| 意味 | 人生の栄華がはかないものであることのたとえ。 |
| 出典 | 『枕中記』(沈既済) |
| 類義語 | 一炊の夢/盧生の夢/南柯の夢 |
| 対義語 | 堅実 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 黄粱未熟
- 書き下し
- 黄粱未だ熟せず
- 現代語訳
- 黄色い粟がまだ炊き上がっていない。
由来になった話
盧生という青年が邯鄲の宿で、道士から枕を借りて眠った。夢の中で立身出世し、栄華を極めて五十年を過ごしたが、目覚めてみると、宿の主人が炊いていた黄色い粟がまだ炊き上がっていなかった。
読解のポイント
「一炊の夢」「盧生の夢」も同じ故事を指します。「黄粱」が炊き上がる短い時間に一生分の夢を見た、という時間の対比が要点です。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 栄華は邯鄲の夢にすぎない。
- 邯鄲の夢のような一生だった。
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よくある質問
「邯鄲の夢」の出典は何ですか。
唐の沈既済が書いた『枕中記』です。邯鄲の宿での盧生の夢に由来します。
「一炊の夢」と同じですか。
同じ故事を指します。「盧生の夢」「黄粱一炊の夢」とも呼ばれます。
何を表す言葉ですか。
人生の栄華がはかなく短いものであることを表します。
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