「虎穴に入らずんば虎子を得ず」(こけつにいらずんばこじをえず)は、危険を冒さなければ、大きな成果は得られないということ。
出典は『後漢書』班超伝です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | こけつにいらずんばこじをえず |
|---|---|
| 意味 | 危険を冒さなければ、大きな成果は得られないということ。 |
| 出典 | 『後漢書』班超伝 |
| 類義語 | 危険を冒す/大胆 |
| 対義語 | 石橋を叩いて渡る |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 不入虎穴、不得虎子
- 書き下し
- 虎穴に入らずんば、虎子を得ず
- 現代語訳
- 虎の住む穴に入らなければ、虎の子を手に入れることはできない。
由来になった話
後漢の班超が西域に使者として赴いたとき、匈奴の使者が現れて情勢が危うくなった。班超は部下に「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と告げ、夜襲をかけて匈奴の使者を討ち、任務を果たしたという。
読解のポイント
「ずんば」は「〜なければ」という仮定条件です。「不入虎穴」の否定を受けた仮定形で、書き下し文の設問で狙われます。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず、挑戦を決めた。
- リスクなくして成果なし。
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よくある質問
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の出典は何ですか。
『後漢書』班超伝です。西域での班超の言葉に由来します。
「ずんば」はどういう形ですか。
否定を受けた仮定条件で、「〜しなければ」という意味を表します。
どんな場面で使いますか。
危険や困難を避けていては大きな成果は得られない、と述べるときに使います。
漢文の答案を見てもらえます
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