「髀肉の嘆」(ひにくのたん)は、実力を発揮する機会がないまま、時間が過ぎることを嘆くこと。
出典は『三国志』蜀書・先主伝の注です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | ひにくのたん |
|---|---|
| 意味 | 実力を発揮する機会がないまま、時間が過ぎることを嘆くこと。 |
| 出典 | 『三国志』蜀書・先主伝の注 |
| 類義語 | 不遇/飼い殺し |
| 対義語 | 水を得た魚 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 髀裏肉生
- 書き下し
- 髀裏に肉生ず
- 現代語訳
- ももの内側に肉がついてしまった。
由来になった話
劉備が荊州に身を寄せていた頃、久しぶりに自分のももを見ると肉がついていた。馬に乗る機会がなかったためである。何も成し遂げないまま年月が過ぎたことを嘆いたという話です。
読解のポイント
「髀」はもものことです。馬に乗らないとももの肉が落ちない、つまり戦場に出ていないことの証拠として描かれています。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 髀肉の嘆をかこつ。
- 髀肉の嘆に耐えない。
関連ページ
- 「矛盾」の意味と出典
- 「四面楚歌」の意味と出典
- 「臥薪嘗胆」の意味と出典
- 「蛇足」の意味と出典
- 「漁夫の利」の意味と出典
- 故事成語 一覧(総合案内)
- 漢文の助字・虚詞 一覧
- 国語ドリル全52枚(無料・登録不要)
よくある質問
「髀肉の嘆」の出典は何ですか。
『三国志』蜀書・先主伝の注です。劉備の嘆きに由来します。
「髀」とは何ですか。
ももの部分を指します。
なぜ肉がついたのですか。
馬に乗る機会がなかったためです。戦場に出ていないことの証拠でした。
漢文の答案を見てもらえます
故事成語は意味を覚えるだけでは、記述で使えません。プロ講師が一対一で、書き下し文と現代語訳に赤を入れて指導します。
💬 数強塾グループ 公式LINEに登録しよう
情報I・数学・英語・国語に関する有益な情報発信や無料授業の告知をLINEで行っています。英検合格保証の英論会もこちら👇
プレゼント付き公式LINEを友だち追加