「木鶏」(もっけい)は、他に動じない、修養を極めた境地のたとえ。
出典は『荘子』達生です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | もっけい |
|---|---|
| 意味 | 他に動じない、修養を極めた境地のたとえ。 |
| 出典 | 『荘子』達生 |
| 類義語 | 泰然自若/不動心 |
| 対義語 | 浮足立つ |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 望之似木鶏矣
- 書き下し
- 之を望むに木鶏に似たり
- 現代語訳
- 遠くから見ると、木彫りの鶏のようだ。
由来になった話
闘鶏を育てる名人が、王に進捗を問われるたび「まだです」と答えた。四十日後、「もう仕上がりました。他の鶏が鳴いても動じません。遠くから見ると木彫りの鶏のようです」と答えたという話です。
読解のポイント
「木彫りの鶏のように動じない」のが最高の境地だという逆説です。強さを誇示しないことが真の強さである、という荘子らしい発想が要点になります。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 木鶏の境地に至る。
- まだ木鶏たりえず。
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よくある質問
「木鶏」の出典は何ですか。
『荘子』達生篇です。闘鶏を育てる名人の話に由来します。
なぜ木の鶏がよいのですか。
他の鶏が鳴いても動じない、完全に落ち着いた状態を表しているためです。
どんな意味で使いますか。
修養を極め、何事にも動じない境地を指して使います。
漢文の答案を見てもらえます
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