「学びて思はざれば則ち罔し」(まなびておもわざればすなわちくらし)は、学ぶだけで自分で考えなければ、身につかないということ。
出典は『論語』為政です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | まなびておもわざればすなわちくらし |
|---|---|
| 意味 | 学ぶだけで自分で考えなければ、身につかないということ。 |
| 出典 | 『論語』為政 |
| 類義語 | 思考と学習の両立 |
| 対義語 | 受け身の学習/独断 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 学而不思則罔、思而不学則殆
- 書き下し
- 学びて思はざれば則ち罔し、思ひて学ばざれば則ち殆し
- 現代語訳
- 学んでも自分で考えなければ身につかない。考えても学ばなければ危うい。
由来になった話
学ぶことと考えることの両方が必要だと説いた一節です。「罔(くらし)」は暗くてはっきりしないこと、「殆(あやうし)」は独断に陥る危険を指します。
読解のポイント
「罔」と「殆」の違いが要点です。「罔」は身につかない状態、「殆」は独断に陥る危険。対句になっており、「則」が条件を受ける形も同時に問われます。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 学びて思はざれば則ち罔し、考える時間を取る。
- インプットだけでは身につかない。
関連ページ
- 「矛盾」の意味と出典
- 「四面楚歌」の意味と出典
- 「臥薪嘗胆」の意味と出典
- 「蛇足」の意味と出典
- 「漁夫の利」の意味と出典
- 故事成語 一覧(総合案内)
- 漢文の助字・虚詞 一覧
- 国語ドリル全52枚(無料・登録不要)
よくある質問
この言葉の出典は何ですか。
『論語』為政篇です。
「罔」と「殆」はどう違いますか。
「罔」は暗くて身につかない状態、「殆」は独断に陥る危うさを表します。
「則」の働きは何ですか。
条件を受けて帰結を示します。「〜すれば、そのときは」という形です。
漢文の答案を見てもらえます
故事成語は意味を覚えるだけでは、記述で使えません。プロ講師が一対一で、書き下し文と現代語訳に赤を入れて指導します。
💬 数強塾グループ 公式LINEに登録しよう
情報I・数学・英語・国語に関する有益な情報発信や無料授業の告知をLINEで行っています。英検合格保証の英論会もこちら👇
プレゼント付き公式LINEを友だち追加