漢文の語順 ―― 日本語と何が違うのか
漢文の語順は「主語 → 述語 → 目的語」で、日本語の「主語 → 目的語 → 述語」とは述語と目的語の位置が逆です。この差を埋めるために返り点が必要になります。
漢文の語順 の一覧
| 項目 | 働き | 例(白文) | 読み方 |
|---|---|---|---|
| 基本の語順 | 主語→述語→目的語 | 我読書 | 我書を読む |
| 修飾語の位置 | 修飾語は被修飾語の前 | 先王之道 | 先王の道 |
| 否定語の位置 | 否定語は動詞の前 | 不知 | 知らず |
| 前置詞の位置 | 前置詞は名詞の前 | 於山 | 山に |
項目別の解説
例文はすべてこのページ用に作成したものです。
基本の語順
- 働き
- 主語→述語→目的語
- 例
- 我読書 → 我書を読む
- ポイント
- 「読」と「書」が逆になる。
修飾語の位置
- 働き
- 修飾語は被修飾語の前
- 例
- 先王之道 → 先王の道
- ポイント
- この点は日本語と同じ。
否定語の位置
- 働き
- 否定語は動詞の前
- 例
- 不知 → 知らず
- ポイント
- 日本語では文末になる。
前置詞の位置
- 働き
- 前置詞は名詞の前
- 例
- 於山 → 山に
- ポイント
- 日本語の助詞は名詞の後ろ。
間違えやすい点
| 逆になる部分 | 述語と目的語、否定語と動詞、前置詞と名詞。ここに返り点が必要になる。 |
|---|---|
| 同じ部分 | 修飾語が前に来る点は日本語と同じ。返り点は不要。 |
入試ではどう問われるか
語順の違いを理解していると、返り点が必要な位置を自分で予測できるようになります。白文を読む力の土台になる知識です。
本ページは漢文訓読法の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
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よくある質問
漢文と日本語の語順はどう違いますか。
漢文は「主語→述語→目的語」、日本語は「主語→目的語→述語」です。述語と目的語の位置が逆になります。
なぜ返り点が必要なのですか。
この語順の違いを埋めて、日本語として読めるようにするためです。
語順が同じ部分はありますか。
修飾語が被修飾語の前に来る点は日本語と同じです。
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