「之を知る者は之を好む者に如かず」(これをしるものはこれをこのむものにしかず)は、知っているだけの者より、好んで取り組む者のほうが上だということ。
出典は『論語』雍也です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | これをしるものはこれをこのむものにしかず |
|---|---|
| 意味 | 知っているだけの者より、好んで取り組む者のほうが上だということ。 |
| 出典 | 『論語』雍也 |
| 類義語 | 好きこそ物の上手なれ |
| 対義語 | 義務感だけの学習 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 知之者不如好之者、好之者不如楽之者
- 書き下し
- 之を知る者は之を好む者に如かず、之を好む者は之を楽しむ者に如かず
- 現代語訳
- 知っている者は好む者に及ばない。好む者は楽しむ者に及ばない。
由来になった話
学びの段階を三つに分けた言葉です。知る → 好む → 楽しむ、の順に深まっていくとし、最も高い段階は「楽しむ」ことだと述べています。
読解のポイント
「不如」は「〜に及ばない」という比較の否定です。「A不如B」でBのほうが上になります。「莫如(最上級)」と混同しないでください。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 之を知る者は之を好む者に如かず、まず楽しむこと。
- 知識より愛好、愛好より熟達。
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よくある質問
この言葉の出典は何ですか。
『論語』雍也篇です。
「不如」はどう訳しますか。
「〜に及ばない」です。「A不如B」でBのほうがすぐれていることを表します。
三つの段階とは何ですか。
「知る」「好む」「楽しむ」の三段階で、楽しむのが最も高い段階です。
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