「君子は器ならず」(くんしはきならず)は、すぐれた人物は一つの用途に限られた道具のようではない、ということ。
出典は『論語』為政です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | くんしはきならず |
|---|---|
| 意味 | すぐれた人物は一つの用途に限られた道具のようではない、ということ。 |
| 出典 | 『論語』為政 |
| 類義語 | 博学/教養 |
| 対義語 | 専門に閉じこもる |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 君子不器
- 書き下し
- 君子は器ならず
- 現代語訳
- 君子は一つの用途の器ではない。
由来になった話
「器」は特定の用途しかもたない道具のこと。君子は一芸に限定されず、幅広く応用のきく存在であるべきだ、という教えです。専門性の否定ではなく、視野の限定を戒める言葉として読まれます。
読解のポイント
「器」を「才能」と訳すと意味がずれます。「器」は一つの用途しかない道具のこと。専門技能を否定しているのではなく、視野が一方向に限られることを戒めています。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 君子は器ならず、専門に閉じこもらない。
- 一芸に偏らない教養。
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よくある質問
「君子は器ならず」の出典は何ですか。
『論語』為政篇です。
「器」とは何を指しますか。
特定の用途しかもたない道具のことです。才能という意味ではありません。
専門性を否定しているのですか。
していません。視野が一つの方向に限定されることを戒めた言葉と読まれます。
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