「民を貴しと為す」(たみをたっとしとなす)は、国において最も重んじるべきは民衆であるということ。
出典は『孟子』尽心下です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | たみをたっとしとなす |
|---|---|
| 意味 | 国において最も重んじるべきは民衆であるということ。 |
| 出典 | 『孟子』尽心下 |
| 類義語 | 民本主義/仁政 |
| 対義語 | 君主専制 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 民為貴、社稷次之、君為軽
- 書き下し
- 民を貴しと為し、社稷之に次ぎ、君を軽しと為す
- 現代語訳
- 民衆が最も貴く、国家の祭壇がそれに次ぎ、君主は軽い。
由来になった話
孟子の民本思想を最も端的に示した言葉です。民衆・国家・君主の順に価値を置き、君主を最も軽いものとした点が当時としては大胆な主張でした。
読解のポイント
「社稷」は土地神と穀物神で、転じて国家を指します。民>社稷>君という序列が要点で、この順序を答えさせる設問が定番です。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 民を貴しと為す、民本主義の原点。
- 国民が第一だ。
関連ページ
- 「矛盾」の意味と出典
- 「四面楚歌」の意味と出典
- 「臥薪嘗胆」の意味と出典
- 「蛇足」の意味と出典
- 「漁夫の利」の意味と出典
- 故事成語 一覧(総合案内)
- 漢文の助字・虚詞 一覧
- 国語ドリル全52枚(無料・登録不要)
よくある質問
この言葉の出典は何ですか。
『孟子』尽心下です。
「社稷」とは何ですか。
土地神と穀物神のことで、転じて国家を指します。
どんな序列を示していますか。
民>社稷(国家)>君主の順で、民衆を最も重んじています。
漢文の答案を見てもらえます
故事成語は意味を覚えるだけでは、記述で使えません。プロ講師が一対一で、書き下し文と現代語訳に赤を入れて指導します。
💬 数強塾グループ 公式LINEに登録しよう
情報I・数学・英語・国語に関する有益な情報発信や無料授業の告知をLINEで行っています。英検合格保証の英論会もこちら👇
プレゼント付き公式LINEを友だち追加