「三軍も帥を奪ふべし」(さんぐんもすいをうばうべし)は、大軍の総帥を奪うことはできても、一人の志を変えることはできないということ。
出典は『論語』子罕です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | さんぐんもすいをうばうべし |
|---|---|
| 意味 | 大軍の総帥を奪うことはできても、一人の志を変えることはできないということ。 |
| 出典 | 『論語』子罕 |
| 類義語 | 志操堅固/不屈 |
| 対義語 | 変節 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 三軍可奪帥也、匹夫不可奪志也
- 書き下し
- 三軍も帥を奪ふべきなり、匹夫も志を奪ふべからざるなり
- 現代語訳
- 大軍の総帥は奪うことができるが、一人の男の志を奪うことはできない。
由来になった話
「三軍」は大軍、「匹夫」は身分のない一人の男を指します。軍事力で総帥を奪うことはできても、一個人の意志を外から変えることはできない、という対比です。
読解のポイント
「可」と「不可」の対比が要点です。「奪ふべし(できる)」と「奪ふべからず(できない)」を正確に読み分けられるかが問われます。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 三軍も帥を奪ふべし、志は奪えない。
- 意志の強さは力では変えられない。
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よくある質問
この言葉の出典は何ですか。
『論語』子罕篇です。
「匹夫」とは何ですか。
身分のない一人の男のことです。「三軍」(大軍)との対比になっています。
「可」と「不可」の対比は何を表しますか。
軍事力で総帥は奪えるが、個人の志は外から変えられない、という対比です。
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