「鶏鳴狗盗」(けいめいくとう)は、つまらない技能しかない者。また、その技能が思わぬところで役に立つこと。
出典は『史記』孟嘗君列伝です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | けいめいくとう |
|---|---|
| 意味 | つまらない技能しかない者。また、その技能が思わぬところで役に立つこと。 |
| 出典 | 『史記』孟嘗君列伝 |
| 類義語 | つまらない特技/意外な役立ち |
| 対義語 | 大才 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 鶏鳴狗盗
- 書き下し
- 鶏鳴狗盗
- 現代語訳
- 鶏の鳴きまねと、犬のように盗みをする者。
由来になった話
孟嘗君が秦から脱出する際、犬のまねをして盗みに入る者が狐白裘を盗み出し、鶏の鳴きまねをする者が夜明けを偽って関所を開けさせた。この二人の技能によって孟嘗君は難を逃れたという話です。
読解のポイント
二つの評価がある語です。「つまらない技能しかない者」という軽蔑と、「どんな技能も役に立つことがある」という肯定の両方で使われます。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 鶏鳴狗盗の徒。
- 鶏鳴狗盗の技が役に立った。
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よくある質問
「鶏鳴狗盗」の出典は何ですか。
『史記』孟嘗君列伝です。孟嘗君が秦から脱出した話に由来します。
どんな技能だったのですか。
犬のまねをして盗みに入る技と、鶏の鳴きまねをする技です。
よい意味ですか、悪い意味ですか。
両方で使われます。つまらない技能への軽蔑と、意外な役立ちへの肯定の両面があります。
漢文の答案を見てもらえます
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