物語文の心情問題を、「登場人物の気持ちが分からない」と言って諦めていませんか。心情は、本文の中に必ず根拠が書かれています。この記事では、根拠を追う四つの手順を解説します。
手順①:登場人物の関係性を最初に整理する
家族構成・親友・対立する人物・年齢差など、登場人物同士の関係性を最初に整理します。関係性が分かれば、心情の変化の意味も見えてきます。
手順②:心情を示す表現を本文から抜き出す
本文には心情を示す表現が必ず書かれています。次の四種類に注目します。
- 表情:目を伏せた、頬を赤らめた、口元を歪めた
- 仕草:拳を握った、後ずさりした、俯いた
- セリフ:直接的な感情表現、皮肉、沈黙
- 情景描写:曇り空、雨、日差し、風の描写
特に情景描写は、登場人物の心情を暗喩的に示すことが多くあります。
手順③:心情変化のきっかけを特定する
心情が変化する場合、必ずその直前に「きっかけ」となる出来事や言動があります。
- 変化前の心情を本文の言葉で特定する
- 変化後の心情を本文の言葉で特定する
- 変化前後の間に何が起きたかを本文から抜き出す
手順④:本文の言葉で答案を組み立てる
心情を説明するときは、本文の言葉で書きます。「悲しかった」ではなく、本文が「涙が頬を伝った」と書いていれば、それを根拠にして「悲しみで涙を流した」と書きます。詳細は
をご覧ください。
中学受験から大学入試まで応用可能
この手順は、中学受験の物語文から、大学入試の文学的文章まで応用できます。読み方の土台さえ作れれば、文章の難易度が上がっても対応できます。
本文の根拠から解く読み方は、独自教材「毎日の国語」で毎日一問ずつ鍛えられます。体験相談ではお子さまの現在の解き方を担任講師が拝見し、学習プランをご提案します。
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