「刮目して相待つ」(かつもくしてあいまつ)は、目をこすってよく見るほど、人の成長を認めて見直すこと。
出典は『三国志』呉書・呂蒙伝の注です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | かつもくしてあいまつ |
|---|---|
| 意味 | 目をこすってよく見るほど、人の成長を認めて見直すこと。 |
| 出典 | 『三国志』呉書・呂蒙伝の注 |
| 類義語 | 士別三日/日進月歩 |
| 対義語 | 旧態依然 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 士別三日、即更刮目相待
- 書き下し
- 士別れて三日なれば、即ち更に刮目して相待つべし
- 現代語訳
- 立派な男子は三日会わなければ、目をこすってよく見るべきだ。
由来になった話
呉の呂蒙は武勇一辺倒だったが、孫権に勧められて学問に励んだ。久しぶりに会った魯粛が学識の深さに驚くと、呂蒙は「男子たる者、三日会わなければ見直すべきだ」と答えたという。
読解のポイント
「刮」は「けずる・こする」の意味です。「呉下の阿蒙にあらず」(もはや昔の呂蒙ではない)という言葉も同じ場面から出ています。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 刮目して相待つべき成長ぶりだ。
- 刮目に値する。
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よくある質問
「刮目して相待つ」の出典は何ですか。
『三国志』呉書・呂蒙伝の注です。呂蒙と魯粛のやりとりに由来します。
「呉下の阿蒙」とは何ですか。
同じ場面の言葉で、「昔の学問のない呂蒙」を指します。「呉下の阿蒙にあらず」で成長を表します。
「刮」はどういう意味ですか。
「けずる・こする」という意味です。目をこすってよく見る、という動作を表します。
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